マイティ・ソー(2011年)
神々の国アスガルドから追放され力を奪われたソーが、人間と恋をし成長していきます。
対してソーを妬む弟のロキ。
神々の世界を舞台とする壮大な物語です。
ざっくり、あらすじ
昔、宇宙には他の存在がいて、世界のどこかに神々が住むと人類は信じていた頃、氷と闇の国ヨトゥンヘイムから巨人が攻め込んで来ました。
その時人類を守り戦ったのは、永遠の国アスガルドの民。
戦いに勝ったアスガルドの王は、ヨトゥンヘイムから巨人のパワーの源”箱”を奪い去りました。
時は流れ・・・
アスガルドの王オーディンは、王子ソーがあまりに交戦的である為、神の力と魔法のハンマー「ムジョルニア」を奪い、地球に落としました。
ソーは地球の女性ジェーンと恋をします。
しかし、パワーを戻してアスガルドに帰りたいとソーは思っています。
弟のロキは自分が王座を継ごうと、デストロイヤーにソーを殺すように命じました。
こうして戦いは始まりました。
感想・考察(ネタバレ)
観た感想
ヒーローとは言い難い性格のソーですが、時が経つに連れ彼の成長にワクワクします
対して弟のロキ、彼の複雑な性格が細やかに伝わってくる。
対照的な二人を上手く描いた作品だと思います。
世界観 九つの世界
・アスガルド 神々の国 ソー達のいる世界。
・ミッドガルド 地球
・ヨトゥンヘイム 氷と暗黒の国
・ヴァナヘイム
・スヴァルトアルヴヘイム
・ニダヴェリール
・アルフヘイム
・ノルンヘイム
・ニヴルヘイム
の9つの世界があり、それが世界樹ユグドラシルの枝でつながっています。
異世界ではなくて、惑星のような物です。
ロキは何故裏切ったのか?
兄ソーを殺そうとし、ラウフェイを唆しオーディンを襲わせると言う謀略をします。
ロキは兄ソーに嫉妬していて、自分が王座につきたいと思っていました。
オーディンを救い、ヨトゥンヘイムとの戦争に勝った王になりたかったのです。
そして父オーディンに立派な息子だと認めてもらいたかったのです。
エンドロール後
ニック・フューリー長官はエリック・セルヴィング教授を呼び、「四次元キューブ」の調査を依頼します。エリックは承諾するのですが、実はロキに操られていたのです。
登場人物と北欧神話の神様
登場人物は北欧神話と関係があります。
オーディン 主神。最高神。風の神。
ソー 雷神。
ロキ 悪戯の神。
ヘイムダル 光の神
シフ トールの妻美貌の持ち主。
曜日の名前の由来
エリックが北欧神話の本を見ると、木曜日の語源は「ソーの日」と書かれていました。
他の曜日の語源を調べると、
日曜日(Sunday) → 太陽の日(Sun Day)
月曜日(Monday) → 月の日(Moon Day)
火曜日(Tuesday) → 軍神テュールの日(Mars Day)
水曜日(Wednesday) → 主神オーディンの日(Woden’s Day)
木曜日(Thursday) → 雷神ソーの日(Thor’s Day)
金曜日(Friday) → オーディンの妻フリッグの日(Venus Day)
土曜日(Saturday) → 農耕神サトゥルヌスの日(Saturn Day)
ビフレストとは何?
アスガルドから9つの世界を繋ぐ虹の橋で、天文台からビフレストが開くとワームホールのように地球、ヨトゥンヘイムに移動する事が出来ます。
ムジョルニアとは何?
「死にゆく星の心臓で作られた」ソーの武器です。全ての物を滅ぼす武器で、飛行する事も竜巻を起こすことも出来ます。
デストロイヤーとは何?
宝物庫の番人ですが、ロキに命じられて地球に送られ、ソーを襲います。
暗殺者ホークアイの登場
S.H.I.E.L.Dのエージェントで、アーチェリーを使う暗殺者のホークアイが登場します。
ソーがムジョルニアを取り戻そうとクレーターに進入した時、コールソンからソーを殺そうと指令を受けた。ホークアイはアーチェリーでソーに狙いを定めるが、結局打つ事はなかった。
名シーン(動画)
サウンドトラック
作品
スタッフ・キャスト
監督 ケネス・ブラナー
脚本 アシュリー・エドワード・ミラー ザック・ステンツ ドン・ペイン
原案 J・マイケル・ストラジンスキー マーク・プロトセヴィッチ
原作 スタン・リー ラリー・リーバー ジャック・カービー
製作総指揮 ルイス・デスポジート スタン・リー パトリシア・ウィッチャー
出演者 クリス・ヘムズワース ナタリー・ポートマン トム・ヒドルストン ステラン・スカルスガルド コルム・フィオール レイ・スティーヴンソン イドリス・エルバ カット・デニングス レネ・ルッソ アンソニー・ホプキンス 浅野忠信
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 パラマウント映画
公開 アメリカ合衆国 2011年5月6日 日本 2011年7月2日
上映時間 114分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
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