河内西国を行く!桜咲く藤井寺から西方院、叡福寺と辛国神社、桜三昧
住吉大社に参拝した後、藤井寺に向かいました。
藤井寺はフジの花で有名ですが、桜の花も満開で美しいです。
辛国神社は藤井寺の近くにあり、長い参道に桜が所々に咲いています。
聖徳太子に縁のある西方院、叡福寺にも桜が沢山咲いていました。
桜三昧の1日を楽しみました。
特別客番 葛井寺
近鉄阿倍野駅からしばらく電車に乗ると藤井寺駅です。
東に少し歩くと商店街あります。
ここを通り抜けます
商店街を進むと左手に西門が見えます。
「ご参詣の方は正門南大門からお入り下さい」
と書いてあります。
西門から入りたいのは山々ですが、南大門へ向かいましょう!!!
くるっと回ると南大門です。
立派な大きな山門が迎えてくれます。
葛井寺にやってきました!って感じです。
石垣に注意書きがありました。
「新型コロナウィルス の予防の為、必ずマスクを着用して欲しい」
と書いてあります。
ポケットからマスクを取り出し着用して、レッツゴーです。
南大門の隣に桜が満開でした。
綺麗ですね。
入山する前から美しい桜を見れて幸せです。
立派なカメラを構えて撮られている方もいました。
南大門から境内が本堂まで見渡せます。
参道の両脇に咲く桜が綺麗です。
本堂です。
藤井寺は、聖武天皇勅願による建立で、本尊の千手千眼観世音菩薩は行基菩薩によって開眼されました。
こちらの千手千眼観世音菩薩は、千の手があり、その手に眼が彫られています。
千手観世音菩薩は多く作られていますが、実際に千の手を持つものは少ないのです。
南大門から入って直ぐ右に弁天池があり、弁財天が祀られています。
境内の左手に役行者が祀られています。
そこには大きな桜の木がありました。
境内に大きな立派な松があります。
旗掛けの松です。
楠木正成は戦勝祈願に大般若経六百巻、守り刀一振りと非理法権天の旗を奉納され陣を構えました。
非理法権天の旗をこの松に掛け、正行、正時、正儀を呼び秘策を練り十倍の細川顕氏軍に大勝したという藤井寺合戦と言う合戦がありました。
この松からは珍しい三葉松が現れ、このことから三人が力を合わせ堅く一致団結すればどんな困難にも打ち勝つ不思議な力が授かると言われます。
葛井寺の御朱印
葛井寺への行き方(アクセス・地図)
近鉄 藤井寺駅から徒歩4分
辛国神社
葛井寺の直ぐそば、南大門から出て直ぐに、辛国神社があります。
一の鳥居から本殿まで真っ直ぐに長い参道があるのが特徴です。
一の鳥居の横に綺麗な枝垂れ桜が咲いていました。
この桜は、植えてから三年の若い桜です。
今年の桜がとても綺麗だと言っていました。
二の鳥居があり、鳥居から見える本殿が良いですね。
二の鳥居と桜のショットです。
参道の所々に桜が咲いていて綺麗です。
本殿と拝殿です。
東向きに建てられています。
雄略天皇の御代(5世紀後期)に物部目大連がその祖神 饒速日命をお祀りしたのが始まりです。
その後一族の物部辛國連が辛國神社を守護して「辛國神社」と呼ばれるようになりました。
御祭神は、
饒速日命
天児屋根命
素戔嗚命
の三神となります。
本殿前にある狛犬です。
狛犬らしい狛犬だと思うのは僕だけでしょうか。
本殿前に玉砂利が敷かれていて、
「玉砂利を踏み締めて 心清らかにご参拝ください」
とありました。
春日天満宮です。
菅原道真公が祀られています。
言わずと知れた、学問の神様・文筆の神様ですね。
春日なのか天満なのか、ややこしい名前ですね。
江戸時代まで、辛国神社は春日社と呼ばれていたそうです。
春日稲荷神社です。
言わずと知れたお稲荷さんです。
辛国神社の御朱印
辛国神社への行き方(アクセス・地図)
