コンスタンティン(2005年)

アクション
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コンスタンティン(2005年)あらすじ・感想・考察。ネタバレ

悪魔を葬り去るオカルト界のハードボイルド。
兎に角、コンスタンティンがカッコいいのです。

そして、大悪魔サタン、大天使ガブリエルの登場。
最後まで気が抜けませんでした。

何度も見返したくなる作品です。

ざっくり

悪魔払いを生業とするコンスタンティン。

その人間界に入って来れないはずの悪魔が現れた。
この世の中は、天国、人間界、地獄からなり、天国の天使、地獄の悪魔は人間界に入って来れない。
中立的な存在のハーブブリードが人間界に入り込み、人間に取り憑くのだ。

人間を襲う悪魔。
悪魔を退治するコンスタンティン。

その時、サタンの息子マモンが人間界に来るのだ。迫ってくるマモン。
人間界を侵略したいマモンを阻止できるのだろうか。

Constantine (2005) Official Trailer # 1 – Keanu Reeves Movie HD
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あらすじ(ネタバレ)

メキシコの男

「運命の槍」を得た者は世界の運命を握ると言われています。
その「運命の槍」をメキシコの男が教会の跡地で見つけました。

そして、その男は手に取り走り出すのです。
どこへ向かっているのでしょうか。

コンスタンティン

ロサンゼルスで、悪魔払いを生業とする探偵コンスタンティン。
依頼があり、パートナーのチャズ・クレイマーと、少女に取り憑いた悪魔を払いに行きました。

しかしいつもと様子が違うのです。
除霊が効かないのでした。

イザベラの死

精神病院の屋上からイザベラが飛び降り自殺を図りました。
刑事の双子の姉アンジェラは、遺体の確認をします。

アンジェラはおかしいと思うのです。
敬虔なカトリックのイザベラが自殺をする筈ないのです。

天国に行きたい

コンスタンティンは、教会に訪れました。
大天使ガブリエルがいるのです。

コンスタンティンは過去に自殺を図った事があり、地獄に行く事が決まっています。

寿命を伸ばして欲しいのです。
天国に行かせて欲しいのです。

コンスタンティンが悪魔払いをしているのもその為でした。

ガブリエルは、天国に行くには「自己犠牲」と「神を信じること」と教えます。

「なぜオレが?罪なのか?
教会通いも祈りも不十分だったから?
献金皿に置く金が5ドル足りなかったせいか?」
とコンスタンティンは納得出来ません。

「その歳で死ぬのはタバコを剃っているからです。
地獄に行くのは、自殺を図った報い。
救いはない」
とガブリエルは冷たくあしらいました。

コリント書17章1節

コンスタンティンの部屋にアンジェラが訪れました。
イザベラの自殺の件です。

悪魔払いをするコンスタンティンなら、何を調べれば良いか分かると思っていたのです。

コンスタンティンとアンジェラはイザベルの部屋へ行き、メッセージを探そうとします。

普通何も残さずに自殺などしないからです。
きっと双子のアンジェラなら見つけれる筈なのです。

アンジェラは窓に息を吹きかけました。
すると、”コリント書17章1節”と文字が浮かび上がります。

聖書の”コリント書17章1節”には「父の罪を超えるのは息子の罪だけであろう」と書かれていました。

どう言う事なのでしょうか。

サタンの息子マモンは父親の支配に我慢出来ずに、自分の王国を築こうと考えていました。
その為にマモンは霊感の強い人間取り憑き、人間界に入るために神の助けを借りようとしているのです。

