西国三十三所を行く!一乗寺から圓教寺へ、そして姫路護国神社と姫路城も(その2)
一乗寺でゆっくりした僕は、次の目的地の姫路護国神社へ向かいました。
護国神社周りもしているのです。
姫路護国神社は姫路城の隣にある神社で白鷺宮と呼ばれ、美しい神社です。
せっかくなので、姫路城を観ました。
姫路城は白鷺城とも呼ばれます。美しいです。
〜 前回のブログ 〜
西国三十三所を行く!一乗寺から圓教寺へ、そして姫路護国神社と姫路城も(その1)
序文
西国三十三所の中でも、兵庫県にある一乗寺と圓教寺に参拝したいと思います。
田舎の方にある寺に参拝するのは、とても気持ち良いです。
楽しみにして出掛けました。
この2つの寺の最寄りの駅が姫路駅で、電車で参拝するならセットで参拝するのが良いと思います。
自動車でも、セットで参拝する方がスムーズに回れると思います。
ただ、たった2つなのですが、時間に気を付けないといけません!
厳しいスケージュールなのです。
西国三十三所とは
○西国三十三所は、近畿地方2府4県と岐阜県に点在する33か所の観音信仰の霊場。これらの霊場を札所とした巡礼は日本で最も歴史がある巡礼行であり、現在も多くの参拝者が訪れています。
○西国巡礼の縁起は、花山法皇御出家の後、徳道上人が埋納したとされる宝印を摂津中山寺で掘り出し、霊場を巡拝されたことから始まります。
○大和長谷寺の開山の徳道上人(656~735)は62歳の時に病のため一度亡くなられるのですが、冥土で閻魔大王に出会い、衆生の滅罪消滅のために三十三箇所の観音霊場を巡ることを勧められ、起請文と三十三の宝印を授かり現世に戻されました。
閻魔大王より選ばれた三十三の観音霊場の礎を築かれましたが、当時の人々には受け入れられず、三十三の宝印を摂津国中山寺の石櫃に納められ亡くなられます。
○それから約270年後、花山法皇は御出家されたその足で播磨国書寫山圓教寺の性空上人をお訪ねになります。そして上人のお勧めにより、河内国石川寺(叡福寺)の仏眼上人と共に三十三所霊場を巡礼したことから、貴族達の観音信仰に発展します。
巡礼という形で庶民の間で一般化するのは室町時代以降といわれています。
○平成30年(2018)は徳道上人が亡くなれてから数えて1300年の記念すべき年にあたります。
城見台公園
一乗寺からバスに乗り、姫路護国神社に参拝する為に降りると、城が見える公園がありました。
「城見台公園」と言って、姫路城の南東にある公園です。
写真の真ん中を見て下さい。
なんと!鯱鉾があるのです!
姫路城大天守の鯱瓦を復元した物で、高さは190センチ・重さ250キロあります。
大きいですね。
鯱とは、姿は魚で頭は虎、尾ひれは常に空を向き、背中には幾重もの鋭いとげを持っているという想像上の動物です。
二つの鯱鉾の間から、あの美しい姫路城が見えます。
アップでどうぞ!
カッコいいです!
これが撮りたかったんです!
楽しかったので、さあ〜次に行きましょう!
兵庫縣姫路護國神社
城見台公園から出ると、隣に姫路護国神社がありました。
神社の前の綺麗に整備された道路、歩道。
綺麗に刈られた神社を囲う森。
美しいです。
一の鳥居
歩道に面して一の鳥居があり、その向こうに本殿が見えます。
本殿に続く参道が美しいです。
境内
一の鳥居をくぐると、境内に綺麗に掃かれた砂利が敷かれ、参道が幾何学的にT字に配置されています。
本殿
綺麗なコの字型の本殿。
狛犬さんも左右対称に配置されて美しいです。
二礼二拍手して、参拝しました。
そして、英霊に感謝の気持ちを伝えました。
今の日本の繁栄は、彼らのお陰だと思います。
姫路城の周辺も空爆を受けたと聞きますが、今では再興されて繁栄しています。英霊も、この街を見れば喜んでくれるでしょう。
狛犬
美しい姿の狛犬です。
力強く自分を誇っているように見えます。
狛犬は、本殿のすぐ前にもう1組あるのです。
歴史を感じさせる姿に、今まで神社を守って来たのは自分だぞ!って自信が感じられます。
狛犬は本殿前に4人もいるのだから、鬼に金棒でしょう!
鎮魂碑
姫路護国神社には、幾つかの鎮魂碑があります。
大東亜戦争で数々の武勲をあげた英霊たち。
今も僕達を見守ってくれているのだと思います。
さあ、頑張りましょうか!
