清荒神から売布神社、梅咲く中山寺へ歩く(その2)

売布神社 龍 ○参拝レポート
この記事は約8分で読めます。

清荒神から売布神社、梅咲く中山寺へ歩く(その2)

市杵島姫神社 一ノ鳥居

電車で宝塚にある清荒神清澄寺に参拝して楽しんだのですが、これからパワースポットで有名な売布神社と西国三十三所の中山寺まで歩こうと思います。

中山寺まで3キロ弱なので、歩いて40分くらいかなと思っています。
歩ける距離なのですが、初めての道なので迷うかも知れません。

自信がないですが、頑張って行きましょう!

レッツゴー!です。

〜 前回 〜

清荒神から売布神社、梅咲く中山寺へ歩く(その1)
清荒神から売布神社、梅咲く中山寺へ歩く(その1) 2月に入り、少しずつ暖かくなって来ました。 全国で梅が咲いたと言う知らせもチラチラ聞きます。 今年はコロナの自粛の為に、初詣が遅れていましたので、2月も下旬になった今でもまだ正月気分です。 ...

売布神社へGo

清荒神清澄寺 参道 案内図

清荒神清澄寺でゆっくりしたい所ですが、次の売布神社に向かいます。
来た道を戻って、この地図の「あずまや」で左に曲がります。

下り坂なので楽々です。

清荒神 売布神社 参詣道

右に「あずまや」があって、中山寺の方向と同じなので、ここを左に曲がります。

売布神社 中山寺 参詣道

高架道路があるのですが、あっているのか分からないので、通りすがりの方に聞きました。
高架道路をくぐると良いそうです。

行きます。

売布神社 参詣道

神社らしい雰囲気です。
看板に売布神社の文字があります。
あっています。

ここを左手に登っていけば良いのですね。

- スポンサーリンク -

売布神社

売布神社 鳥居

ポツンと石の鳥居がありました。
ちゃんと一礼して鳥居をくぐります。

売布神社 梅の花

参道に梅の花が咲いていました。
五分咲きくらいですが、綺麗です。
神社で見る梅はひときわ美しく見えます。

売布神社 参道

神社らしい雰囲気になって来ました。
灯籠が並ぶ参道の向こうに石段が見えます。
あの石段の上が、多分、売布神社でしょう。

売布神社 参道 石段

注連柱しめばしらの向こうに長い石段が続いています。
だんだんと清らかな空気に包まれて来ました。

売布神社 石段

長い石段。
ずっと歩いて来た僕には厳しかったです。
そもそも運動不足かも知れませんが・・。

- スポンサーリンク -

売布神社 拝殿

石段を登り切ると、目の前に拝殿がありました。
歴史を感じさせる銅板葺の社殿です。

売布神社 狛犬 売布神社 狛犬

狛犬さんは、昔ながらの感じがします。
ずっと神さまを守って来たのですね。

拝殿で手を合わせて、今日参拝出来た事に感謝しました。

売布神社は1400年前の創建で、下照姫神したてるひめ大国主神の姫君)です。
下照姫神は住民が飢えと寒さで困窮しているのを見て、稲を植え 麻を紡ぎ 布を織ることを教えました。その後、里人は豊かな生活を送るようになりました。
現在では、衣・食・財の守護神としてまた恋愛 結婚成就の神さまとして、崇敬されています。

売布神社 豊玉神社

社殿の右側に、豊玉神社があり、豊玉毘古大神豊玉毘賣大神が祀られています。

売布神社 龍

龍王大神さまですね。
かっこいいです。

パワースポットとして有名だそうです。

売布神社 稲荷神社

右手には稲荷神社があり、稲荷大神が祀られています

売布神社 厳島神社

社殿の左側に厳島神社があり、市杵島比売命が祀られています。

売布神社は、駅名になるくらいの神社なのですが、物凄く普通の神社に見えます。
でも、縁結びのパワースポットしても有名だそうです。

- スポンサーリンク -

売布神社の由緒

○ 当地に来られた下照姫神したてるひめのみことが人が飢えと寒さで困窮しているのを見て、稲を植え、麻を紡ぎ、布を織ることを教えました。そのお陰で豊かになった里人が下照姫神を祀りました。

