三千院(京都府京都市)

神仏霊場巡拝の道 三千院 御朱印 ○基本情報
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三千院(京都府京都市)の基本情報

三千院さんぜんいんの基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、アクセス)です。

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三千院の本尊

薬師如来

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三千院の宗派

天台宗

三千院の開基

最澄さいちょう
平安時代初期の僧侶で、天台宗の開祖。伝教大師とも呼ばれる。桓武天皇に寵愛され、遣唐使として唐に渡り、比叡山延暦寺を建てて、天台宗を開いた。

三千院の霊場

  1. 西国薬師四十九霊場 第45番
  2. 近畿三十六不動尊霊場 第16番
  3. 神仏霊場巡拝の道 第106番(京都第26番)
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三千院の縁起と見所

京都の中心部からバスで60分ほどの場所にある大原。

天台宗の総本山比叡山の北東の山麓にあり、延暦寺の影響を強く受け、勝林院・来迎院や、三千院、寂光院など天台宗の寺院が点在します。

三千院は境内は広くまるで浄土のようです。庭の苔と一体となっているわらべ地蔵は愛らしく、心を和ませてくれます。

何度も足を運びたくなるのではないでしょうか。

三千院の創建

奈良時代末期788年に、若き日の伝教大師でんぎょうだいし最澄さいちょう(762-822)が比叡山の根本中堂を創建したとき、比叡山ひえいざん東塔南谷とうとうみなみだにの山梨の大木の下に一宇を建立したのが始まりです。

その後、慈覚大師じかくだいし円仁えんにんに引き継がれ、平安時代860年、最澄が自ら彫った薬師如来を本尊として、一念三千院、円融院と称します。

最雲法親王入室により、平安後期以降、皇子皇族が住持する宮門跡となり、三門跡の一つとなりました。

そして時代の流れの中で、比叡山山麓の東坂本に移り、火事や応仁の乱などの為、洛中を何度も移転し、寺の名前も幾度も変えました。

明治時代初め1871年、神仏分離令により、現在の地大原に移り「三千院」と号します。大原にあった往生極楽院を本堂、その阿弥陀如来を本尊としました。

阿弥陀三尊坐像(阿弥陀如来像、観音菩薩坐像、勢至菩薩坐像)

往生極楽院本堂には、阿弥陀三尊像が安置されています。平安時代を代表する三尊像で、国宝に指定されている美しい仏像です。

信者の臨終に際して、阿弥陀如来やその眷属けんぞくが極楽浄土から迎えに来られる様子を表現した来迎相です。

阿弥陀如来の両脇にいる観音菩薩、普賢菩薩は、上半身を前屈みにする「大和坐り」といわれる珍しいお姿で、往生者をお迎えするまさにその一瞬を表しているといます。

実際に参拝して見てみると、二人の菩薩はすぐにでも動き出しそうでした。

わらべ地蔵

有清園ゆうせいえんと呼ばれる庭から奥の院まで続く道には、数千株の紫陽花あじさいや山桜、石楠花しゃくなげが植えられ、目を楽しませてくれます。

有清園に広がる苔の中にわらべ地蔵と呼ばれる小さなお地蔵さまたちがたたずんでいて、彼らの愛らしい表情が僕たちを癒してくれます。

その

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境内の様子

 

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三千院の御朱印

神仏霊場巡拝の道 三千院 御朱印

(順に、神仏霊場巡拝の道)

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三千院の拝観時間

拝観時間

通常 3月1日~11月30日 9:00~17:00
冬季 11月 8:30~17:00
12月~2月 9:00~16:30

三千院の入山料

○ 入山料

大人 高校生 中学生 小学生
拝観料 700円 400円 400円 150円
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三千院への行き方(アクセス・地図)

電車

      1. JR「京都駅」下車、バス1時間2分「梅の宮前」下車、徒歩14分
      2. 京阪電鉄「出町柳駅」下車、バス31分「梅の宮前」下車、徒歩14分
      3. 阪急電鉄「河原町駅」下車、バス47分「梅の宮前」下車、徒歩14分

自動車

      1. 名神高速道路「京都南IC」から53分
      2. 名神高速道路「京都東IC」から37分

三千院の駐車場

なし

三千院に駐車場はありません。周辺に駐車場があります。

三千院の所在地・連絡先

最澄と空海を結びつけた神護寺

神護寺(京都府京都市)
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参拝レポート

 

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