河内西国を行く!法蔵寺から壷井寺まで!朝から住吉大社で桜も!(その1)
早朝から住吉大社で禊ぎをしてから桜を観ました。桜の数は多くはないですが、住吉大社は桜が似合います。綺麗でした。
河内西国霊場を八尾の法蔵寺から周り始め、壷井寺まで参拝しました。9つの寺を回る事が出来き、満足です。
霊場は八尾市の信貴山の麓で、桜が沢山植えてあり綺麗でした。
2回に分けて、ブログに掲載します。
今回は、その1です。
住吉大社
禊ぎ
早朝から住吉大社で禊ぎが行われました。
第一本殿の前で、大祓詞を奏上し、鳥船などを行って、大海神社へ。
大海神社で、水を浴びて禊ぎをします。
まだまだ気温の低い季節ですが、住吉大社で禊ぎを行っている間は寒くないんですよ。
不思議と体がポカポカするくらいです。
禊を行って、心も体もスッキリしました。
石舞台
石舞台は今から約400年前、豊臣秀頼公によって寄進されたものです。四天王寺、厳島神社とともに「日本三舞台」と称され、国の重要文化財に指定されています。
卯之葉神事の際には、舞楽が奉納されます。
住吉大社の桜
住吉大社の御朱印
住吉大社への行き方(アクセス・地図)
南海電鉄 住吉大社駅から徒歩1分
河内西国霊場
大阪の河内にある西国三十三所の写し霊場です。
有名な大寺院から街の小さなお寺まで渾然一体となっています。
また、役行者など修験道の僧、古代の信仰の人の開基によるお寺が多いのも特徴です。
信貴生駒山系に沿って点在する河内西国霊場ならではと言えますね。
観音霊場の基本の数三十三は、観音菩薩が三十三身に化現して衆生を救うと言う「観音経」によるものです。
河内西国霊場は江戸時代からあったものですが、時代と共にお寺も変わって、衰退と復活を繰り返しています。
河内西国霊場会 公式サイト
第十七番 法蔵寺
南海電鉄「住吉大社駅」から難波に出て、近鉄電車に乗り換え「信貴山口駅」まで来ました。
「信貴山口駅」は、信貴山ケーブルの乗り換え駅で信貴山に登る人は乗り換えます。
駅前に大きな桜の木が出迎えてくれました。
桜が満開でとても良い気分です。
駅員さんに道を尋ねたのですが、駅員さんも自信なさそうでした。
念のため、通りすがりの女性に
「法蔵寺はどちらですか?」
と尋ねると、親切に教えて下さりました。
信貴山口の女性は、とても親切で良い方です。
方向が逆で、この細い道を行きます。
山を15分ほど登って行くのですが、所々に法蔵寺に行く目印があるので大丈夫です。
「法蔵寺」に着きました。
寺の前に大きな駐車場があり、そこから絶景が見えます。
山門です。
山門の向こうに本堂が見えて美しいですね。
本堂です。
本堂まで続く参道が美しいです。
本堂の天井には、龍が描かれています。迫力があり驚きました。
法蔵寺から出て降りて行く道に菜の花が咲いていました。
桜もいいですが、菜の花も綺麗ですね。
法蔵寺の御朱印
法蔵寺への行き方(アクセス・地図)
第十八番 神宮禅寺
法蔵寺から神宮禅寺まで徒歩10分位です。
道に桜並木があり、癒されました。
この街は所々に桜が植えてあり、とても美しい街です。
徒歩で10分くらいのなので、地図を見ないで歩くと途中で迷ってしまいました(汗)
途中で迷うと焦ってしまい、どこに向かっているのかも分からなくなりますね(汗)
神宮禅寺です。
見た目は普通の家に見えるでしょう。
でも、違うんです。
立派な山門のある寺なんです。
渋いですね。
山門のアップです。
だんじりを作っている檀家さんの寄贈だそうです。
立体的な門なのです。
実は住職さんがいらっしゃらなくて、御朱印を頂く事が出来ませんでした。
残念ですが、きっともう一度来なさい、と観音さまが言っているのだと思います。
神宮禅寺への行き方(アクセス・地図)
近鉄服部川駅から徒歩8分
近鉄信貴山口駅から徒歩8分
第九番 光明寺
神宮禅寺からほんの2分歩けば、光明寺です。
以前は、客番とされたいたのが第九番となりました。
こちらが山門となります。
山門から真っ直ぐ入った所に本堂があります。
河内西国の本尊十一面観世音菩薩さまです。
小柄ながら美しく力強い出立で、衣に描かれる模様に目が奪われます。
役行者さまが祀られています。
地蔵菩薩さまが綺麗な木製の祠に入っています。
ここは、実は小学校発祥の地なんですね。
明治に小学校教育が始まった時、光明寺が学舎として選ばれました。
歴代の住職が漢字や儒学を教えていたそうです。
光明寺の御朱印
光明寺への行き方(アクセス・地図)
近鉄服部川駅から徒歩6分
第二十五番 常楽寺
常楽寺に向かう途中で、線路を渡ります。
信貴山口駅までの路線は単線なのです。
何か長閑な感じがしますね。
常楽寺に着きました。
山門です。
山門をくぐると直ぐに本堂があります。
お屋敷のような雰囲気があります。
河内西国の本尊十一面観世音菩薩です。
小柄な観音様なのですが、今にも動き出しそうな雰囲気です。
写真でも分かる通り観音さまが前に傾いているのです。
お聞きした所、我々をいつでも助ける事が出来るように前のめりになってられるそうです。
なるほどって感じですね。
観音さま、ありがとうございます。
常楽寺の御朱印
常楽寺への行き方(アクセス・地図)
近鉄 信貴山口駅から徒歩4分
第十五番 大通寺
常楽寺から大通寺まで11分程です。
常楽寺の近くなんですが、七福神を飾っている会社がありました。
七福神はニコニコしていいですね。
大通寺の山門です。
少し迷ってしまったので、遠く感じられました。
山門に法語がありました。
「微笑みは だれもが もってる 宝物」
達筆です。
笑顔は宝物なんですね。
はっとしたのですが、最近笑顔を意識して作っていないように思えました。
人と接する時は、笑顔にした方がいいと知っているのに、最近笑顔にしていないのです。
バレているのですね。
仏様はきっとどこかで見てるのかも知れません。
気を付けたいと思います。
山門をくぐって直ぐに本堂があります。
お願いして観音さまを見せていただきました。
河内西国の本尊は、三十三体の西国の観音さまなのです。
珍しいと思います。
写真はダメでしたので、ゆっくりと見させて頂きました。
随分と長いしたのですが、丁寧に対応して頂きました。
また、元善光寺、梅岩寺への道を丁寧に教えて頂きました。
ありがとうございました。
「南無阿弥陀仏」と書かれた墓碑があります。
これは、「曽根崎心中」で有名なお初と徳兵衛の墓で、俗に「夫婦塚」「縁つなぎの墓」と呼ばれています。
お初は、ここ教興寺村の出身で曽根崎の廓が明けてから、徳兵衛と幸せに暮らすはずでしたが、幸薄く二人とも早死にしてしまいます。
教興寺の和尚が不憫に思い、二人を弔いました。
悲しいお話で涙が出て来ますね。
いつの時代でも、愛する人と結ばれたいものです。
大通寺の御朱印
大通寺への行き方(アクセス・地図)
近鉄 高安駅から徒歩15分
近鉄 信貴山口駅から徒歩10分
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