タクシードライバー (1976年)

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タクシードライバー (1976年)

タクシードライバー (1976年)

あらすじ (ネタバレ)

ざっくり、あらすじ

ベトナム戦争帰りの元海兵隊員のトラヴィスは、タクシーの仕事についた。選挙事務所に勤めている女性ベッツィを好きになり、デートをするが、上手くいかない。
トラヴィスがタクシーを停めていると、幼い娼婦アイリスが乗ってきた。彼女は「逃げたい」と言うが、男が連れ出した。
トラヴィスはアイリスの事が頭に引っ掛かって離れない。
アイビスは直接会いに行き、必ず助けると約束する。
トラヴィスは銃を揃え、体を鍛え直しアイリスの元に向かった。ギャングと戦いアイリスを助け出す事が出来ました。

詳しく、あらすじ

トラヴィスはタクシーを走らせる


ベトナム戦争が終わったアメリカの話です。
元海兵隊のトラヴィス・ビックルは不眠症でタクシーの運転手の仕事に就きました。

夜中にタクシーを走らせると、娼婦、ゴロつき、ゲイ、麻薬売人・・・沢山の汚れた物が見えました。タクシーに襲いかかる黒人もいます。
雨の日には、雨が人間のクズ共を根こそぎ洗い流して欲しいと願うのでした。

ベッツィとの恋


大統領候補者チャールズ・パランタインの選挙事務所に勤めている女性ベッツィがトラヴィスの目に留まります。金色の髪をした美しい女性です。
トラヴィスは何度も何度も事務所の前にタクシーを停めベッツィを眺めるのでした。
ベッツィは気づいています。

ある日、「ボランティアに来た」と選挙事務所に入って行きました。お目当てはベッツィです。
「この人を手伝う。君のような美人は初めてだからさ」
と言ってベッツィを口説きました。
上手く、コーヒーに誘うことが出来ましたのでした。


喫茶店で二人は落ち合いました。
「俺たちの間には強く感じる何かがあった。だから君と話したんだ」
とトラヴィスと言うと、ベッツィも
「だから来たのよ。あなたみたいな人は初めて」
と二人は良い雰囲気です。
ベッツィと二人で映画を観る約束をしました。

ゴミ捨て場みたいな街を掃除してもらいたい

トラヴィスのタクシーに偶然パランタインが乗ってきます。
「今アメリカが最も頭を痛めている事はないか?」
とパランタインが尋ねると
このゴミ捨て場みたいな街を掃除してもらいたいね。悪で一杯です。
と答えました。

トラヴィスは、街に蔓延る悪い奴らが気に入らないようです。

タクシーにアイリスが駆け込んで来る

ある日トラヴィスのタクシーに幼い女性が駆け込んできました。
「急いで!早く逃げてよ!」
とトラヴィスを急かせます。
男がやって来て、シワクチャの紙幣を置いて、彼女を連れ去って行きました。そのシワクチャの紙幣がトラヴィスの目に留まりました。

ベッツィが、カンカンに怒る


ベッツィとのデートの日です。
トラヴィスは赤いお洒落な服を来ています。ベッツィにレコードをプレゼントし、
「アベックが見にくる映画だよ」
と映画館に入って行きました。上映されたのはポルノ映画でした。
「こんな映画、大嫌いよ」
と、ベッツィはカンカンに怒り映画館を出て行きました。

帰ってから電話を掛けますがベッツィは電話に出ません。
選挙事務所まで押し掛け、
「なぜ電話に出ない。ここにいるのは分かっているんだ」
と怒ります。
トラヴィスは追い出されました。

クシャクシャの紙幣と人生の転機


バーでタクシー仲間と飲んでいました。
一人の男が「お金を返せ」と言うのでポケットから札束を出しました。その中にクシャクシャの紙幣がトラヴィスの目に留まります。

タクシーを走らせていると、偶然、あの子に出会いました。
あの助けを求めたアイリスです。

ノートに
6月8日、また人生の転機が来た
と日記に書きました。
一体どうしたのでしょうか。

銃を揃える、体を鍛える


部屋に男がやって来ました。
アタッシュケースから次々銃を取り出し、銃の説明をします。
トラヴィスは銃を受け取りました。

トラヴィスは、筋肉トレーニングを始め、銃を打つ練習をします。

腕から銃が飛び出す仕掛けを作り、足にナイフを備えます。
何をするのでしょうか?

