蓬莱山 清荒神清澄寺(兵庫県宝塚市)の基本情報
清荒神清澄寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
清荒神清澄寺の本尊
大日如来(重要文化財)
大日如来は宇宙の真理を現し、宇宙そのもので、釈迦如来をはじめ全ての仏は大日如来の化身。特に不動明王は大日如来の教令輪身と呼ばれる化身。如来には珍しく宝石を身に付けている。
清荒神清澄寺の宗派
真言三宝宗
清荒神清澄寺の開基
開山 静観僧正
増命(843~927)のことで天台宗の僧侶。円仁から天台学、円珍から密教を学び、園城寺を経て第十代天台座主となる。「宇治拾遺物語」に登場する。
開基 宇多天皇(勅願)
第59代天皇。菅原道真を側近として親政を行い、遣唐使を中止するなどをした。譲位をして出家し、日本で初めての法皇となった。仁和寺で真言宗の阿闍梨となる。
清荒神清澄寺の御利益
清荒神清澄寺の霊場
- 真言宗十八本山 第3番
- 摂津国八十八箇所 第72番
- 神仏霊場巡拝の道 第79番
- 役行者霊蹟札所
- 西国七福神(布袋尊)
清荒神清澄寺の縁起
○ 平安時代896年に、宇多天皇が勅願寺として、静観僧正により、旧清と呼ばれる山の尾根に大伽藍を造立させ清澄寺としました。鎮守の神様として、西の谷(現在地)に三宝荒神社も建立させました。
宇多天皇は、仁和寺を創建された事でも知られます。
江戸時代に清澄寺本堂が旧清から現在地に移築されました。
○ 荒神信仰と真言三宝宗の神仏習合から、「清荒神清澄寺」の名前で知られ、多くの参拝者からは、親しみを込めて「荒神さん」と呼ばれています。
○ 荒神様がお姿を現されたと伝えられる「荒神影向の榊」があります。この霊験の報告を受けた宇多天皇は、大変感銘され、「日本第一清荒神」の称号を下賜されました。
○ 三宝荒神は、不浄や災難を除去する神とされることから、昔から火と竈の神として信仰されています。
境内の様子
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清荒神清澄寺の御朱印
(順に、神仏霊場巡拝の道、真言宗十八本山、西国七福神)
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清荒神清澄寺の拝観時間
拝観時間 5:00 ~ 21:00(12月31日 21時~ 1月3日は除く)
清荒神清澄寺の入山料
○ 入山料 無料
清荒神清澄寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- 阪急「清荒神駅」から徒歩20分
- JRまたは阪急「宝塚駅」から定期路線バス(日曜日・祝日のみ運行)
(片道)大人220円 / 小児110円 ※4月1日~9月30日は運休
・宝塚 → 清荒神清澄寺
09:35 10:35 11:35 12:35 14:35 15:35
・清荒神清澄寺 → 宝塚
10:05 11:05 12:05 14:05 15:05 16:05
自動車
- 中国自動車道「宝塚IC」から10分
清荒神清澄寺の駐車場
無料あり(380台)
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