創建は610年と伝わっています。

○ 天稚彦神あめわかひこ下照姫神の夫婦神です。

○ 末社の豊玉神社には龍神大王が祀られていて、パワースポットとして知られています。

売布神社の御朱印

売布神社 御朱印

売布神社への行き方(アクセス・地図)

電車

  1. 阪急「売布神社駅」から徒歩12分

自動車

  1. 中国自動車道「宝塚IC」から8分

売布神社の駐車場

なし

売布神社の所在地・連絡先

- スポンサーリンク -

中山寺へGo 〜 巡礼街道 〜

巡礼街道 売布神社 中山寺

これから中山寺へ向かいます。

巡礼街道 売布神社 中山寺

清荒神から歩いていていて、とても歩きやすい道なのですが、この道に名前がありました。
巡礼街道
と呼ぶようです。

巡礼街道」は勝尾寺まで続く巡礼道で、西国三十三所の第二十三番勝尾寺から第二十五番清荒神まで巡礼する為の道です。
西国三十三所を再興した花山法皇が創設したと伝えられています。
- スポンサーリンク -

市杵島姫神社

市杵島姫神社 一ノ鳥居

巡礼街道を歩いていると、道沿いに神社がありました。
市杵島姫神社いちきしまひめじんじゃと言います。

この辺りは住宅街のなのですが、神社の鎮守の森が安心感を与えてくれます。

中山寺へ行く途中ですが、折角ですので少し参拝しました。

市杵島姫神社 拝殿

市杵島姫神社 狛犬 市杵島姫神社 狛犬

拝殿が入ってすぐにあります。
狛犬さんは、とても歴史を感じます。

市杵島姫神社 拝殿 本殿

小さな神社なのですが、とても綺麗に整備されていて、何処かの屋敷の庭園にいるような雰囲気があります。

市杵島姫神社

神職の方が常駐していないようで、御朱印はセルフで取るようになっていました。

御朱印の初穂料は自分で賽銭箱の入れます。
人を信じているのですね。
きちんと初穂料を賽銭箱に入れました。

市杵島姫神社 末社

本殿の左奥に小さな社があります。

市杵島姫神社 夫婦杉
市杵島姫神社 夫婦杉

本殿の右に同じ根から生えた2本の杉「夫婦杉」があり、夫婦ともに長生きする意味があります。

市杵島姫神社 由緒

この市杵島姫神社は、太古の昔から江戸時代末期まで中山寺にあり、弁財天を祀るお堂でした。明治の神仏分離で、ここに神社として移され、この地域の氏神となりました。

神社の御神体は弁財天さまです。

この神社のすぐ山手に中山寺の梅林があります。

- スポンサーリンク -

市杵島姫神社の由緒

○ 市杵島姫神社いちきしまひめじんじゃは、聖徳太子が建立した中山寺弁財天として祀られていましたが、明治維新の神仏分離政策により、現在の地に氏神として鎮座します。

市杵島姫神は、天照大御神と素戔嗚尊の宇気比うけい(誓約)の神話により生まれた海上守護の宗像三女神むなかたさんじょしんの一人です。

巡礼街道に面していて、中山寺の梅林のすぐそば。中山寺の奥の院への通り道にあります。

市杵島姫神社の御朱印

市杵島姫神社 御朱印

市杵島姫神社の拝観料

無料

市杵島姫神社への行き方(アクセス・地図)

電車

  1. 阪急「市杵島姫神社駅」から徒歩12分

自動車

  1. 中国自動車道「宝塚IC」から8分

市杵島姫神社の駐車場

無料あり(乗用車 2台)

市杵島姫神社の所在地・連絡先

所在地 〒665-0861 宝塚市中山寺2-11-21
電話番号 0797-72-6329 (宝塚神社)
- スポンサーリンク -

続きへ 次は中山寺

清荒神から売布神社、市杵島姫神社を参拝して、随分歩いて疲れたような気がしますが、残りは一つ、中山寺です。

中山寺は好きな寺の一つです。

元気を出して、参拝したいと思います。

〜 続き 〜

清荒神から売布神社、梅咲く中山寺へ歩く(その3 )
清荒神から売布神社、梅咲く中山寺へ歩く(その3) 宝塚にある清荒神から売布神社、市杵島姫神社と随分と歩きました。 疲れたなあ〜なんて思うのですが、あとは西国三十三所の中核である中山寺を残すのみです。 青い五重塔のある美しい大きな寺で、好きな...