黒人の強盗が襲う


トラヴィスが買い物をしていると、黒人が入って来ました。金を出すように店主に脅しています。
トラヴィスは強盗に気付き、黒人を銃で撃ちました。

助かった店主はトラヴィスに「あとはやっておくから」とトラヴィスを店から出しました。
トラヴィスが出た後、店主は黒人を鉄のバールで何度も何度も殴るのです。

少女アイリスに会いに行く


両親に手紙を書きました。それから、トラヴィスは出かけました
トラヴィスは、スポーツと言う男に「遊びたい」と声を掛けました。女遊びです。
トラヴィスが連れられて部屋に入ると、あの助けを求めた幼い少女アイリスがいました。

「君を助けたいんだ。逃げたいんだろう」
アイリスは拒絶し逃げようとしません。
別な日に食事の約束をしてトラヴィスは部屋を出ました。
そして、見張りをしていた男にチップを渡しました。それはあのシワクチャの紙幣でした。

トラヴィスとアイリスは一緒に食事をします。
食事をしながら家に戻るように説得をしているのです。
「お小遣いを上げるから奴らからは貰うな。金の心配は俺がする」
と言って別れました。

家に戻ったトラヴィスは
「アイリスへ、君がこれを読む頃俺はもう死んでいるだろう」
と手紙を書きます。
そしてお金を添えました。

少女アイリスの為、ギャングとの戦う

トラヴィスはアイリスに助けに行きます。
スポーツと話すと銃を取り出し、撃ち殺しました。

建物の中に入って行きました。
建物の中には、ギャングがいましたが、トラヴィスは銃で撃ち殺していきます。
トラヴィスも撃たれ重傷を負いますが、アイリスは無事でした。
建物の外にはパトカーが来ました。

トラビスの部屋の壁には
「Taxi Driver Battles Gangsters(タクシーの運転手がギャングと戦った」
と書かれた切り抜きが貼られていました。

アイリスの親からお礼の手紙が送られて来ました。

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感想・考察 (ネタバレ)

映画の背景

ベトナム戦争後の暗いアメリカで戦争から戻った兵士の物語です。ベトナム戦争と元気のないアメリカの社会問題を扱った映画として評価される映画だと思います。ベトナム戦争に負けた事でアメリカ社会は国内でも国外でも批判される訳です。社会全体が上手くいはずはありません。映画の中で描かれる多発する犯罪は戦争に負けた事の影響は強いでしょう。
経済、失業者、犯罪、帰還兵士・・政府が積極的に動くしか解決出来ないのではないかと思います。

トラビスとベトナム戦争

トラヴィスの様子はベトナム戦争の影響が描かれていますね。
トラヴィスが不眠症を患っていますがPTSDですね。そんなトラヴィスは真面な仕事に就くこてとが出来ません。雇ってくれるのはタクシー会社くらいでしょう。
ベッツィとのデートにポルノ映画を観るのは、兵隊生活のせいでズレしてのでしょうね。
ギャングに娼婦とされているアイリスを命がけで助けようとするのもズレていますね。(トラヴィスのような変わった人間だからこそ、行えたと思うのですが。。。)

トラヴィスの解決方法

トラヴィスの見たアメリカの街には犯罪が蔓延しているのです。トラヴィスはそれをゴミと表現しています。その問題を戦争帰りのトラヴィスは銃で解決しようとします。銃を購入し体を鍛え、ギャングを殺害しようとする。兵隊らしい解決方法です。トラヴィスには、それしか解決方法が思い浮かばなかったのでしょう。
大統領選挙のパランタインが対比的に描かれるのは面白いです。(トラヴィスが、まるでバットマンのようだと思うのは僕だけでしょうか?)

ギャングとの戦いは凄いです

ラストのギャングとの戦いが凄い演技ですね。ひ弱な感じがする日頃とのギャップが凄いです。ロバート・デ・ニーロの演技は素晴らしいですが、トラヴィスの役は松田優作が似合うと思うのは僕だけでしょうか。

作品

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スタッフ・出演

監督 マーティン・スコセッシ
出演者 ロバート・デ・ニーロ シビル・シェパード ハーヴェイ・カイテル ジョディ・フォスター アルバート・ブルックス
配給 コロムビア映画
公開 アメリカ合衆国 1976年2月8日 日本 1976年9月18日
上映時間 114分
製作国  アメリカ合衆国
言語  英語 スウェーデン語

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コメント

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