石光山 石山寺(滋賀県大津市)の基本情報
石山寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
石山寺の本尊
如意輪観世音菩薩
石山寺の宗派
東寺真言宗
石山寺の開基
聖武天皇(勅願)
良弁
石山寺の御利益
石山寺の霊場
- 西国三十三所 第13番
- 江州三十三観音 第1番
- 近江西国三十三観音霊場 第3番
- びわ湖百八霊場 第1番
- 神仏霊場巡拝の道 第146番(滋賀14番)
石山寺の縁起
○ 石山寺は琵琶湖に流れる瀬田川の西岸に位置する真言宗の大本山です。境内の至る所に珪灰石が突出し巨大な堂宇もその上に建てられています。
○ 奈良時代747年に聖武天皇の勅願により良弁僧正が創建しました。平安時代には真言宗の寺院になり、数多くの貴族や女流文学者が参詣する「石山詣」が盛んになりました。
○ 御本尊は日本で唯一の勅封如意輪観世音菩薩で、ご利益のある観音様として広く信仰され、観音様が33の姿になって救済される事に因んで、33年ごとに開帳されます。
岩のうえに座する如意輪観世音菩薩
○ 聖武天皇は、東大寺の大仏をより荘厳する為、金峰山から金を得るように良弁に命ずるが、金峰山の蔵王権現は、近江の瀬田辺に観音の聖地があり、そこで祈願すれば金が得られるとを教えました。
良弁は瀬田辺で山のうえの大きな岩が観音の聖地であると知り、そこの如意輪観世音菩薩を安置し祈願した所、陸奥より金が見つかり大仏を荘厳する事が出来ました。
そのあと如意輪観世音菩薩が岩から離れない為、そこの堂宇を建立したと伝わります。
紫式部と石山寺
○ 平安時代になり観音信仰が広まると、石山寺に参詣する「石山詣」が貴族の間で流行しました。
中でも紫式部が有名です。堂宇の右手には「源氏の間」があり、紫式部は新しい物語を石山寺に参詣し、この部屋で構想を練ったと伝わります。
紫式部は瀬田川の対岸から上る中秋の名月をみて「今宵は8月15日なりけりとおぼし出でて・・・」と、「須磨の巻」から筆を起こしたといいます。
境内の様子
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石山寺の御朱印
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👆石山寺で購入した御朱印帳です。有名な紫式部の絵が表紙になっていて、とても美しいです。
石山寺の拝観時間
8:00〜16:30(最終入山16:00)
石山寺の入山料
○ 入山料
一般 600円 / 中・高校生 600円 / 小学生 250円
○ 本堂内陣 拝観料
一般 500円 / 中・高校生 500円 / 小学生 250円
石山寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- JR琵琶湖線「石山駅」からバス停「石山寺山門前」下車、徒歩すぐ
- 京阪「石山寺駅」から徒歩10分
自動車
- 京滋バイパス石山ICから10分
- 名神 瀬田西ICから10分
石山寺の駐車場
有料あり(普通車140台)
乗用車 600円 / バイク 200円
石山寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 |
電話番号 | 077-537 -0013 |
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