バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(1990年)
伝説の三部作の完結編。
マーティとドクの名コンビは健在です。
舞台は1885年、西部開拓時代です。つまり西部劇。
恋するドク。決闘を申し込まれたマーティ。
ドキドキする展開が待っていました。
最後までワクワク感が続きます。
ざっくり、あらすじ
雷に撃たれドクは消え去ってしまった。
雨の中マーティが途方に暮れていると電報を渡された。
70年前にタイムスリップしたドクからだ。
マーティは若き日のドクと一緒にデロリアンを見つけるとドクの墓も見つける。
ドクを守る為マーティはデロリアンで70年前の1885年、西武時代にタイムトラベルした。
墓の記述によるとビュフォードに殺される事になる。タイムトラベルは成功してドクと会えたが、ガソリンが無くなり帰れない。
街にやって来た女性と恋をするドク。
ビュフォードと決闘の約束をするマーティ。
果たして、未来に帰れるのだろうか。
シーン(動画)
感想・考察(ネタバレ)
感動の完結編
バック・トゥ・ザ・フューチャー三部作の最後です。
マーティとドクの名コンビは1885年西部開拓時代にタイムトリップします。この時代はアメリカ国民にとって思い入れの強い時代でしょう。
最後の舞台にはふさわしい時代です。
チキン(腰抜け)
決闘を申し込まれたマーティ。ゲームの射撃の腕は素晴らしいです。この時代なら決闘をするだろうと思うのですが、その期待は裏切られます。
チキンと言われて耐えるのです。
現在に戻って「チキン」と言われてもカーレースを断り、事故を回避するのでした。決闘をする勇気より馬鹿にされても断る勇気の大切さを知る事が出来ました。
「俺に言っているのか?(You Talking To Me?)」
決闘を申し込まれたマーティが鏡の前に立ち、銃を構えて
「俺に言っているのか?俺しかいないぞ」
と格好をつけて言います。
これは、「タクシードライバー 」のパロディです。
戦いを決意したロバート・デ・ニーロが鏡に向かって言う有名なセリフです。
クララの笑顔
ドクと話している時に見せる笑顔がとても可愛らしくドクが一目惚れをすると言うのもよく分かります。
ドクを追って汽車に飛び乗り汽車を伝って行きます。
走る汽車の上を伝うのですから怖いはずなのですが、「愛してる」と言ってドクを見る顔はずっと笑顔です。
怖さよりもドクと会えた事の嬉しさの方が上回っているのでしょう。恋する女は強いです。
自分と会って喜んでくれる女性。
こんな女性に愛されて放っておける男はいませんね。
この三部作に登場した女性の中で一番素敵な女性ではないでしょうか。
名セリフ 人間の未来は全て白紙だって言うことさ!
「君はクビだ」と書かれた紙は、白紙に変わりました。ジェニファーがドクに尋ねるとこのように答えました。
「人間の未来は全て白紙だって言うことさ!」
運命と言うものがあり、未来が決まっているような気がしています。しかし、ドクは違う、未来は何も決まっていないと言うのです。
名セリフ いいや、あそこはもう行ったよ
マーティがドクに「未来に戻るのかい?」と尋ねると違うと答えました。
「いいや、あそこはもう行ったよ」
科学者であるドクにとって未来は面白い場所だと思います。でも、それよりも妻がいて子供がいる今の方が良いのです。
愛が一番なんです。
サウンドトラック
作品
スタッフ・キャスト
監督 ロバート・ゼメキス
脚本 ロバート・ゼメキス ボブ・ゲイル
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ フランク・マーシャル キャスリーン・ケネディ
出演者 マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド
主題歌 ZZトップ「Doubleback」
配給 アメリカ合衆国 ユニバーサル映画 日本 UIP
公開 アメリカ合衆国 1990年5月25日 日本 1990年7月6日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
合わせて読みたい
バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年)
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年)
スピルバーグ監督・総指揮作品
A.I. Artificial Intelligence (2001年)
ヒアアフター (2011年)
コメント