由緒
明治26年より現護國神社鎮座地付近にて、招魂祭が行われて行きましたが、殉国の「みたま」に常時崇敬報謝の誠を捧げる為、昭和14年、招魂社は護國神社に改称されました。
終戦後、昭和21年8月28日、神社の維持継承をはかるために白鷺宮と改称する事で、危機的状況を脱し、サンフランシスコ講和条約発効後、昭和29年再び護國神社と復称しました。
この間、昭和35年より8度にわたって、天皇皇后陛下より幣帛料および幣饌料を賜りました。
御祭神
戊辰の役(明治元年)以降国難に殉ぜられた、兵庫県西南部地域(播州、但馬地区)出身の護国の「みたま」五万六千九百八十八柱命。
御朱印
行き方(アクセス・地図)
電車
JR・山陽「姫路駅」から徒歩15分
自動車
- 山陽自動車道 山陽姫路東ICから12分
- 姫路バイパス 姫路南ランプから8分
駐車場
有料あり
所在地・連絡先
所在地 | 兵庫県姫路市本町118 |
電話番号 | 079-224-0896 |
姫路城
デデ〜ん。姫路城は直ぐ隣です。
世界遺産で国宝の姫路城。
次に円教寺に行きたいので、時間がありませんが、せっかくのなので少しだけ、覗きました。
桜門橋と堀
姫路城は堀に囲まれていて、この「桜門橋」を渡ると城に行くことができます。木造で、雰囲気がいいです。
城には内堀、中堀、そして外堀あるのですが、この堀は内堀に当たります。他の中堀と外堀は埋め立てられてしまいました。明治になってから埋められたようです。
さあ、いざ姫路城へ!
追手門
これが、追手門で、つまり城の正面玄関です。
元々は強固な三重の城門でしたが、明治になり取り壊され、この追手門が建てられたそうです。
三ノ丸
三の丸は散策自由です。
「世界遺産 姫路城」
日本で初めて、奈良の法隆寺と共に登録された世界遺産です。
「世界遺産」の文字が誇らしげですね。
広い芝生が広がっています。
得意(?)のパノラマで撮ってみました。
天守閣
近くに寄って天守閣を撮りました。
まだまだ見たいのですが、時間がないので、先を急ごうと思います。
ゴメンなさい。
さあ、書寫山 圓教寺へ、レッツゴー!
由緒
次々変わる城主
元徳3年(1331)、赤松則村が砦を築き、その次男赤松貞範が姫山に築城し姫山城としたのが始まりだが、戦乱と共に、山名、赤松、小寺、黒田と城主が次々と変わる。
1555年(天文24年)から1561年(永禄4年)の間に黒田重隆・職隆父子が、それまでの居館程度の規模から中世城郭に拡張する。
黒田職隆と言うのは、あの黒田官兵衛こと黒田 孝高の父である。
黒田官兵衛と豊臣秀吉
そして1567年(永禄10年)に黒田官兵衛が城代になった。
1576年(天正4年)、中国攻めを進める織田信長の命を受けて羽柴秀吉が播磨に進駐する。黒田官兵衛は秀吉に仕えることとなった。1577年(天正5年)、官兵衛は二の丸に居を移し本丸を秀吉に譲るのである。
秀吉は、大改修により姫路城を姫山を中心とした近世城郭に改めるとともに、当時流行しつつあった石垣で城郭を囲い、太閤丸に天守(3層と伝えられる)を建築し姫路城に改名する。
1582年(天正10年)6月、秀吉は主君・信長を殺害した明智光秀を討ち果たし、一気に天下人の地位へ駆け上っていく。
関ヶ原の戦い以後は、徳川系の大名が入封する事になる。
行き方(アクセス・地図)
電車
JR・山陽「姫路駅」から徒歩15分
自動車
- 山陽自動車道 山陽姫路東ICから12分
- 姫路バイパス 姫路南ランプから8分
駐車場
姫路城周辺の公営駐車場をご利用ください。
No. | 名 称 | 所在地 | 収容台数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 城の北駐車場 | 本町68番地269 | 148 | 姫路城北側・姫路市立図書館西側にある城の北駐車場のご案内です。 |
2 | 姫山駐車場 | 本町68番地56 | 246 | 姫路城・姫路市立美術館・姫路市立動物園近くの姫山駐車場のご案内です。 |
3 | 大手前公園地下駐車場 | 本町68番地 | 普323 大型バイク48 | 姫路城南東、大手前公園の地下にある大手前公園地下駐車場のご案内です。大型バイク駐輪スペースもあります。 |
4 | イーグレ地下駐車場 (お城本町地下駐車場) | 本町68番地290 | 252 | 「イーグレひめじ」の地下にあるイーグレ地下駐車場のご案内です。 |
5 | 大手門駐車場 | 本町68番地 | 普555 バス45 | 姫路城・好古園の南側にある大手門駐車場です。大型バス駐車スペースもあります。 |
所在地・連絡先
所在地 | 〒670-0012 姫路市本町68番地 |
電話番号 | 079-285-1146 |
続きは(その3)へ
白鷺宮、白鷺城に相応しい美しい神社と城でした。
姫路の人々が羨ましいです。
しかし、時間が・・
急いで円教寺に向かいます。
レッツゴー!
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