岸和田七宮詣を行く!(令和3年)積川神社から久米田寺、土生神社でも・・
一昨日、岸城神社から始めた岸和田七宮詣は5社目の夜疑神社で日が暮れてしまいました。
やり切った感がありましたね。
今日は、積川神社と土生神社の残り2つを参拝して、満願を目指したいと思います。
今年はコロナ自粛で神社仏閣を参拝出来なかったから、こうして参拝出来るのが嬉しくてたまりません。
岸和田七宮詣
岸和田七宮詣は、大阪は岸和田市にある
岸城神社・岸和田天神宮・兵主神社・弥栄神社・夜疑神社・積川神社・土生神社
の7つの神社を参拝する巡礼です。
正月に専用の御朱印帳と絵馬を持って、岸和田市内にある7つの神社のいずれかで御朱印とスタンプを貰います。
岸和田駅から
岸和田駅に来る事って、なかなかないと思いますが、天井に注目です。
天井には、ステンドグラスが埋められています。
何が描かれているのでしょうか?
もう勘のいい皆さんなら分かるでしょう。
そう、だんじりです!
岸和田らしいですね。
気づいた時は感動しました。
流石、だんじりの街ですね。
積川神社へは、駅前のバスロータリーからバスに乗り、30分で到着です。
さあ〜行きましょう!
積川神社
バスに乗っていると乗客が段々と減っていきました。
乗る前に「積川神社には停まりますか?」と尋ねたのを覚えていてくれて運転手さんが、声を掛けてくれました。「帰りのバス停は分かりますか?あっちですよ」ととても親切でした。
岸和田のバスの運転手はとても良い人です。
せっかく教えて頂いたので帰りのバスの時刻を確認しました。バスは1時間に1本だけでしたので、くれぐれも注意が必要です。
主要道路に面して一ノ鳥居があり、積川神社は車で来ても直ぐ分かると思います。
立派な石の鳥居です。
一ノ鳥居をくぐり石段を登った所に二の鳥居があります。
狛犬さまは歴史を感じさせますね。とても威圧感があります。
「狛犬さん、通らせて下さい🙇♀️」
実は、この鳥居がポイントなのです。😃✨
よく見てください。
じゃ〜ん!
鳥居についている扁額。
なんて書いているでしょう?
「正一位 積川大明神」です。
「正一位」ですよ〜。
「正一位」とは、神階で最も高い地位です。
祀られている積川大明神が、最も尊い神様である事と言う事です。
分かりやすく言うならば、「一番偉い」と言う事です。
恐れ多い神社です🙇♀️🙇♀️🙇♀️
平安時代に、熊野詣に来られた白河上皇が書かれた扁額が神宝として残っています。
二の鳥居の向こうに見えたのが、この拝殿です。
どっしりと構えて落ち着きがあります。
参道を歩きながら思ったのですが、この神社の空気はとても澄んでいて、まるで伊勢神宮のように神々しい空気があるのです。
よ〜く見てください。
分かりますか〜。
拝殿に釣られている提灯にある神紋が、「16弁の菊の紋」です。
皇室と同じ紋章です。
皇室と関係のある一部の神社しか菊の紋は使えなかったと聞いた事があります。
つまり、積川神社は由緒正しい神社と言う事です。
積川神社は第十代祟神天皇の時の創建とされ、歴代天皇の勅願社です。
拝殿の左手から少し奥に入る事が出来ます。
写真では旗で隠れている狛犬です。
随分と時代を感じさせますね。
ボロボロになっても狛犬に威圧感があります。
狛犬さんに怒られるといけませんので、
「狛犬さん、通らせて下さい🙇♀️」
と一言断ってから通らせて貰いました。
八阪社で、素戔嗚尊つまり牛頭天王が祀られていて、病気平癒・健康安全のご利益があります。
コロナが流行っている今、お力を頂きたいです。
「素戔嗚尊さま〜牛頭天王さま〜、どうぞお願いです。あの悪いコロナをやっつけて下さい🙇♀️」
しっかりとお願いしたので、コロナをボコボコにしてくれるはずです!
確かにお願いしましたよ〜
弁財天さまが祀られています。
積川戎社です。
今日は十日戎の残り福です。念入りにしっかりと祈らなければいけません!
「神様〜恵比寿さま〜お願いです。お金持ちにさせて下さい🙇♀️」
これでお金持ちになる事間違いなしです!😃
拝殿の右側にも狛犬がいて、社があります。
こちらの狛犬さんは、少し新しいようですね。
凛々しくてカッコいい狛犬です。
「狛犬さん、通らせて下さい🙇♀️」
若宮社・菅原社で、菅原道真さまが祀られています。
学業・習い事の上達成就のご利益があります。
「頭が良くなります様に🙇♀️」
無理は承知でも祈りたくなるものです😅
菅原社の所から本殿が見えました。朱塗りで美しい本殿です。
屋根の上に交差して突き出している柱が見えますが?
千木と言うのです。
千木には2種類あって
先端が垂直に立っている物を「外削ぎ」と呼んで、「男神」を表していると言われます。
先端が水平になっている物を「内削ぎ」と呼んで、「女神」を表していると言われます。
千木を見ると祀られている神様が男か女か分かるのです。(あくまで目安ですが)
少し勉強しました!😃
こちらが社務所で、御朱印を頂きました。
今日は十日戎の残り福なのですが、もう既に祭りは終わってしまって申し訳ないと、良いものを貰いました。
ジャじゃ〜ん!
みかんを頂きました〜!
嬉しいです。
まさに残り福!
あっ、指が写っている〜😅
あまりもの嬉しさに、写りたがりの僕の指が写ってしまったようです。
ごめんなさい🙇♀️
頂いたみかんは帰りのバスを待っている間に美味しいく頂きました。
積川神社さま、大変ありがとうございました🙇♀️
感謝します!😀
昨年は、積川神社の宮司さんにご好意で宝物を見せて頂きました。
『淀君から奉納された神輿』など公開展示していない、大切に保管されている宝物です。
良かったら読んで下さい。😃
積川神社の由緒
○ 第十代祟神天皇の時の創建とされ、和泉五社と同様に歴代天皇の勅願社で、武将からの崇敬も厚く、天正の頃まで社領600石を有していた、格式のある神社です。
○ 三間社流造の本殿があり、建築年代は詳らかではありませんが慶長七年、豊臣秀頼が大修理を加えて、桃山建築の優雅で色彩の鮮やかな様式を今に伝えています。
○ 神像、淀君奉納の御輿、白河上皇が書かれたと伝わる「正一位積川大明神」の扁額が社宝としてあります。
積川神社の御朱印
積川神社への行き方(アクセス・地図)
電車
- 南海「岸和田駅」からバス35分下車直ぐ
自動車
- 阪和自動車道 岸和田和泉ICから5分
積川神社の所在地・連絡先
所在地 | 〒 596-0104 大阪府岸和田市積川町350 |
電話番号 | 072-479-0134 |
続きへ
岸和田の鎮守の神社である積川神社は神々しく良かった上に、おまけに蜜柑まで頂いちゃいました😀
岸和田七宮詣も残るあと一つです。
さあ、土生神社に向かいましょう!
〜 続き 〜
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