大覚寺(京都府京都市)

神仏霊場巡拝の道 大覚寺 御朱印 ○基本情報
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大覚寺(京都府京都市)の基本情報

大覚寺 庭園 大覚寺公式ホームページ
引用元:大覚寺公式ホームページ

大覚寺だいかくじの基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、アクセス)です。

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大覚寺の本尊

五大明王ごだいみょうおう(重要文化財)

不動明王ふどうみょうおうを中心に、金剛夜叉明王こんごうやしゃみょうおう(北)·大威徳明王だいいとくみょうおう(西)·軍荼利明王ぐんだりみょうおう(南)·降三世明王ごうざんぜみょうおう(東)の5人の明王。明王は悪を駆逐して導き難い難化の衆生を威圧して、有無を言わさずに救済すると言われている。恐ろしい憤怒の表情をしているのが特徴。

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大覚寺の宗派

真言宗大覚寺派

大覚寺の開基

嵯峨天皇

大覚寺の霊場

  1. 真言宗十八本山 5番
  2. 近畿三十六不動尊 13番
  3. 神仏霊場巡拝の道  第89番(京都第9番)
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大覚寺の縁起と見所

大覚寺 庭園 大覚寺公式ホームページ
引用元:大覚寺公式ホームページ

大覚寺だいかくじは、観光客で溢れる渡月橋や竹林の道から少し北に入った所にあります。般若心経の写経道場として知られ、嵯峨天皇が書写した般若心経が保管されています。

仲秋の名月には、大沢池に舟を浮かべ名月を楽しむ「観月の夕べ」が行われます。

嵯峨天皇の愛した嵯峨野

嵯峨天皇さがてんのうは、都の中心より離れた嵯峨野をこよなく愛され、離宮を建立されました。これが大覚寺の前身である離宮嵯峨院りきゅうさがいんです。

淳和天皇じゅんなてんのうに譲位後も、嵯峨天皇は崩御されるまで暮されました。

876年、嵯峨上皇の長女で、淳和天皇の皇后であった正子内親王まさこないしんのうの願いで、清和天皇せいわてんのうが勅許され、大覚寺と称する寺として再出発しました。

明治時代初頭まで、代々天皇もしくは皇統の方が門跡もんせき(住職)を務めた格式高い門跡寺院もんせきじいんです。

嵯峨天皇の般若心経

嵯峨天皇は大変弘法大師空海こうぼうだいし くうかいを信頼していて、高野山開創を許され、東寺を下賜されました。

平安時代初めの818年、大旱魃から全国に疫病が流行り、空海の勧めにより、嵯峨天皇は一字三礼の誠を尽くして般若心経を書写されました。

すると、霊験あらたか、疫病はたちまちに治まり、大いなる功徳を得られました。

この嵯峨天皇の般若心経は霊経と崇められ、勅封として厳重に秘蔵され、書写されたのが戊戌の年であったことから、支が一巡して戊戌が巡り来る60年ごとに勅使によって開封されます。
2018年(平成30年)がその年でした。

嵯峨天皇は書に優れ、空海や橘逸勢たちばなのはやなりと並び平安時代の「三筆」として知られています。

心経写経の根本道場

大覚寺は、般若心経の写経の根本道場です。

本堂では、五大明王を前にして、般若心経の写経をする事が出来ます。大覚寺に参拝したら是非お勧めします。

日本最古の庭池 大沢池

大覚寺の東に、大きく広がる大沢池があります。

周囲約1kmの日本最古の人工の林泉で、唐(中国)の洞庭湖どうていこを模して造られた事から、庭湖とも呼ばれます。

中秋の名月には、船が浮かべられ、名月を鑑賞する「観月の夕べ」が行われます。

観月の夕べ

観月の夕べ」は嵯峨天皇が大沢池にて、中秋の名月に舟を浮かべ、文化人・貴族の方々と遊ばれたことから始まりました。

空を見上げれば美しい中秋の名月、目を落とせば静かな水面に映る月。

日本三大名月鑑賞地(京都の大覚寺大沢池、奈良の猿沢池、滋賀の石山寺)の一つとされています。

いけばな嵯峨御流の発祥地

大覚寺は、いけばな発祥の花の寺であり「嵯峨御流さがごりゅう」の総司所(家元)です。

嵯峨天皇が、日本最古の庭池「大沢池」の菊ヶ島に咲く野菊を手折り、花瓶に挿されました。

その美しさに感動され「後世、花を賞づるもの、宜しく之をもって範とすべし」と述べられたのを「いけばな嵯峨御流」の始まりと伝えられています。

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境内の様子

 

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大覚寺の御朱印

真言宗十八本山 大覚寺 御朱印 神仏霊場巡拝の道 大覚寺 御朱印

(順に、真言宗十八本山、神仏霊場巡拝の道)

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大覚寺の拝観時間

拝観時間 9:00~17:00(受付終了16:30)

大覚寺の入山料

○ 入山料

大人 高校生 中学生 小学生
お堂エリア 500円 300円 300円 300円
大沢池エリア 300円 100円 100円 100円
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大覚寺への行き方(アクセス・地図)

電車

      1. JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩15分
      2. 京福電鉄「嵐山駅」から徒歩22分
      3. 阪急「嵐山駅」から徒歩32分

自動車

      1. 名神高速道路「京都南IC」から30分

大覚寺の駐車場

有料あり

自家用車30台(2時間:500円)
バス10台(2時間:2000円)

大覚寺の所在地・連絡先

参拝レポート

 

公式サイト

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