岸和田七宮詣を行く!(令和3年)岸城神社から夜疑神社まで(その2)
岸城神社に参拝し、岸和田城を観光して、あやこ食堂で昼食。
楽しいです。
久しぶりの神社参拝で、嬉しくて嬉しくてたまりません。
自粛自粛じゃ、楽しくないですよね!
外に出なきゃ病気になってしまう。
男は黙って神社詣り!
そんな事を思いながら、岸和田の商店街を岸和田駅の方へ向かって歩いていました。
〜 前回 〜
岸和田七宮詣を行く!(令和3年)岸城神社から夜疑神社まで(その1)
岸和田天神宮
岸和田商店街を通り、岸和田駅のすぐ近くに、岸和田天神宮があります。
岸和田駅のバスロータリーから左手に鳥居が見えるので、すぐに分かります。
さあ、行きましょう!
本殿
今日は十日戎の宵えびすで、十日戎の歌が鳴り響いています。
「岸和田天神戎から。だんじり戎は天神や」
「商売繁盛で笹持てこい。岸和田天神戎です。」と 十日戎の歌の岸和田天神宮版が流れています。
歌は昨年に参拝した時に動画を撮り、youtubeにアップしたので、良かったら聞いて下さい。
昨年は賑やかだったのですが、今年はコロナの影響か人が少ないようです。
今年は丑年なので、狛牛さんが意気揚々としているように思えました。
赤いヨダレ掛けが可愛いですが、強そうですね。
「ウォー」って雄叫びを上げているように思えます。
どこの天神さまも狛牛がいて、良い味を出していますよね!
神楽が奉納されていました。
神楽は良いですね。
巫女さんが手の動き、体の動きを観ていると、その美しさに見惚れてしまいます。
いつも思うのですが、よく間違えたり、転んだりしないものですね。
僕だったら失敗だらけだと思います。
巫女さんは立派です。
岸和田天神戎神社
本殿の右側では、福娘さんが縁起物を売っていて、奥の方に戎さまと大黒さまが祀られています。
ここにお参りすれば商売繁盛間違いなしでしょう。
愛宕神社
戎神社の更に右奥に愛宕さまが祀られています。
戎神社と愛宕神社が並んでいて、両方に赤い旗が立ち華やかな感じがします。
岸和田天神宮の由緒
○ 当社の創建は伝えによると、後村上天皇の1362年の頃、泉州沼村の村長に沼間将監という人がいて、父親が長らく病床についてしまい、百方手をつくし平癒を願ったですが、残念ながらその効験がありませんでした。
そのため、かねてから信仰していた山城の国八坂神社に参り、病父の平癒を祈願すること三日、 ついに霊感を得て歓喜して帰郷すると、父の病は全快し、普段の元気な姿に復しました。
○ 沼氏は大いに喜びその御神徳を村の衆に告げ、邸内の清域(現在地)に社殿を造営して、八坂神社(祭神、速須佐之男命)の御分霊を勧請したのが始まりといいます。
○ 1683年に天神宮と称した。表「天神宮」裏面「天和三癸亥年八月祭吉日」と彫られた神号額が現存しています。
岸和田天神宮の御朱印
岸和田天神宮のアクセス
電車・バス
南海本線「岸和田駅」から徒歩約2分
自動車
阪神高速「岸和田南IC」から5分
兵主神社
兵主神社までは岸和田天神宮から一駅半あるのですが、いつも歩いています。
一本道なので決して迷いません。
歩いても30分弱なので、十分歩けるのですよ。
岸和田天神宮の岸和田駅と反対側の鳥居から出ると、難波の方へずっと続く道があります。この道をただ歩けば良いのです。
あまり車も人も通らない道ですので、安心して歩けます。
途中にコンビニもあるので何か飲み物を買っても良いかもしれませんね。
ほら、橋の向こうに神社が見えて来ました。
十日戎なので、赤い旗がたくさん立っています。
道路沿いに神社に入る鳥居が手前と奥にあり、手前の方から入りました。
参道に白い梅の花が咲いていました。(多分梅の花だと思います)
まるで木に雪が積もっているように見えます。
綺麗ですね。
本殿に参拝して、今年も岸和田七宮詣ができた事に感謝しました。
本殿の横に、大絵馬が飾られています。
近くの高校生が描いた絵馬です。
上手いですね。
これから暫く歩いて、弥栄神社に向かいます。
20分くらいでしょうか。
大宮稲荷大明社
大宮戎神社
兵主神社の由緒
延喜式内社で、1100年以上の歴史があります。
加守郷12か村の総社で、大宮と呼ばれ、近くに「和泉大宮駅」の大宮とは兵主神社の事を指します。
