ジョン・ウィック:チャプター2(2017年)
前作の5日後、伝説の殺し屋ジョン・ウィックの復讐は続く。
愛の思い出を燃やしたマフィアに復讐を誓う。
気持ちが良いガンアクションで、次々と敵を倒す。
ラスト、彼の苦しみは酷くなるのです。
彼を支えるのは愛。
しかし、彼は孤独だった。
観ていてつらいです。
ざっくり、あらすじ
ロシア・マフィアとの戦いから5日後、伝説の殺し屋ジョン・ウィックのもとに、マフィアのサンティーノが、仕事の依頼に来た。引退を決めているジョンが断ると、サンティーノはジョンの家を爆破したのだ。
ジョンはサンティーノに報復をしたいが、誓印を交わしている相手を殺す事は掟で禁じられているのだ。仕方なくジョンは依頼を受けて、サンティーノの姉を殺害して、誓印の義理を果たし自由になる。
所が、主席連合のトップになったサンティーノは姉を殺した事を理由に、ジョンに報復するのだ。
ニューヨーク中の殺し屋がジョンを狙う。
ジョン・ウィックは、サンティーノに報復する為にニューヨーク中の殺し屋たちと戦う。
感想・考察(ネタバレ)
戦う理由は愛
愛する妻が残した犬を殺され復讐した前作、今作では、二人の思い出と共に家を燃やされてしまい、復讐をします。
そして、殺し屋・マフィアを壊滅させるのですが、戦った理由は愛です。
だから応援したくなります。
異常な奴ら
しかし、主席を殺した為に世界中の殺し屋から狙われる羽目になり、公園から逃げる姿は見ていて辛いです。
どう見ても悪いのはマフィア側。
ジョン・ウィックはそれに報いただけ。言わば正当防衛です。
たった一人に対して、集団で追い込むやり方は異常としか言いようがありません。
頭のおかしい奴らです。
逃げるジョン・ウィック
ラストの逃げるシーンを見ていて、バットマン「ダークナイト」を思い出しました。
全くシチュエーションは違いますが、不合理である事は共通しています。
どちらも逃げる姿は切ないです。
誓印とは?
契約者は誓印の持ち主の依頼を一度だけ受けなければいけない
誓印を交わした相手を殺してはいけない
誓印は、血の捺印を押す
主席連合とは?
世界中の裏社会を支配する組織。
12の代表からなり、カモッラ、コーサ・ノストラ、ンドランゲタ、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィアなどがある
コンチネンタル・ホテルもその支配下にある
ガン・フー
銃+カンフーの意味の造語で、銃を使うカンフーアクション。
ブルース・リーやジャッキー・チェンなどの香港スターを思い出させるアクションです。
鉛筆アクション
ジョン・ウィックには「鉛筆で3人の男を殺した」と言う伝説があります。
今回、追ってくる殺し屋を鉛筆で殺しました。
一人は耳に、一人は延髄に鉛筆を刺して殺したのです。
ジョン・ウィックの殺した人数(キル・カウント)
まるでシューティングゲームのように人を殺して行くジョン・ウィックですが、何人殺したのか気になる所です。
1で84人、チャプター2で128人合わせて、212人殺しています。
ブルース・リーへのオマージュ
美術館で鏡に囲まれた部屋で戦うシーンは、ブルース・リー「燃えよドラゴン」のオマージュですね。
監督が認めています。
サウンドトラック
作品
スタッフ・キャスト
監督 チャド・スタエルスキ
脚本 デレク・コルスタッド
原作 キャラクター創造 デレク・コルスタッド
製作 ベイジル・イヴァニク エリカ・リー
製作総指揮 ジェフ・ワックスマン ロバート・ベルナッキ デヴィッド・リーチ ケヴィン・フレイクス ヴィシャル・ルングタ
出演者 キアヌ・リーブス コモン ローレンス・フィッシュバーン リッカルド・スカマルチョ ルビー・ローズ ジョン・レグイザモ イアン・マクシェーン
音楽 タイラー・ベイツ ジョエル・J・リチャード
撮影 ダン・ローストセン
編集 エヴァン・シフ
製作会社 ライオンズゲート サンダー・ロード・ピクチャーズ(英語版) 87イレブン・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国 サミット・エンターテインメント 日本 ポニーキャニオン
公開 アメリカ合衆国 2017年2月10日 日本 2017年7月7日
上映時間 122分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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