紫雲山 中山寺(兵庫県宝塚市)の基本情報
中山寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
中山寺の本尊
十一面観世音菩薩(重要文化財)
観世音菩薩は、観音の名を唱えて助けを求める人があれば、どんな願いでも聞き入れてくれる。33の姿になって現れるのですが、十一面観世音菩薩は11の顔を持ち、四方八方に顔を向けて全ての人々を救う。
中山寺の宗派
真言宗中山寺派
中山寺の開基
開基 聖徳太子
用明天皇の第二皇子で推古天皇の摂政。日本に仏教を取り入れて「十七条の憲法」「冠位十二階」「四箇院の制」などを制定し、日本国の礎を作った。
中山寺の御利益
安産・子授け・女人救済
中山寺の霊場
- 西国三十三所 第24番
- 真言宗十八本山 第4番
- 摂津国八十八箇所 第69 – 71番
- 摂津国三十三箇所 第1番
- 聖徳太子霊跡 第26番(開山堂)
- 神仏霊場巡拝の道 第80番
- 近畿三十六不動尊霊場 第21番
- 川辺西国三十三箇所 第1番
- 西国七福神(寿老人)
中山寺の縁起
聖徳太子が開いた歴史ある寺
○ 中山寺は聖徳太子が仲哀天皇の妃、先后大中姫の子二人を祀り、蘇我馬子と協力して滅した物部守屋の霊を慰める為に建立したと伝わっていて、四天王寺よりも4年早いそうです。
西国三十三所霊場のゆかりの地
○ 西国三十三所霊場の再興の舞台となりました。
長谷寺の徳道上人が仮死状態になった時に、冥土で閻魔大王から「生前の悪行によって地獄へ送られる者が多い。観音霊場へ参り功徳を得られるよう、人々に観音菩薩の慈悲の心を説け」とお告げを受けました。
閻魔大王から御宝印と起請文を授かり、観音信仰の流布に務められましたが、残念ながら世に浸透せず、巡礼は発展せず、御宝印を中山寺の石棺に納めて機が熟するのを待ちました。
その後、平安時代になって、花山法皇が御宝印を掘り起こし、西国三十三所を再興されました。
豊臣秀頼を授かった「子授け観音」
○ 豊臣秀吉が子授けを祈願し、秀頼を授かった事から、「子授け観音」として信仰されます。また豊臣秀頼は片桐且元に命じ、戦火により荒廃していた伽藍の再建を行いました。
「明治天皇勅願所」の「安産の観音さま」
○ 幕末に中山一位局が安産の腹帯「鐘の緒」を授かって明治天皇を御平産されてからは、日本で唯一の「明治天皇勅願所」の「安産の観音さま」として全国から知られるようになりました。
境内の様子
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中山寺の御朱印
(順に、西国三十三所、神仏霊場巡拝の道)
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中山寺の拝観時間
拝観時間 8:00〜17:00
山門は閉まりませんので、いつでもお参りいただけます。
中山寺の入山料
○ 入山料 無料
中山寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- 阪急電鉄 「中山観音駅」から徒歩1分
- JR 「中山駅」から徒歩10分
自動車
- 中国自動車道 宝塚I.Cから7分
中山寺の駐車場
無し
但し近隣に有料P多数有
中山寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒665-0861 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1 |
電話番号 | 0797-87-0024 |
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