西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その3)
ああ、楽しかった〜楽しかった〜
楽しかった壺阪寺をあとにして、岡寺へ向かいます。
壺阪寺でゆっくりとしていたので、急いで岡寺に向かわなければなりません。
急ぎましょう!
〜 前回 〜
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その2)
岡寺へGO
壺阪山駅
楽しかったのですが、4時間も壺阪寺にいました。随分と長居をしてしまいましたね。
急いでバスに乗り、近鉄「壺阪山駅」へ。
バスはすぐに来ました。
壺阪山駅は、このように反対の乗り場へ渡るタイプです。
嬉しくて、真ん中からこんな写真を撮りました。
電車もすぐに来て調子が良いです。
飛鳥駅
飛鳥駅に到着。
観光案内所があるので、どのバスに乗れば良いのか教えてもらいました。
バスもすぐ発車です。
壺阪寺から、恐ろしいくらいスムーズに来れました。
これも観音さまのお陰でしょう。
鳥居
バス停で降りると直ぐに、石の鳥居があります。
鳥居があるのは、神仏習合の名残でしょうか?
ここを真っ直ぐに登って行くと、岡寺です。
岡寺は、その名の通り、丘の上にあります。
常谷寺
緩やかな登り道を歩いて行くと、右を見ると寺がありました。
常谷寺です。
法語があるのが見えて近寄りました。
きっと仏さまからの大切な言葉です。
散るも無心
花は嘆かず
今を生きる
上手くいけば「花が咲いた」と言って喜んでも、いつかは上手くいかなくなり「花が散った」と言って悲しむ。
今までずっとそんな繰り返しでした。
僕のような小者は落ち込んで、ずっとそのまま。
法語は、「花はただ今を生きているだけだ。だから、あなたも花のように、ただ今を生きれば良い」と言っているのだと思いました。
仏さまからの厳しいアドバイスだと思い、肝に銘じたいと思います。
仏さま、ありがとうございます。
帰ってから調べたのですが、坂村真民と言う仏教詩人が作った詩です。
明治時代1909年に生まれ、平成の2006年まで生きた最近の方で、一遍上人を敬愛し、午前零時に起床して夜明けに川のほとりで地球に祈りを捧げる生活を送られていたそうです。
坂村真民記念館も愛知県に作られています。
常谷寺の基本情報
常谷寺の本尊
阿弥陀如来
常谷寺の縁起
○ 建久二年(1191)三月に法然上人59歳の折、飛鳥の里を訪ねられ、現在当寺の存在する地で三日間滞在され、聖徳太子誕生所である橘寺にも参詣された。そして記念のために草庵を結び置かれたが、後世世俗がその大徳を仰ぎ慕って堂宇を建立した。その後慶長五年(1600)、寛永七年(1630)、文化十二年(1815)の再建を経る。
○ 清滝月輪寺に移る以前の円光大師(法然上人)25霊場の第18番霊場であったことを証す「月かげの歌」の扁額が当寺に残されている。
常谷寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- 近鉄「橿原神宮前駅」からバス18分「岡戎前」または「岡寺前」下車、徒歩5分
- 近鉄「飛鳥駅」からバス15分「島庄」または「岡寺前」下車、徒歩5分
自動車
- 南阪奈道路 葛城ICから20分
- 西名阪自動車道 郡山ICから35分
常谷寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒634-0111 奈良県高市郡明日香村岡1191 |
電話番号 | 0744-54-2039 |
岡本寺
岡寺に行く途中、左手に寺があります。
「そう言えば、お詣りした事がない」
何度か通った事があるので、寺があるのは知っていたのですが、一度も参拝した事がありませんでした。
善は急げと思い、軽く参拝しました。
鰐口を鳴らし、手を合わせて祈りました。
いつもは、この道を急いで歩いて落ち着かなかったのですが、スッと気持ちが救われたような気持ちになりました。
何かの導きかも知れません。
「岡本寺子安観音」とノボリが出ています。安産や幼児の成長に御利益があるようです。
しばらく歩くと、岡寺の三重宝塔が見えました。
あともう少しです。
頑張りましょう!
岡本寺の基本情報
岡本寺の本尊
如意輪観世音菩薩
岡本寺の縁起
○ 岡本寺は、明日香村大字岡という、明日香村随一の集落地、岡の農家の立ち並ぶ一隅にあります。バス停「岡寺前」から岡寺に向かう途中左側、寺域七十坪の堂宇が岡本寺本堂です。岡本宮ともいわれる旧蹟を伽藍として、「岡本寺」としたとも伝えられ、現在の本堂は昭和六十三年(1988)に修復されました。
○ 本尊「如意輪観世音菩薩」は平安末期の木彫座像で、「子安観音」として、安産、求子、良縁等にご利益があり、古くから近郷近在の方々が御祈願に参拝されています。
○ その後、治田神社の麓に、弘法大師を祀った信徒道場・遍照殿も完成。堂内には、京仏師・江里康慧、江里佐代子(截金=きりがね、人間国宝)夫妻による弘法大師、愛染明王、不動明王が安置し、「あすか大師」として親しまれています。
道場境内の修行大師像の周りには、四国八十八箇所のお砂が納められ、お砂踏みをして頂けます。
岡本寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- 近鉄「橿原神宮前駅」からバス18分「岡戎前」または「岡寺前」下車、徒歩5分
- 近鉄「飛鳥駅」からバス15分「島庄」または「岡寺前」下車、徒歩5分
自動車
- 南阪奈道路 葛城ICから20分
- 西名阪自動車道 郡山ICから35分
岡本寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒634-0111 奈良県明日香村岡 1190 |
電話番号 | 0744 -54- 2509 |
続きへ
岡寺の三重宝塔が見えました。
岡寺はあと少しです。
あと少しで岡寺に着くと思うと、元気が出てきました。
さあ〜レッツゴー!
続きは(その4)です。
西国三十三所を行く!壺阪寺と岡寺へ(その4)
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基本情報
常谷寺(奈良県高市郡明日香村)
岡本寺(奈良県高市郡明日香村)
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