近鉄「藤井寺駅」から徒歩5分(商店街を抜け葛井寺の横です)
第三番 西方院
近鉄 喜志駅からバスで10分なのですが、遠回りの路線に乗った為20分かかりました。
バスは1時間に1、2本程度です。
時間があれば歩いた方が良いかも知れません。
これはバス停「太子前」です。
味のあるバス停ですね。
ここから西方院と叡福寺に参拝出来ます。
バス停の隣にある細い道を歩きます。
太鼓橋から石畳の道が続きます。
上の赤い門をくぐると西方院です。
山門です。
上品で、高級感を感じますね。
寺の前の広場に桜が植えてあります。
山門から本堂が見えます。
本堂です。
逆光ですね。。。
おまけに僕の指が。。。
ごめんなさい。。
本堂の前にお釈迦さまと花が置いてありました。
お釈迦さまの誕生日 花まつりですね。
本堂には、阿弥陀如来さまが祀られています。
この阿弥陀如来は、聖徳太子作です。
均整の取れた落ち着いた阿弥陀如来さまでした。
寺の客間に庭があります。
桜が咲いていました。
紅葉が植えられており、秋には綺麗に紅葉するそうです。
境内の中は、綺麗に手入れされています。
山門の右手に、観音堂があります。
観音堂の中に観世音菩薩が厨子の中に納められています。
残念ながらお顔は見ることが出来ませんでした。
お気づきでしょうが、天井には龍が描かれています。
妖しく力強い龍です。
暫く寝転がって龍を眺めていました。
僕には龍が喜んでいるように見えるのですが、皆さんはどうでしょうか?
本堂の左に、納骨堂があります。
ここには、聖徳太子さまの遺髪が祀られています。
畏れ多いですね。
西方院の御朱印
西方院への行き方(アクセス・地図)
近鉄 喜志駅からバスで10分、徒歩44分
近鉄 上ノ太子駅からバス8分、徒歩28分
第二十一番 叡福寺
バス停の前に、叡福寺があります。
山門の前に広い駐車場があり、車でも来ることが出来ます。
南大門まで長い階段があり、丘の上に寺があります。
階段を登れば南大門。
聖徳廟とあるのは、ここは聖徳太子の墓があるんです。
南大門から向こうに見えるのが、聖徳廟つまり聖徳太子の墓です。
山門から左手にあるのが、金堂です。
本尊である高さ90㎝の如意輪観音の坐像が祀られています。
脇侍は不動明王と愛染明王です。
宝塔です。
本尊は東面に釈迦・文殊・普賢の三尊像、西面に金剛界の大日如来を安置し、4本の柱には四天王の像が描かれています。
撮り方が悪くて上が切れていますね。
ごめんなさい。。。
境内の奥にある御廟に続く階段です。
これを登れば聖徳廟があります。
これが聖徳太子御廟です。
円墳です。
太子と母后・穴穂部間人皇女、妃・膳部大郎女が祀られています。
ゆっくりとお祈りをしました。
帰りに上之太子駅まで歩いた時に撮った御廟です。
御廟から境内を見下ろすことが出来ます。
満開に咲く桜が綺麗です。
絶景ですね。
見真大師堂です。
本尊は親鸞聖人の坐像です。 聖人が88歳で御参籠の折、自らこの像を刻んで遺されたといいます。
本尊の弘法大師像が祀られています。
自ら三鈷をもって刻まれたと伝えられます。
叡福寺の桜
境内に咲く桜を集めました。
満開で良い時期に来たと思います。
帰りは上之太子駅まで30分掛けて歩きました。
道が分かり易くて、気持ち良かったです。
上之太子駅は、のどかでリラックス出来ました。
叡福寺の御朱印
叡福寺への行き方(アクセス・地図)
-
- 近鉄 上ノ太子駅からバス8分、徒歩25分
- 近鉄 喜志駅からバスで10分、徒歩52分
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