西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その4)

岡寺 山門 仁王門参拝レポート
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西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その4)

岡寺 本堂

楽しかった壺阪寺をあとにして、電車とバスを乗り継ぎ、とうとう岡寺に到着しました。

岡寺の本尊が楽しみです。
この本尊の前に座ると気持ちがスッキリするのです。

せっかく明日香に来たので、時間があれば、どこか遺跡を廻りたいですね。

さあ〜行きましょう!

〜 前回 〜

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岡寺

岡寺 受付

到着で〜す!
もう3時。壺阪寺でゆっくりしたので、随分と遅くなりました。

左手に受付があるので、拝観料を払って、入ります。

山門(仁王門)

岡寺 山門 仁王門

出迎えてくれるのが、この仁王門です。
国の重要文化財になっているのだけあって、立派です。

屋根に目を向けると見えるのですが、四隅上にはそれぞれ阿獅子・吽獅子・龍・虎があり大変珍しい形態となっています。

疫病退散『鍾馗 悪疫悉除祈祷札』

岡寺 疫病退散『鍾馗 悪疫悉除祈祷札』

山門の所に看板があります。
刀を持った強そうな男が描かれています。

鐘馗と呼ばれる中国に伝わる道教系の神様です。日本では平安末期から信仰され、図像を飾ることで疫病除け・魔除けの効果があるとされています。

今コロナが流行っていますが、岡寺は、「日本最初の厄除けのお寺」として何か出来ないかと思い、『悪疫悉除祈祷札』を復刻して、3月下旬より皆様に無料にて授与しています。

流石、岡寺です。
厄除の寺として最も有名で、奈良にお参りする時に良いお寺はどこかありませんか?と尋ねると、必ず出てくるのが、この岡寺です。

ただ・・
僕は、よく読んでいなくて、祈祷札を貰うのを忘れてしまいました・・😭
説明書きはしっかりと読まなければいけません・・。

悪い見本です。
皆さん、気を付けて下さい。

岡寺 境内

気を取り直して行きましょう!

岡寺 境内 石段 さつき

奥に階段があるので、登ると本堂があります。
樹齢500年のさつきがあります。

開山堂

岡寺 開山堂

石段を登って直ぐ左手に開山堂があります。
隣に本堂があって、通り過ぎてしまいそうになりましたが、きちんとお参りしました。

岡寺 開山堂

中をのぞくと、美しい阿弥陀三尊が祀られていました。
ぜひ、見た方が良いと思います。

鐘楼堂

岡寺 鐘楼

本堂の手前に、鐘楼堂があり、鐘をつくことが出来ます。
岡寺のような大きな寺の鐘をつけるのは、とても嬉しいです。

鐘を鳴らすと、美しい落ち着いた音がしました。
厄除けの鐘として親しまれています。

ぜひ鐘をついて下さい。

本堂

岡寺 本堂

境内でひときわ目立つ建物が本堂です。
大きいのですが、安心感を与えてくれます。

さて、お参りしましょう。

本堂の手前で、ロウソクと線香をお供えしました。

ここからでも、本尊の如意輪観世音菩薩さまを見えるのですが、靴を抜いて中に入り、もう少し近くで見ることが出来ます。

中に入りました。
如意輪観世音菩薩さまは、艶やかな姿をしている場合が多いのですが、岡寺の如意輪観世音菩薩さまは、白く、ふくよかで安定した感じがします。

近くで見ると、迫力があり、頼もしい感じがしました。
ぜひ近くで見て下さい。

般若心経と観音経、御詠歌、御真言を上げて、少し観音さまと話をしました。
岡寺は、厄除で有名な寺なので、悪い厄を落としてくれていると信じたいです。

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龍蓋池

岡寺 龍蓋池

本堂を出て直ぐに池があるのですが、その前にある白い大きな石板の方が目立つでしょう。
一体なんなんだろう、と思うでしょうね。
僕も最初思いました。

岡寺 龍蓋池

岡寺の正式名称は龍蓋寺りゅうがいじと言うのですが、その言われとなった龍蓋池りゅうがいいけです。

昔、一匹の龍が暴れて村人を困らせていました。
そこで村人は義淵ぎえんと言う僧に相談すると、義淵は村人に小さな池を造らせ、龍を呼び寄せました。龍は「よい寝床を造ってもらった」と喜び、池の中に入ったのです。すると、義淵は「もう二度と出てきて暴れるのではないぞ」と、法力で龍を封じ込め、石で蓋をしまいした。龍は改心して良い龍となり、今もこの池に眠っているそうです。この池を龍蓋池りゅうがいいけと名付け、のち建てられた寺は龍蓋寺りゅうがいじと名付けられました。

 

奥の院へ

岡寺 奥の院 参拝道

鳥居が見えるでしょうか?
本堂から奥に道があり、奥の院まで続いています。

岡寺まで来たら、ぜひ奥の院まで足を伸ばしましょう。

稲荷明神社(如意稲荷社)

岡寺 奥の院

小径をずっと歩くと、突き当たりに、赤い鳥居の小さな祠があります。
これが、鎮守の稲荷明神社です。
写真では隠れていますが、狐さんもいます。

軽く手を合わせて、お参り出来た喜びを伝えました。

奥の院の石窟堂 弥勒の窟

岡寺 奥の院 石窟堂 弥勒の窟

稲荷明神社の右手に祠があるのです。
奥の院まで歩いてくると、この祠が気になると思います。

岡寺 奥の院 石窟堂 弥勒の窟

この石窟の奥に弥勒菩薩さまがいるです。
かがんで入らなければいけないほどの小さな石窟が、勇気を出して入りましょう!