つまり、マモンは霊感の強いイザベラに取り憑き、人間界に入ろうとしたのでした。
それでイザベラは自殺をしたのです。

マモンの狙い

では、どうやってマモンは人間界に来るのでしょうか。
コンスタンティンは、「運命の槍」を利用してマモンがやって来る事を突き止めたのです。

しかし、アンジェラが拐われました。
彼女は双子のイザベラと同様に強い霊感を持っていたのです。
マモンはアンジェラを狙っていたのでした。

悪魔たちとの戦い

コンスタンティンは「運命の槍」の場所を突き止めました。
イザベルが入院していた精神病院です。

病院の中に入ると大勢の悪魔たちが集まっていました。
コンスタンティンと相棒のチャズは、悪魔たちに聖水を掛け、銃で退治します。

マモン

病院のプールに浮かぶアンジェラ。

彼女の前に「運命の槍」を持ったメキシコの男が現れました。
アンジェラは銃を撃ちます。

駆けつけたコンスタンティンがアンジェラを見ると、彼女には悪魔が入り込んでいます。
マモンです。

コンスタンティンとチャズは呪文を唱え、悪魔を追い出そうとします。

しかし、チャズは天井と床に叩き付けられて殺されてしまいました。

ガブリエルの企み

「汝に命ずる、姿を現せ」
と唱えると、現れたのはガブリエルだった。

ガブリエルは悪魔マモンに人間界を渡そうとしているのです。

「生まれでよ」
ガブリエルはアンジェラのお腹に手を当て呪文を唱え、そして「運命の槍」を振りかざしました。

そして、振り下ろします。

サタン、現る

吹き飛ばされて動けないでいるコンスタンティン。
ガラスの破片で手首を切りました。

「早く」
と呟きます。

振り下ろされた槍は途中で止まります。

コンスタンティンの前に、天から真っ白なスーツを来た男が現れました。
サタンです。

「お前だけは自分で迎えに来る気だった」
サタンは話し掛けます。

「息子は父親にそっくりだったんだってな」
コンスタンティンはガブリエルが人間界にマモンを呼び込もうとしている事を教えるのです。

「息子よ、地獄へ戻れ」
サタンはアンジェラを抱き上げ、槍は床に突き刺さりました。

そして、マモンは地獄に戻されたのです。


「誰かさんに見限られたようだな」
ガブリエルの羽根が燃えて消えました。

天使の羽根は消え、人間になったのです。

サタンはコンスタンティンに望みはないか尋ねます。

イザベラを神に引き渡して欲しいと答えました。

「お前の代わりに天国に送るのか?」
と確認して、彼女を天国に送りました。

「さあ、時間だ」
サタンはコンスタンティンの手を引き、連れて行こうとするのですが、彼の体は動きません。

コンスタンティンの体は宙に浮きました。
天に召されようとしているのです。

「自己犠牲」
サタンは呟きます。

”自己犠牲”を果たしたコンスタンティンは天国に行くのです。

「生きろ、コンスタンティン」
サタンはコンスタンティンの命を蘇らせました。

天国に行かせたくないのです。

夜景が見えるビルの屋上。

「君に贈り物が」
コンスタンティンは、アンジェラに”運命の槍”を預けました。
誰にも分からない場所に隠すように頼んだのです。

「後始末が残っている」
アンジェラが去った後、コンスタンティンは一人ガムを噛みました。

Constantine |2005| All Fight Scenes [Edited]
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感想・考察(ネタバレ)

かっこいい男コンスタンティン

とにかく渋くてかっこいいコンスタンティン。
オカルト・ハードボイルドと呼びたくなるようなストーリー。

悪魔退治をするのだが、それは正義の為ではなく、自分が天国に行きたいからなのです。
そんな彼には正義の味方のような甘さは無い。

男なら、彼のような男に憧れるでしょう。
「くそったれ」
と言う口癖もカッコ良く思ってしまう。

クリストファー・ノーラン版バットマンや「ダーティハリー」のようなカッコ良さです。

鈍い男コンスタンティン
何度もキスしてもおかしくないシチュエーションがありながら、キスをしない。きっとアンジェラは期待していた筈です。

大天使ガブリエルとサタン

三大天使の二位のガブリエルが何故かハーフブリードとして人間界にいる。
人間を「宇宙一恵まれた存在」とみなしており、人間たちが神の愛に見合う存在であるべきだと考えています。
それで、マモンを呼び人間に試練を与えようとするのです。

サタン、つまりルシファーは、堕天する前は四大天使の一位だった天使です。

神に対し謀反を起こし、戦い、自ら堕天使になったと言われますが、
・アダムに嫉妬した
・自分は神を越えられるという思い上がった
・地上の人間を救済するため
・人間に知恵を吹きこんだ代償
など、堕天使になった経緯は諸説あるようです。

