寂光院(京都府京都市)

神仏霊場巡拝の道 寂光院 御朱印 ○基本情報
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寂光院(京都府京都市)の基本情報

寂光院じゃっこういんの基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、アクセス)です。

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寂光院の本尊

地蔵菩薩じぞうぼさつ
地蔵菩薩さまは、釈迦がこの世を去ってから56億7000万年後に弥勒菩薩が現れるまでの「無仏の時代」に、娑婆世界にとどまって人々を教え導き救済するように、釈迦から頼まれた菩薩です。

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寂光院の宗派

天台宗

寂光院の開基

伝・聖徳太子しょうとくたいし
用明天皇の第二皇子で推古天皇の摂政。日本に仏教を取り入れて「十七条の憲法」「冠位十二階」「四箇院の制」などを制定し、日本国の礎を作った。

寂光院の霊場

  1. 神仏霊場巡拝の道 第105番(京都第25番)
  2. 数珠巡礼
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寂光院の縁起と見所

京都の中心部からバスで60分ほどの場所にある大原。

天台宗の総本山比叡山の北東の山麓にあり、延暦寺の影響を強く受け、勝林院・来迎院や、三千院、寂光院など天台宗の寺院が点在します。

寂光院は、平清盛の娘の建礼門院徳子が壇ノ浦の戦いの後、我が子の菩提を弔って、終生を過ごした場所です。

大原観光保勝会
京都・洛北の観光地、大原観光保勝会の公式WEBサイトです。三千院、寂光院をはじめとする天台宗のお寺や、大原温泉、赤しそなど、歴史と自然が調和した豊かな里山の観光をお楽しみください。

寂光院の創建

推古天皇の時代594年、聖徳太子が父・用明天皇ようめいてんのうの菩提を弔うために建立されたと伝わります。

初代の本尊は聖徳太子の自作の六万体地蔵尊であったのですが、現存しません。鎌倉時代に作られた本尊は2000年の火災のために焼損しました。

初代の住持は聖徳太子の乳母であった玉照たまてるひめで、その後、代々高貴な家門の姫君らが住持となっています。

(平安時代11世紀末、大原に隠棲し大原声明を完成させた融通念仏宗の祖である良忍りょうにん聖応大師しょうおうだいし)が道場を開いたと言う説もあります。)

江戸時代の初頭、豊臣秀頼は本堂を修理させ、再興に手を尽くしました。

我が子の菩提を弔う徳子

1185年の壇ノ浦の戦いの後、平清盛たいらのきよもりの娘で高倉天皇たかくらてんのう中宮である建礼門院けんれいもんいん徳子とくしは助けられて剃髪し、大原に移った後、寂光院で我が子の安徳天皇あんとくてんのうの菩提を弔いながら、終生を過ごした事で知られます。

『平家物語』の最終巻「灌頂巻」は、徳子の隠棲した寂光院が舞台です。後白河法皇がお忍びで徳子のもとを訪れ、徳子は現在の身を恥じながら涙を流して半生を振り返るという、物語の幕引き役を担っています。

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放火によって焼失した本堂

2000年5月9日の火災によって焼失し、現在の本堂は古式通りに忠実に復元されました。

鎌倉時代に作られた本尊の六万体地蔵尊も復元され、鎌倉時代の制作当時そのままの美しい彩色をしています

衝撃的な事に、火災は放火だったようです。
参拝した時には、火災当時の本堂や本尊の写真が置かれていました。痛々しかったです。犯人は、今、きっと地獄に落ちているでしょう。

許せない事です。

全国で相次ぐ神社仏閣の火災

2000年頃から、全国の神社仏閣で放火が相次いでいます
奈良県吉野にある勝手神社は、2001年9月27日に不審火によって焼失しました。
許せない事です。

勝手神社再建委員会
奈良県吉野山の勝手神社再建委員会のサイトです。

次のサイトを見ると、全国で神社仏閣の火災が相次いでいるのが分かります。

実は多発する日本の神社仏閣の火災や毀損、盗難
多発する、神社仏閣の火災について。
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境内の様子

 

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寂光院の御朱印

神仏霊場巡拝の道 寂光院 御朱印

(順に、神仏霊場巡拝の道)

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寂光院の拝観時間

拝観時間

通常 3月1日~11月30日 午前9時~午後5時
冬季 12月1日~12月31日 午前9時~午後4時30分
1月1日~1月3日 午前10時~午後4時
1月4日~2月28日(29日) 午前9時~午後4時30分

寂光院の入山料

○ 入山料

大人 高校生 中学生 小学生
志納金 600円 600円 350円 100円
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寂光院への行き方(アクセス・地図)

電車

      1. JR「京都駅」下車、バス1時間6分「梅の宮前」下車、徒歩20分
      2. 京阪電鉄「出町柳駅」下車、バス31分「梅の宮前」下車、徒歩20分
      3. 阪急電鉄「河原町駅」下車、バス47分「梅の宮前」下車、徒歩20分

自動車

      1. 名神高速道路「京都南IC」から53分
      2. 名神高速道路「京都東IC」から48分

寂光院の駐車場

なし

寂光院に駐車場はありません。周辺に駐車場があります。

寂光院の所在地・連絡先

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