岡寺 奥の院 石窟 弥勒の窟

ほ〜ら、美しい弥勒菩薩さまが見えるでしょう!
穏やかな顔をされています。

近くで手を合わせました。
気持ちがスッとしました。

ここに来る価値があるのです。

怖がりの僕でも入れたので、皆さん、大丈夫ですよ!
ぜひ中に入って下さい。

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しゃくなげの道から三重宝塔へ

岡寺 しゃくなげの道

奥の院の横から小径が伸びていて、本堂近くにある三重塔・大師堂まで抜ける事ができます。
シャクナゲの道とも呼ばれ、シャクナゲが綺麗に咲くそうです。一度見てみたいです。

岡寺 境内

岡寺 境内

岡寺 境内 本堂

小径から本堂が見下ろせます。
これも岡寺の楽しみの一つです。

三重宝塔

岡寺 三重塔

坂の下、岡本寺の近くから見えた三重宝塔です。
やっと近くまで来れました。

美しいです。

昔あった三重宝塔は、室町時代1472年に大風で倒壊してしまうのですが、ずっと再建されずにいました。それが、弘法大師千百五十年御遠忌を契機に、昭和61年に実に514年ぶりに再建されました。

大師堂

岡寺 大師堂

三重宝塔から更にくだった所に、どっしりと建てられているのが、この大師堂です。

岡寺で目をみはるのが、この大師堂かも知れません。

大きな修行大師さまと小さな稚児大師さまがいらっしゃるのです。
珍しいのではないかと思います。

稚児大師さまはお子さんが身体健全を祈りながら撫で、修行大師さまは足腰の健全、身体健全などを祈りながら撫でられます。

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岡寺の基本情報

岡寺の本尊

如意輪観世音菩薩

岡寺の縁起

○ 岡寺は古く正式には『龍蓋寺りゅうがいじ』という寺名でありますが、この『龍蓋寺』という名は、飛鳥の地を荒らし農民を苦しめていた悪『龍』を、義淵僧正がその法力をもって池の中に封じ込め大きな石で『蓋』をし改心をさせたことからその名が付いたと伝わっています。『龍に蓋をする→龍蓋寺』というわけです。その後悪龍は改心し善龍となって今でも池に眠ると伝わっています。

image_3 (岡寺HPから)

○ その池は現在も『龍蓋池』として境内に存在し蓋である大きな要石を触ると雨が降るという言い伝えも残っており、昔には『龍蓋池』の前で請雨(雨乞い)の法要も行われたと伝わっております。
また悪龍の『厄難』を取り除き飛鳥を守った伝説は、現在まで脈々と続く岡寺の『やくよけ信仰』の始まりの所以の一つであるとも言われています。

○ 本尊は日本最大の塑像である如意輪観世音菩薩です。

○ 「日本最初のやくよけ霊場」となり、鎌倉時代にはすでにその信仰が広まっていました。

岡寺への行き方(アクセス・地図)

電車
  1. 近鉄「橿原神宮前駅」からバス18分「岡戎前」または「岡寺前」下車、徒歩12分
  2. 近鉄「飛鳥駅」からバス15分「島庄」または「岡寺前」下車、徒歩12分
自動車
  1. 南阪奈道路 葛城ICから30分
  2. 西名阪自動車道 郡山ICから35分
岡寺の駐車場

無料あり

但し、数が少ないので、出来るだけ近くの民営駐車場をご利用ください

岡寺の所在地・連絡先

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帰り道

酒船石が見たいのですが・・・

酒船石

せっかくきたので、と思い酒船石を見に行ったのですが、日が暮れてしまい、酒船石がどこかも分からなくて見れませんでした。

ゴメンなさい・・。
反省します・・。

飛鳥村

酒船石から「岡寺駅」まで歩きました。
明日香は、田園風景が沢山残っていて、美しいです。気分が落ち着きます。

飛鳥村 水路

水路が整備されていて美しいです。
この近くの人には見慣れた風景なのでしょうが、僕のように外から来た人間にとっては、感動する風景なのです。

明日香に来ると、昔、この近くで迷った記憶が蘇ります。
この辺は日が暮れると真っ暗になり、何も見えなくなるのです。どうしようもなく困って、通りかかった人に声を掛けて道を尋ねると、丁寧に道を案内してくれました。

奈良の方はとても素晴らしいと思います。

亀石

飛鳥村 亀石

明日香に来て見たかったのが、この亀石です。
長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mの巨大な亀の形をした石で、「亀石」と呼ばれています。

造られた理由はわかっていないのですが、条里の境界を示すと言う説や碑の台石の未完成品とする説などがあります。

飛鳥村 亀石

伝説によると、亀は北向きから東向き、さらに現在の南西へと向きを変えており、亀が当麻の方向である西を向いたとき、大和国一帯が泥の海に沈むと言われています。

この伝説が本当かどうか、頭から離れないのです。

この巨大な石が動くのを想像してしまうのです。
亀石がのしのしと歩いて、川に水を飲みに行ったり、ウサギさんと競争したり・・・。

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まん丸お月さま

明日香村 月

日が沈んでから、ずっと、まん丸お月さまが夜空に輝いています。
そう、今日は満月なのです。

明日香の夜は、美しいです。

岡寺駅

岡寺駅

やっと岡寺駅に到着しました。
よく歩きました。

皆さんもお疲れ様です。

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