ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
これまでのMCUと違った雰囲気の作品。
最初は戸惑うが、テンポの良い展開に引き込まれました。
インフィニティ・ストーンの秘密が明かされ、あのサノスが登場する必見の映画です。
何と言っても懐かしのあの日本製品が大活躍。
そしてナイスなオーディイズが沢山流れてハッピーです。
ざっくり
地球で幼い頃宇宙船に拐われたクイル。
盗賊の宇宙人に育てられたクイルは賞金稼ぎとなって、廃墟の惑星でオーブを手に入れた。オーブを売るためにザンダー星に行くが、襲われて刑務所に入れられてしまう。
クイルは、ザンダー星の刑務所で一緒に脱獄した4人とオーブを売ろうとするが、オーブとは実は銀河をも滅ぼす力を持つインフィニティ・ストーンであった。
ザンダー星を滅ぼそうとする残忍なロナンがオーブを狙っている。
クイルたち5人は銀河を守る為ロナンと戦うのである。
登場人物
ピーター・ジェイソン・クイル / スター・ロード
銀河中を飛び回るトレジャーハンター。幼い頃母親と死に別れ、宇宙人に拐われた。
ガモーラ
銀河最強の支配者サノスに両親を殺され、暗殺者として育てられた。
ドラックス
キルン刑務所の囚人で、最も恐れらている。ロナンに妻と娘を殺され、恨んでいる。
グルート
植物型人間で、「私はグルート」としか話せないが、親友のロケットだけは意思疎通できる。
ロケット
アライグマの形をした賞金稼ぎで、武器の達人。グルートの親友。
感想・考察(ネタバレ)
これまでのMCUと全く違う雰囲気に戸惑いましたが、美しい映像とストーリー展開に引き込まれました。
ヒーローと言う雰囲気のない5人が親しみやすいです。(全員癖がありすぎると思いますが・・)
ロナンとの戦いで、急に躍り出しダンスバトルを言い出した時は、えーって感じでしたね。
懐かしい陽気な音楽が沢山流れてハッピーでした。
コレクターとは
「マイティーソー・ダークワールド」の最後に登場し、インフィニティ・ストーンを預かる宇宙一のコレクションを持つ男。
今回はガモーラからオーブを買い取ろうとしたが、召使の女がストーンに触れて爆発してしまい、 手に入らなかった。
サノスとは
アベンジャーズ でロキと共に地球を滅ぼそうとした宇宙最強のヴィラン。
ガモーラとネヴュラをさらい養子として育てた。
ガモーラは自分を暗殺マシーンにしたサノスを酷く恨み裏切ります。
インフィニティ・ストーンとは
宇宙誕生以前に6つの特異点が存在し、大爆発によって宇宙が誕生した時に、特異点の残骸が凝縮された結晶に形を変えたものです。
それは文明の1つ2つ滅ぼす力を持ちます。
石はとてつもない力の持ち主でないと使いこなせません。
「手を握って」
クイルの母親が死ぬ間際に「手を握って」と手を伸ばすのですが、クイルは顔を背けてしまい、母親はそのまま死んでしまいます。
そして、映画のラスト。
ロナンからストーンを奪ったクイルがストーンのエネルギーで苦しんでいる時に、ガモーラが手の伸ばし「手を握って」と手を伸ばします。クイルは母親の手を思い出すのです。
母親からのプレゼントは何だったの?
ラストでクイルが引き出しから母親から貰ったプレゼントを取り出し、中身を開けます。中には、「Awesome mix vol.2 (最強ミックス vol.2)」と書いたカセットテープが入っていました。
音楽の好きなクイルの為に、音楽をテープに録音していたのですね。自分が病気で苦しくても、息子の事を大切にする立派な母親だと思います。
スタン・リーのカメオ出演
ザンダー星でナンパする老人として出演しています。
良く見れば、左手の薬指に指輪をはめているので、不倫ですね。
ウォークマン
クイルが子供の頃から聞いている音楽プレーヤー。
1980年代に発売されたソニー製のポータブル・カセットプレーヤーです。
当時音楽を家にあるラジカセでカセットを聞くのが当たり前だった時に、ソニーが開発したウォークマンで音楽を手軽に外に持ち運び聞く事が出来るようになりました。
覚えている方が多いのではないでしょうか。
今で言えばアイフォンを発明したのと同じくらいの画期的な事でした。
ウォークマンは日本の製造業の成功の象徴のような存在です。製造業の方がこの映画を見ていたら、また頑張って欲しいです。
必ず出来ますよ、沢山の優秀な若い人がいますから。
(若い人のアイデアを聞かないと、新しい物なんて出来ませんよ)
この映画のヒットでウォークマンが再び注目されています。
クリスプラットがウォークマンを力説しています!!
エンドロール後
エンドロールの途中
挿木となって植木鉢で成長したグルートが音楽に合わせて踊っています。
ドラックスが振り返るとの踊りを止めるのですが、見ていない時は躍り始めるのです。
グルートが生きていて嬉しいです。
小さなグルートはとても可愛いですね。
エンドロール後
オーブの爆発でぐちゃぐちゃになったコレクターの部屋。
犬がコレクターを舐めています。
それを見てアヒルのハワード・ザ・ダックが
「気持ち悪い」
と吐き捨てるのです。
サウンドトラック (AWESOME MIX vol.1)
クイルの持っているカセットテープで「最強ミックス(AWESOME MIX vol.1)」とラベルに書いています。
この音楽は実際にアメリカで発売されました。
01. Hooked on a Feeling/ブルー・スウェード
02. Go All the Way/ラズベリーズ
03. Spirit in the Sky/ノーマン・グリーンバウム
04. Moonage Daydream/デヴィッド・ボウイ
05. Fooled Around and Fell in Love/エルヴィン・ビショップ
06. I’m Not in Love/10cc
07. I Want You Back/ジャクソン5
08. Come and Get Your Love/レッドボーン
09. Cherry Bomb/ザ・ランナウェイズ
10. Escape (The Pina Colada Song)/ルパート・ホルムズ
11. O-o-h Child/ファイヴ・ステアステップス
12. Ain’t No Mountain High Enough/マーヴィン・ゲイ & タミー・テレル
作品
スタッフ・キャスト
監督 ジェームズ・ガン
脚本 ジェームズ・ガン ニコール・パールマン
原作 ダン・アブネット アンディ・ランニング
製作 ケヴィン・ファイギ
製作総指揮 ルイス・デスポジート アラン・ファイン ヴィクトリア・アロンソ ジェレミー・レイチャム ニック・コルダ スタン・リー
出演者 クリス・プラット ゾーイ・サルダナ デイヴ・バウティスタ ブラッドリー・クーパー ヴィン・ディーゼル リー・ペイス マイケル・ルーカー カレン・ギラン ジャイモン・フンスー ジョン・C・ライリー グレン・クローズ ベニチオ・デル・トロ
音楽 タイラー・ベイツ
撮影 ベン・デイヴィス
編集 クレイグ・ウッド フレッド・ラスキン ヒューズ・ウィンボーン
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国 2014年7月21日 (ドルビー・シアター) アメリカ合衆国 2014年8月1日
日本 2014年9月13日
上映時間 122分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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