その二人が現れ、最後に対面するのに興奮しました。
映画に出て来たサタンはチャーミングでしたね。

「運命の槍」とは

磔刑に処せられた十字架上のイエス・キリストの死を確認するため、わき腹を刺したとされる槍です。
「聖槍」若しくは「ロンギヌスの槍」とも呼ばれます。
「運命の槍」を得た者は世界の運命を握るともオカルト的に信じられています。
ヒットラーは、この槍から霊感を受けたとオカルト的に信じる人もいます。

ハーフブリードとは

天使と人間・悪魔と人間の中性的な存在です。
天使側のハーフブリードがガブリエル。
悪魔側のハーフブリードがバルサザール。
ハーフブリードは、外観上人間と違わぬ姿をしています。

この世は、天国・人間界・地獄の3つの世界に別けられているのですが、天使・悪魔は人間界に入れない為、ハーフブリードを送り込んでいるのです。
ハーブブリードは、人間に囁いたりして、人間を操ろうとします。犯罪を犯したりするのは、その為です。

人の噂をしたりして恐怖や不安を煽る人がいますが、彼らは悪魔側の使いかも知れません。
気をつけた方が良いでしょうね。

コンスタンティンの両腕のタトゥー

円に重なった三角形の中に、炎と3方向に分かれた矢印が描かれているシンボルが二つに分けて彫られています。

17世紀の錬金術師の書いた著作に描かれている「錬金術の硫黄」のシンボルで、王冠を被った男性は「錬金術の硫黄」を表したものです。

暗闇に潜んでいるハーフブリードの姿をさらけ出させることが出来ます。

何故、イザベルは自殺したのか?

イザベルは、自分がマモンに利用されるのを察知したからです。

バルサザールを吹き飛ばしたのは誰なのか?

マモンだと思います。
バルサザールは消滅する前に
「復活させて下されば、あなたにお仕えします」
と言っています。

サタンは、何故コンスタンティンの腹に手を突っ込んだのか?

天に召されようとしているコンスタンティンの腹にサタンは、手を突っ込みます。そして、抜き出した手には黒い泥のような物が着いていました。

奇妙なシーンですが、これは末期の肺癌の病巣を取り除いたのです。そして手首の傷も治していました。
今死なれたら天国に行ってしまうので、治療したのです。

凄い執着ですね。
余程コンスタンティンを地獄に呼びたいようです。

エンドロールの後

コンスタンティンがチャズの墓参りをします。
墓を去る彼の後ろに、天使の羽根の生えたチャズが現れ天に飛び立ちます。

小説版では、チャズはガブリエルの代わりになるようです。

コンスタンティン2 続編

続編が作られると言う噂は、ずっと流れているようですが、まだ実現されていません。
もう15年になります。そろそろ観たいですね。
出来れば、コンスタンティンが幸せになるストーリーが良いです。

作品

スタッフ・キャスト

監督 フランシス・ローレンス
脚本 ケヴィン・ブロドビン フランク・A・カペロ
原案 ケヴィン・ブロドビン
原作 ジェイミー・デラノ ガース・エニス
製作 ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ アキヴァ・ゴールズマン ベンジャミン・メルニカー ローレン・シュラー・ドナー アーウィン・ストッフ マイケル・E・ウスラン
製作総指揮 ギルバート・アドラー マイケル・アギーラ
出演者 キアヌ・リーブス レイチェル・ワイズ シャイア・ラブーフ ジャイモン・ハンスゥ プルイット・テイラー・ヴィンス ギャヴィン・ロスデイル ティルダ・スウィントン ピーター・ストーメア
音楽 クラウス・バデルト ブライアン・タイラー
撮影 フィリップ・ルースロ
編集 ウェイン・ウォーマン
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国 2005年2月16日 日本 2005年4月16日
上映時間 121分
製作国 アメリカ合衆国 ドイツ
言語 英語 フィリピノ語 タガログ語

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