万年山 慈尊院(和歌山県伊都郡九度山町)の基本情報
慈尊院の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
慈尊院の本尊
弥勒菩薩
慈尊院の宗派
高野山真言宗
慈尊院の開基
開基 空海(弘法大師)
慈尊院の御利益
慈尊院の霊場
- 仏塔古寺十八尊 第6番
- 紀伊之国十三佛霊場 第6番
- 神仏霊場巡拝の道 第10番
慈尊院の縁起
○ 弘法大師・空海が嵯峨天皇から賜った高野山の麓にある。高野山参詣の要所にあたり、表玄関として伽藍を創建し、高野山一山の庶務を司る政所を置きました。
○ 高齢になった母、玉依御前は一目息子の空海が開いた高野山を見たいとやってくるが、女人禁制である為入山が許されず、この地に草庵を結びました。
○ 空海は母に会う為に、月に九度、山を降りた事から、この地は九度山と呼ばれるようになりました。
○ 母の死後、空海は供養の為母が信仰していた弥勒菩薩を本尊とする寺を建立されました。弥勒菩薩の別名を慈尊といい、寺は慈尊院と名付けられました。
○ 慈尊院は、女人結縁の寺として「女人高野」と言われ、今も子授け、安産、育児にご利益のある寺として女性の信仰が篤いです。
○ 「乳房型絵馬」が有名です。奉納者が手作りで「奉納 祈安産成就 南無弥勒慈尊」と書き、そこに乳房に見立てた直径15センチくらいに裁縫したもの(米を布でくるんだもの)をつけてご奉納されます。
○ 高野山詣りは、まず高野山の玄関である慈尊院弥勒菩薩と縁を結び罪業を流してから山上へ登って頂くのが、高野山への本参りとされていることから、高野山の結縁寺と呼ばれています。
○ 九度山から高野山まで一町(109m)毎に、町石と呼ばれる御影石の五輪型卒都婆が建てられています。慈尊院から大塔まで180本、大塔から奥の院まで36本、その他里石が4本あり、慈尊院から町石道を登って参詣するのも面白いと思います。
○ 令和2年、「女人高野」が日本遺産に認定されました。奈良県(宇陀市)・大阪府(河内長野市)・和歌山県(九度山町、高野町)です。
境内の様子
☝️クリックすると拡大表示されます
慈尊院の御朱印
(神仏霊場巡拝の道)
☝️クリックすると拡大表示されます
慈尊院の拝観時間
拝観時間 8:00〜17:00
慈尊院の入山料
○ 入山料 無料
慈尊院への行き方(アクセス・地図)
電車
- 南海電鉄「九度山駅」から徒歩20分
自動車
- 京奈和自動車道「高野口IC」から5分
慈尊院の駐車場
無料あり
慈尊院の所在地・連絡先
所在地 | 〒648-0151 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832 |
電話番号 | 0736-54-2214 |
コメント