丹生川上神社上社(奈良県吉野郡川上村)の基本情報
丹生川上神社上社の基本情報(御祭神、御利益、霊場、由緒、境内、御朱印、
丹生川上神社上社の御祭神
高龗大神
伊弉冉尊は火の神を生んで死んでしまいました。伊弉諾尊が怒って、火の神を切って生まれたのが、この水の神です。
丹生川上神社上社の御利益
丹生川上神社上社の霊場
- 神仏霊場巡拝の道 40番(奈良27番)
丹生川上神社上社の由緒
○ 丹生川上の地は、神武天皇が建国される前の、古来から祭祀を行う聖域であったことが知られます。
○ 「人の声聞こえざる深山吉野の丹生川上に我が宮柱を立てて敬き祀らば天下のために甘雨を降らし霖雨を止めむ」という神宣があり、それに従って、飛鳥時代675年に祀られました。
○ 763年の奉幣祈雨、775年の奉幣祈晴をはじめ、室町時代に至るまで数十回の奉幣祈願がなされ、古来より祈雨と祈晴に霊験がある神として、朝廷より篤い信仰を集めていました。
○ 平安時代の「延喜式」では名神大社に、そして平安中期以降は、朝廷における最高格の社格となる「二十二社」の一つに数えられました。
しかし、1467年の応仁の乱以降は奉幣も途絶えて衰微し、社地の所在も不詳となりました。
○ 明治時代になり、丹生川上の所在地は分からないまま、現、丹生川上神社・上社、丹生川上神社・中社、丹生川上神社・下社が、3社合わせて「官幣大社丹生川上神社」とされました。
○ 伊勢湾台風による大滝ダム建設に伴い、水没予定地に入っていた為に、1998年、現在の山の中腹に遷座されました。
神社の境内から、美しい湖の姿を眺める事が出来ます。
○ その際の発掘調査によって、約4000年前の縄文遺跡のストーンサークル・石器・土器をはじめ、旧本殿の下からは、飛鳥、奈良時代から昭和期までの祭場跡などが見つかっています。
高龗神について
○ 高龗神は、水の神、龍神です。
○ 伊奘諾尊と伊弉冉命の夫婦神が力を合わせて、色々な神を生み、最後に生んだ火の神によって、伊弉冉命は死んでしまいました。
伊奘諾尊は怒り、腰に下げていた十握剣で、火の神を断ち切りました。火の神は3つに絶たれ、その一つが高龗神です。
このように、火の神から生まれた水の神が高龗神なのです。
境内の様子
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丹生川上神社上社の御朱印
(神仏霊場巡拝の道)
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丹生川上神社上社の拝観時間
受付時間:8:00~17:00
丹生川上神社上社の拝観料
無料
丹生川上神社上社への行き方(アクセス・地図)
電車
- 近鉄「大和上市駅」からバス「湯盛温泉杉の湯行 終点」下車、徒歩15分
自動車
- 西名阪自動車道「郡山IC」から1時間7分
- 名阪国道「針IC」から59分
丹生川上神社上社の駐車場
丹生川上神社上社の所在地・連絡先
所在地 | 〒639-3553 奈良県吉野郡川上村大字迫869-1 |
電話番号 | 0746-52-0733 |
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