社宝として室町~江戸前期の能面9面などが伝えられ、この面を神前に飾り降雨を祈願すれば必ず験があったことから「天(雨)降の面」と呼ばれています。
安土桃山時代に豊臣秀吉によって本殿が再建されています。
兵主神社の御朱印
兵主神社のアクセス
電車
- 南海「春木駅」から徒歩15分
- 南海「和泉大宮駅」から徒歩15分
自動車
- 阪神高速 岸和田北ICから10分
弥栄神社
兵主神社の前の道を北に難波方向に歩き、春木駅を通り過ぎて、暫くすると、弥栄神社の一ノ鳥居が右手に見えます。
兵主神社から20分くらいでしょうか。
辺りも少しずつ暗くなって来ました。
一ノ鳥居
一ノ鳥居で軽く一礼して参道を進みました。
一ノ鳥居を自動車も入って行きます。中に駐車場があるのです。
二の鳥居
この鳥居の向こうに本殿や社務所があります。
境内に雪がチラチラと降っているのが見えます。神社に降る雪は美しく思えます。
本殿
本殿で2拝2拍手1拝して、今年も参拝出来た感謝を神様に伝えました。
戎神社
戎神社に参拝すると、福娘の女性が鈴を降って、お祓いをしてくれました。
嬉しいです。
鈴を振って貰うと、すっと体が軽くなったように思えました。
八幡神社
市杵島神社
弥栄神社の由緒
創立年代は不詳なのですが、春木の海辺に土着した掃守氏の祖神である「振魂命」を鎮祭したのが始まり、と伝えられています。
保元の乱(1156年)以降、数度の乱や戦争により一度は廃社となるのですが、各地より移住した人々が再びこの地に神社を興して氏神を「牛神神社」と号して崇敬しました。
天正8年(1580年)に社名を弥栄神社と改称し、徐々に神域を整え、現在まで至ります。
現在の境内地は約12400㎡(約3700坪坪)で、本殿は流れ造りで中殿・拝殿と続き、摂末社9社を奉斎します。
八幡山と呼ばれる当社の鎮座地は、往古の砂丘にして防波堤かと思われます。
弥栄神社の御朱印
弥栄神社のアクセス
電車
- 南海「春木駅」から徒歩15分
自動車
- 阪神高速 岸和田北ICから5分
- 岸和田和泉ICから15分
夜疑神社
近くで軽く食事をして、夜疑神社に向かうと、日が暮れて暗くなって来ました。いつも夜疑神社に向かう途中で日が暮れてしまうのです。
道路上に鳥居があるので写真をパシャ。暗くて分かりづらいですね。
あと少しです。
辿り着きました。
いつもより人が少ないように思えます。
本殿に参拝。
本殿は割と新しいので綺麗です。
夜疑戎神社
戎神社に参拝。
福娘たちがいる前を通るので、少し照れました。実は、僕は照れ屋なのです。
狛牛
本殿の横から奥に進む途中に牛さんがいました。
2匹の牛は喜びの声をあげている様に見えます。今年は丑年なので嬉しそうです。
夜疑稲荷神社
奥にある稲荷神社には誰もいません。
ひとり静かに参拝していると得した気分になりました。
夜疑神社の由緒
創建は定かではないですが、奈良時代以前にこの地を治めていた八木一族が祖神をお祀りしたのが起源と考えられます。
奈良・平安・鎌倉時代の古瓦も多数出土した事から、約1300年前には神社としての建物が存在し、古くから祭祀が行われる特別な聖域であった事が考えられます。
旧来、当社は中井一村の氏神様でありましたが、明治41~42年に八木郷の各字に祀られた氏神様を当社に合祀して以来、八木郷の総氏神様と成りました。
夜疑神社の御朱印
夜疑神社のアクセス
電車
- 南海「忠岡駅」から徒歩20分
- JR「久米田駅」から徒歩27分
自動車
- 阪神高速 岸和田北ICから5分
- 岸和田和泉ICから15分
帰り道
夜疑神社の境内を一通り参拝した後、僕は暗くなった道を歩いて、帰りました。
夜になって冷えて来たのですが、気にならなかったです。
参拝出来た事の喜びの方が大きかったからです。
今年最初の神社仏閣の参拝は、とても楽しかったです。
岸和田七宮詣の残り2つです。
近いうちに参拝したいです。
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基本情報
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