一乗寺(兵庫県加西市)の基本情報
一乗寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
一乗寺の本尊
聖観世音菩薩
観世音菩薩は、観音の名を唱えて助けを求める人があれば、どんな願いでも聞き入れてくれる。33の姿になって現れるのですが、聖観世音菩薩は人に近い基本的な姿をしている。
一乗寺の宗派
天台宗
一乗寺の開基
法道仙人
インドから渡来した高僧。西国三十三所で知られる播州清水寺、一乗寺、花山院菩提寺などを開く。
一乗寺の御利益
一乗寺の霊場
- 西国三十三所 第26番
- 播磨西国三十三箇所 第33番
- 神仏霊場巡拝の道 第77番
一乗寺の縁起
およそ1800年前、インドから日本に渡って来た帰化僧の法道仙人は、飛行自在の能力と限り無い寿命を得ていたの言われます。仙人は、蓮華の形をした霊峰を見つけ、この地にとどまり、鉄鉢を遠くに飛ばして米や金を集める「飛鉢の法」で、多くの民衆を救済しました。
そんな仙人の法力は都にも伝わり、仙人は宮中に呼ばれ、孝徳天皇の病気を治す祈祷をした所、たちまち病気は平癒したので、その功績として大化5年(649年)金堂を建立し、「一乗寺」の額を授けました。
そして、法道仙人は聖観世音菩薩を安置して本尊としました。
その後、行基菩薩・弘法大師空海らが一乗寺に来られました。
奥の院には、三途の川の河原である「賽の河原」があり、大きな磐座の下に小さな仏様が祀られていて、周りには沢山の石が積み上げられています。
よく見れば、賽の河原だけでなく、奥の院までの道には石が積み上げられているのです。
親よりも先に死んでしまった子供たちが、親不孝による罪を償うために「石積みの刑」を受けます。子供たちは塔を建てることを目標に石を積み上げるのです。
所が、河原には鬼がいるとされており、完成が近づいてくると鬼が塔を壊してしまうそうです。
境内の様子
☝️クリックすると拡大表示されます
一乗寺の御朱印
(順に、西国三十三所、神仏霊場巡拝の道)
一乗寺の拝観時間
拝観時間 8:00〜17:00
納経時間 8:30〜17:00
一乗寺の入山料
500円
宝物館入館料は別途500円
※往復ハガキもしくは、FAX(0790-48-3848)にて、事前に予約をお願いいたします
一乗寺への行き方(アクセス・地図)
電車
JR・山陽「姫路駅」からバス37分 下車すぐ
自動車
- 山陽自動車道加古川北ICから10分
- 山陽自動車道加古川北ICから28分
一乗寺の駐車場
有料あり (150台)
バス 2,000円, マイクロバス 1,300円, 乗用車 300円, オートバイ 130円
一乗寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒675-2222 兵庫県加西市坂本町821-17 |
電話番号 | 0790-48-4000 |
コメント