ジョン・ウィック(2014年)
伝説の殺し屋ジョン・ウィック。
最愛の妻が残した愛犬が殺され、マフィアのボスの息子に復讐する。
銃・ナイフ・柔術を使って、マフィアと戦い、殺しまくる。
異常な程の戦い。
ただ、そこには彼の愛と孤独がありました。
クセになるアクション映画です。
ざっくり、あらすじ
ジョン・ウィックは妻を失い酷く悲しんでいました。
彼の元に一匹の犬が届きます。
妻が残された彼の為に贈ったのでした。
そんな彼の家にマフィアの息子が強盗に入り、ジョンの目の前で犬を殺すのです。
実はジョンは、伝説の殺し屋だったのでした。
家庭の為に引退していたのですが、復讐を誓うのです。
ダメな息子だと思いつつも、マフィアのボスは息子を守る為に全力でジョンを暗殺しようと試みます。
ジョンは武器を揃え、息子を殺す為にマフィアと戦うのでした。
感想・考察(ネタバレ)
クレージー!狂ってる!
愛犬を殺さらた復讐にマフィアを、ひたすら殺しまくる。
銃で撃ち、ナイフで刺し、ジョン・ウィック自身も腹を刺され、血みどろになりながらも殺戮を続ける。
ストーリーは完全にB級。
しかし笑えるくらい、気持ちいいのです。
僕は、
「クレージー!狂ってる!おかしい!」
と心の中で呟きながら観ていました。
何故犬の復讐にマファイアと戦ったのか?理由は?
ただ戦い殺すだけのストーリーなのですが、ラストで犬を連れて歩く姿は切ないのです。
彼が戦ったのは、失った愛妻への愛情だからです。
彼女を撮った動画をずっと観ているジョン・ウィック。
ここで気づくのですが、彼には亡き妻以外に家族はいず、孤独だったのです。
妻亡き後は犬しか家族はいないのです。
だから、戦ったのです。
犬を殺さられたくらいで何十人も殺すなんておかしいと思う人も多いでしょう。
もし家族を殺されたとしたら、命を捨てて戦うでしょう。
哀愁漂うジョン・ウィック。
切ないです。
だから、人気があるのだと思います。
僕は「ジョン・ウィック:チャプター2」を観たいと思います。
コンチネンタルホテル
ホテル内での殺人はご法度で、
「コンチネンタルでは、仕事をしてはならない」と厳しい掟があります。
オーナーのウィンストンは、ジョン・ウィックの友人です。
色々とジョンに助け舟を出してくれます。
ジョン・ウィックの犬の種類
愛妻から贈られた犬は、ビーグル犬で名前は「ディジー」です。
最後に連れて行った犬は、ピットブルで名前はありません。
「ジョン・ウィック:チャプター2」で再登場します。
ジョン・ウィックの愛車
1969年式、フォードマスタングBOSS429。初代マスタングです。
マフィアのボスの息子ヨセフに盗まれました。
ブギーマン
ジョン・ウィックは、「ババヤガ」「ブギーマン(闇の者)」と呼ばれて、裏社会で恐れらていました。
「ババヤガ」「ブギーマン」とは、子供から恐れられる伝説上の化け物です。
マフィアのボスは、
「厳密にはジョンがブギーマンなのではない。
そのブギーマンを殺すために送り込む男が、彼だ」
と言っています。
化け物よりも、もっと恐ろしい男なのです。
ジョン・ウィックが殺した人数は(キルカウンター)
全部で84人です。
凄まじい数ですね!
サウンドトラック
作品
スタッフ・キャスト
監督 チャド・スタエルスキ デヴィッド・リーチ(クレジットなし)
脚本 デレク・コルスタット
製作 ベイジル・イヴァニク デヴィッド・リーチ エヴァ・ロンゴリア マイケル・ウィザリル
製作総指揮 キアヌ・リーブス
出演者 キアヌ・リーブス ミカエル・ニクヴィスト アルフィー・アレン エイドリアンヌ・パリッキ ブリジット・モイナハン ディーン・ウィンタース イアン・マクシェーン ジョン・レグイザモ ウィレム・デフォー
音楽 タイラー・ベイツ ジョエル・J・リチャード
撮影 ジョナサン・セラ
編集 エリザベート・ロナルズ
配給 アメリカ合衆国 サミット・エンターテインメント 日本 ポニーキャニオン 公開 アメリカ合衆国 2014年10月24日 日本 2015年10月16日
上映時間 101分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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