アラジン完結編/盗賊王の伝説(1996年)

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アラジン完結編/盗賊王の伝説(1996年)

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あらすじ (ネタバレ)

ざっくり、あらすじ

アラジンの結婚式にカシームら「40人の盗賊」が襲って来ました。狙いは、「お告げの杖」。「お告げの杖」は、なんでも教えてくれる杖です。

盗賊を追い払ったアラジンは、「お告げの杖」に自分の父親を教えて貰います。彼は自分の父親を知らないのです。「お告げの杖」は盗賊の王カシームだと教えました。

アラジンは父親に会いに行きます。

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感想・考察 (ネタバレ)

アラジン シリーズ

一作目「アラジン」は、アラジンとジャスミンの男女の愛情の話でした。
二作目「ジャファーの逆襲」は、アラジン、ジーニー、イアーゴ達の友情の話でした。

今作は、アラジンと父カシームの父と子の親子の愛情の話です。
ディズニーらしい愛がテーマの物語となっています。
家族で見ても楽しい映画ですね。

『ミダスの手』とは何?

触れる物全てが黄金に変わる手です。

ギリシャ神話に『ミダスの手』と言う物があります。

「願いを何でも叶えてやろう」
と酒の神ディオニュソスに言われ、
「手に触るものが、何でも黄金に変わるようにして下さい」
とミダス王は答えるのです。
そして願いが叶い、食べものも飲みものも、ミダスが触れる物全てが黄金に変わってしまうのです。
困ったミダスはディオニュソスにお願いすると、
「パクトロスの河の源泉で、頭と身体をひたして、おまえの罪と罰とを洗い流すがよい」
と言われ、その通りにすると黄金に変える力は消えました。

最高の宝とは

貧しさに負けて「最後の宝」を探す旅をしていたカシームですが、それは家族を捨てたのと同じでした。本人は家族の為と思っていたようですが、アラジンにとっては違ったのです。子供にとって大事なのは愛です。それが幸せなのです。

物語の最後で、
「こいつのせいで、『最高の宝』を失う所だった。お前だよ、アラジン」
とカシームは気付きます。

その「最高の宝」とは、息子であるアラジンだったのです。

家族にとって大事なのは愛情なのです。
確かにお金がないと困るのですが、家族の愛はもっと大切なのですね。

この映画を家族で観たら幸せになれると思います。

醜い男 サルーク

それにしても悪党サルークは酷い男です。
衛兵の隊長ラズールに仲間を売り、されだけでなく、それの罪をカシームに擦り付けます。
罪を擦り付けるのが小粒の悪党ならではですね。

心の醜い男は、決して許しては行けません。
最後に、欲張って『ミダスの手』で黄金に変わり、海に落ちて行くのを観た時は気持ちがスッとしました。

悪は許してはいけません。

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名シーン(動画)

作品

スタッフ・キャスト

監督  ジョン・マスカー ロン・クレメンツ
脚本  ジョン・マスカー ロン・クレメンツ テッド・エリオット テリー・ロッシオ
製作  ジョン・マスカー ロン・クレメンツ エイミー・ペル ドナルド・W・エルンスト
出演者  スコット・ウェインガー ロビン・ウィリアムズ
製作会社  ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ ディズニートゥーン・スタジオ
配給  ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ
公開  アメリカ合衆国 1996年08月13日 日本 1997年03月20日
上映時間  83分
製作国   アメリカ合衆国
言語  英語

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