合わせて読みたい

基本情報

蓬莱山 清荒神清澄寺(兵庫県宝塚市)
蓬莱山 清荒神清澄寺(兵庫県宝塚市)の基本情報 清荒神清澄寺きよしこうじんせいちょうじの基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、アクセス)です。 清荒神清澄寺の本尊 大日如来だいにちにょらい(重要文化財) 大日如来は宇宙の真理...
売布神社(兵庫県宝塚市)
売布神社(兵庫県宝塚市)の基本情報 売布神社めふじんじゃの基本情報(御祭神、御利益、霊場、由緒、境内、御朱印、アクセス)です。 売布神社の御祭神 主祭神 下照姫神したてるひめのみこと 配 神 天稚彦神あめわかひこ 売布神社の御利益 恋愛成就...
市杵島姫神社(兵庫県宝塚市)
市杵島姫神社(兵庫県宝塚市)の基本情報 市杵島姫神社いちきしまひめじんじゃの基本情報(御祭神、御利益、霊場、由緒、境内、御朱印、アクセス)です。 市杵島姫神社の御祭神 主祭神 市杵島姫命いちきしまひめのみこと 配祀神 天照大神 熊野大神 天...
紫雲山 中山寺(兵庫県宝塚市)
紫雲山 中山寺(兵庫県宝塚市)の基本情報 中山寺なかやまでらの基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、アクセス)です。 中山寺の本尊 十一面観世音菩薩じゅういちめんかんぜおんぼさつ(重要文化財) 観世音菩薩は、観音の名を唱えて...

2021年

(令和3年)岸和田七宮詣を行く!梅咲く土生神社で満願、ついでに岸和田城と岸城神社も
(令和3年)岸和田七宮詣を行く!梅咲く土生神社で満願、ついでに岸和田城と岸城神社も 1月11日に満願の予定でしたが、僕がノロノロしていた為に土生神社に着いたのは夕方5時。 その為に御朱印は貰えずに満願になりませんでした。 情けない話です。 ...

2020年

【2020年 レポート】秀吉さまの大阪城と豊国神社、そして梅林を楽しむ
【2020年 レポート】秀吉さまの大阪城と豊国神社、そして梅林を楽しむ 大阪城公園に向かう 梅の季節になり、是非梅を観たいと大阪城公園に向かいました。 地下鉄「天満橋」から大阪城に向かうと、ビジネスマンの人々とすれ違います。 道を登って行く...
なにわ七幸めぐりを行く!梅咲く大阪天満宮へと猿まわしとウサギ
なにわ七幸めぐりを行く!梅咲く大阪天満宮と猿まわしとウサギ なにわ七幸めぐりとは 『なにわ七幸めぐり』とは、大阪を代表する神社・仏閣を訪れて七つの御利益を授かろうと言う巡礼です。 ・住吉大社 (厄除祈願) ・今宮戎神社 (商売繁盛) ・四天...

