アイアンマン(2008年)
ざっくり、あらすじ(ネタバレ)
ラスベガスにある軍事産業スターク・インダストリアル。
父の会社を継いだトニー・スタークは天才開発者として知られ、兵器産業を一変させる程でした。
彼は、ゲリラ組織に襲われるが、パワードスーツを作りゲリラと戦い脱出しました。
ゲリラは残された残骸からパワードスーツの試作機の開発を進めるのだった。
会社に戻ったトニーは雑誌記者から自分の会社の武器がゲリラに利用され村が襲われている事を知る。
彼は、パワードスーツを作りゲリラを壊滅した。
実はゲリラに武器を売り渡していたのは、トニーの亡き父の友人でパートナーであるオバディアだったのだ。
オバディアは、ゲリラの開発したパワードスーツを完成させ、武器として売ろうと考えていた。
トニーは阻止する為にオバディアと戦う。
パワードスーツ同士の激しい戦い。
トニーは戦いに勝利し、マスコミは新たなヒーローを「アイアンマン」と呼ぶのだった。
感想・考察(ネタバレ)
ヒーローの王道
トニー・スタークのキャラが魅了的ですね。日頃はCEOとしてクールなキャラを装っているんだけど、話も面白くて少し抜けている。そんなトニーがグルミア村が襲われた時は怒りに燃える。
ヒーローとしての王道のように思えます。
人気があるのも良く分かる作品です。
戦いの見せ方がいい
少し暗い所で戦っているので、とても早くて迫力があるように思えます。
クリストファー・ノーラン監督のバットマンも同じように暗闇を上手く使って迫力を出していました。
アーク・リアクターとは何?
プラズマ技術を用いた半永久発電機関です。
トニーが洞窟で作った小型のアーク・リアクターは、毎秒3GJで人生50回分は心臓を動かす事が可能です。パワードスーツなら15分稼働させる事が可能なのです。
大型のアーク・リアクターは実用的でなく宣伝用としか見做されませんでした。
小型のアーク・リアクターは、トニーは洞窟でたった1週間で開発するのです。これはスタークの優秀なエンジニアでも開発は不可能でした。
「私はトニー・スタークじゃない!」
と言う程でした。
パワードスーツとは何?
トニーが開発したスーツです。ゲリラ組織に捕まり戦う為に開発しました。
初期のパワードスーツは「マーク1」と呼ばれ、銃弾を跳ね返し、火炎放射器やロケット砲を装備しています。所がゲリラから脱出する時に上手く空を飛ぶ事が出来ず砂漠に墜落してしまいます。
スターク社に戻り改良した「マーク2」は、両手とブーツには「リパルサー」が装備され自在に空を飛ぶ事が出来ます。
しかし、空高くまで上昇すると氷結してしまうのです。
更に改良されオバディアと戦ったパワードスーツは「マーク3」です。
素材を変更して氷結問題を解決し、右腕にロケットミサイルや肩に小型の銃撃装置が装備されています。
カラーリングも赤と金色のホットロット風に変更されました。
以後、改良が加えられバージョンを重ねて行きます。
ジャービスとは何?
トニーが開発した人工知能(AI)です。
J.A.R.V.I.Sは、Just A Rather Very Intelligent Systemの頭文字。訳せば、「かなりとても賢いシステムに過ぎない」ですね。皮肉もありますが、ぴったりの名前です。
執事として家事や話し相手をするだけでなく、アイアンマン として戦闘中はトニーに情報を与えてアシストしてくれるのです。
エンドロールの後、ニック・フューリー登場
エンドロールの後、映画は続きます。
「君がアイアンマンか。君だけがヒーローと思うか?
自分がより大きな世界の一部になったと知らないんだ。
アドベンチャーズの話をしたい」
会見から戻ったトニーをS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーが待っていました。
これからヒーロー組織アドベンチャーズ結成へと繋がっていくのですね。
名シーン(動画)
サウンドトラック
作品
スタッフ・キャスト
監督 ジョン・ファヴロー
原作 キャラクター創造 スタン・リー ドン・ヘック ラリー・リーバー ジャック・カービー
出演者 ロバート・ダウニー・Jr グウィネス・パルトロー テレンス・ハワード ジェフ・ブリッジス ショーン・トーブ クラーク・グレッグ
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 アメリカ合衆国 パラマウント映画 日本 SPE
公開 オーストラリア 2008年4月14日 アメリカ合衆国 2008年5月2日 日本 2008年9月27日
上映時間 126分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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