ジャスティス・リーグ (2017年)

ジャスティスリーグ DCEU
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ジャスティス・リーグ (2017年)

ジャスティス・リーグ (2017年)

あらすじ(ネタバレなし)

ざっくり、あらすじ

スーパーマンが死んで、平和が訪れると思われた街に、パラデーモンが現れた。

レックスのメモから地球の危機が近づいていると知ったバットマンは、仲間を集める。

バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの五人は世界征服を企むステッペンウルフと戦う。

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感想・考察 (ネタバレ)

明るい雰囲気でバランスの取れた作品

『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン』の続きになります。前二作は、シリアスなストーリーでしたが、一転して、明るい作品となりました。バランスの取れた作品だと思いました。ヒーロー6人にそれぞれ見せ場があり、ドラマの仕立ても面白いし、アクションもなかなか。最初のワンダーウーマンのアクションで一気にワクワクして来ました。映画を明るくしているのは、なんと言ってもバリー・アラン(フラッシュ)のジョークですね。彼のような存在が、現実でも必要ですね。それぞれのヒーローの作品が観たくなりました。いつか観てレポートしますね。

映画のテーマは

今回の映画のテーマは「恐怖」「孤独」「チーム」「希望」になると思います。

「恐怖」

恐怖の匂いを嗅いで、大勢のパラデーモンが襲って来ます。現実でも、「恐怖」で怯えている者に対して、悪い奴らは襲って来ますね。やはり、「怯えていてはいけない」と言いたいのだと思います。怯えていては悪い奴らの思い通りです。(「バットマン・ビギンズ」でも、「恐怖」はテーマとされていて、ブルースは、「恐怖」の克服の為に努力します)

「チーム」

チームのメンバーを誘っていたのは、ブルースでした。心に闇を抱えて、単独行動を好み、人間関係も苦手なブルースがメンバーを勧誘するの面白いですね。

最後のバトルでバットマンがワンダーウーマン達に助けてもらった時、「想定外だ」と言うバットマンに対してアルフレッドが「いいえ、ウェイン様、これがチームです」と言います。

最後の戦いで、ステッペンウルフは、恐怖を抱きパラデーモンに襲われますが、バットマン達は大丈夫でした。一人でなく仲間といると「恐怖」を乗り越える事が出来るのだと言う事です。

「孤独」

6人はみんな一人で戦う孤独なヒーローでした。ブルースは、心に闇を抱え洞窟に引きこもっています。

ダイアナは恋人に振られ100年間も心を閉ざしていました。

バリーは、友達が欲しいのですが上手く人間関係を作れません。

クラークはそもそも人間でなく宇宙人で孤独です。

アーサーは「強者は孤独の時が最も強い」と開き直っています。

ビクターはサイボーグになり姿を見られたくないと部屋に引きこもっています。

ブルースが地球を守る為ブルースが声を掛けチームを結成します。(最近、「引きこもり」が話題になっていますが、問題の解決はこうやって周りが声を掛け事で出来るのではないでしょうか?子供の頃良くやっていませんでしたか?)

「希望」

映画の最初に子供がスーパーマンにインタビューして胸のマークは「希望」を表していると説明します。今回の映画で、地球が危険に陥った時、バットマン達の「希望」はスーパーマンでした。胸のマーク通りでした。

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レインのナレーション

最後のレインのナレーションは、上手くまとまっていますね。

『しかし光は必ず戻る。私たちを照らしに、故郷・家族・新しい世界・見落としていた物・新たな可能性を示し、私たちの背中を後押しする。

今まさに光はヒーロー達を照らし、二度と孤独は訪れないと教えてくれた。私たちの闇は深く希望を飲み込もうとする。だが、ヒーローたちは常にそばにいる。

希望は目の前にあると気づかせてくれる。見上げればいいのだ。「希望」の光を。』

この映画は『我々は、どんなに「孤独」でいようとも、「恐怖」せず「仲間」を作り、「希望」を失わなってはいけない』と言いたいのだと思います。

監督交代

ザック・スナイダー監督が、長女の死を理由に降板して、ジョス・ウェドンに交代しました。交代した時には、撮影はほとんど終了してましたが、ジョス・ウェドンに代わって、かなり取り直したそうです。ザック版「ジャスティスリーグ」も見たいですね。きっとシリアスな話でしょう。

ザック版「ジャスティスリーグ」も公開して欲しいと言う声が強いようです。いつか実現するかも知れません。

フラッシュ、「ペットセメタリーだ」

スーパーマンを蘇らせる時、フラッシュが「ペット・セメタリーだ」と言いますね 。

巨匠スティーブン・キングが1983年に発表した小説で、死んだ飼い猫が生き返り、凶暴に豹変して暴走する話です。そして、娘も・・・。

フラッシュが言ったように、スーパーマンが暴走してしまいました。

1989年に映画公開されたようです。1992年には「ペットセミタリー2」も公開されています。

2019年にアメリカで再び映画化されました。日本でも来年2020年公開予定です。

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作品

スタッフ・出演

監督 ザック・スナイダー

脚本 クリス・テリオ ジョス・ウェドン

原案 クリス・テリオ ザック・スナイダー

製作総指揮 クリストファー・ノーラン

出演者 ザック・スナイダー ジョス・ウェドン クリストファー・ノーラン ベン・アフレック ヘンリー・カヴィル ガル・ガドット エズラ・ミラー ジェイソン・モモア レイ・フィッシャー(英語版) エイミー・アダムス ジェレミー・アイアンズ ダイアン・レイン コニー・ニールセン J・K・シモンズ キアラン・ハインズ アンバー・ハード

音楽 ダニー・エルフマン 主題歌シグリッド(英語版) 『Everybody Knows』 ゲイリー・クラーク・ジュニア『カム・トゥゲザー』

配給 ワーナー・ブラザース映画

公開 アメリカ合衆国 2017年11月17日 日本 2017年11月23日

上映時間120分

製作国 アメリカ合衆国

言語 英語

(引用:ウィキペディア)

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コメント

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