西国三十三所 参拝レポート

2020年

西国三十三所を行く!三室戸寺から醍醐寺へ、そして下鴨神社で丸い月を観る🌕(その1)
西国三十三所を行く!三室戸寺から醍醐寺へ、そして下鴨神社で丸い月を観る🌕(その1) 序文 今日は令和2年10月1日は、旧暦の8月15日で中秋の名月です。 是非、下鴨神社で名月を楽しみたいと思い、住吉大社にお詣りした後、京都の三室戸寺、醍醐寺...
西国三十三所を行く!三室戸寺から醍醐寺へ、そして下鴨神社で丸い月を観る🌕(その2)
西国三十三所を行く!三室戸寺から醍醐寺へ、そして下鴨神社で丸い月を観る🌕(その2) 序文 今日は令和2年10月1日は、旧暦の8月15日で中秋の名月です。 是非、下鴨神社で名月を楽しみたいと思い、住吉大社にお詣りした後、京都の三室戸寺、醍醐寺...
西国三十三所を行く!三室戸寺から醍醐寺へ、そして下鴨神社で丸い月を観る🌕(その3)
西国三十三所を行く!三室戸寺から醍醐寺へ、そして下鴨神社で丸い月を観る🌕(その3) 序文 今日は令和2年10月1日は、旧暦の8月15日で中秋の名月です。 是非、下鴨神社で名月を楽しみたいと思い、住吉大社にお詣りした後、京都の三室戸寺、醍醐寺...
西国三十三所を行く!一乗寺から圓教寺へ、そして姫路護国神社と姫路城も(その1)
西国三十三所を行く!一乗寺から圓教寺へ、そして姫路護国神社と姫路城も(その1) 西国三十三所の一条寺と円教寺に参拝します。 姫路の街から二つをまわれるので、セットで廻ります。 あまり寝てなくて、小さなハプニング。 一乗寺では、可愛い猫さんが...
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その1)
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その1) 奈良の南部にある壺阪寺と岡寺。西国三十三所に参拝する時はセットで廻ります。 まずは壺阪寺。 エキゾチックな雰囲気の本尊の十一面千手観世音菩薩、伝説の澤市とお里の像、大きな大観音菩薩像。 壺阪寺は...
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その2)
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その2) 奈良の南部にある壺阪寺と岡寺に参拝します。 (その1)の続きです。 朝から壺阪寺に参拝し、「天竺渡来大石像めぐり」しながら、禮堂、八角円堂で本尊の十一面千手観音菩薩さまに手を合わせました。 これ...
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その3)
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その3) ああ、楽しかった〜楽しかった〜 楽しかった壺阪寺をあとにして、岡寺へ向かいます。 壺阪寺でゆっくりとしていたので、急いで岡寺に向かわなければなりません。 急ぎましょう! 〜 前回 〜 西国三十三...
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その4)
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その4) 楽しかった壺阪寺をあとにして、電車とバスを乗り継ぎ、とうとう岡寺に到着しました。 岡寺の本尊が楽しみです。 この本尊の前に座ると気持ちがスッキリするのです。 せっかく明日香に来たので、時間があれ...

2019年

西国三十三所を行く!第五番 満開!フジの花咲く葛井寺
西国三十三所、第五番 葛井寺にお参りしました。葛井寺は、その名の通り、フジが有名なので、フジの咲く頃にお参りする夢が叶いました。境内中、フジが咲き乱れ、観光客でいっぱいでした。お参りできて良かったです。
西国三十三所第三番 粉河寺 令和元年5月3日
西国三十三所の第三番、粉河寺を参拝しました。粉河駅から10分ほど歩くと着きます。広い境内に参拝客が途絶えません。粉川産土神社が隣に境内にあります。神社では、孔雀が飼われています。美しいですよ。猫もいます。
西国三十三所を行く!第四番 施福寺へ
西国三十三所第四番施福寺にお参りしました。山道は険しかったのですが、本堂にある方違観音、馬頭観音は一度は見たいものです。
西国三十三所を行く!不動明王護摩供養と総持寺
四天王寺・不動明王護摩供養と西国三十三所の総持寺に行きました。よくお参りするのですが、あいにくの雨です
西国三十三所を行く!善峯寺と穴太寺へ (その1)
寒い中でしたが禊は気持ちよかったです。また、善峯寺は広くたっぷりとお詣りする事が出来ました。穴太寺は亀岡にあり、日本の故郷のような場所にあるので気持ちが落ち着きます。
西国三十三所を行く!善峯寺と穴太寺へ (その2)
西国三十三所の善峯寺と穴太寺へお詣りしました。 穴太寺は亀岡にあり、日本の故郷のような場所にあるので気持ちが落ち着きます。 布団に入った釈迦如来さまや古木の梅、美しい日本庭園が有名です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました