紫雲山 葛井寺(大阪府藤井寺市)の基本情報
葛井寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
葛井寺の本尊
十一面千手千眼観世音菩薩
観世音菩薩は、観音の名を唱えて助けを求める人があれば、どんな願いでも聞き入れてくれます。33の姿になって現れるのですが、十一面千手観世音菩薩は、十一の顔と千の手を持ち、四方八方に顔を向け、全ての人々をあらゆる手段で救ってくれます。
宗派
真言宗御室派
葛井寺の開基
行基
大阪府堺市で生まれた行基は、民間布教や社会事業に尽力し、東大寺の大仏建立、久米田池など大きな国家事業に携わりました。生涯に49の寺を建立しています。
葛井寺の御利益
葛井寺の霊場
- 西国三十三所 第5番
- 河内西国霊場 特別客番
- 神仏霊場巡拝の道 第59番
- 河内飛鳥古寺霊場 第4番
葛井寺の縁起
○ 葛井寺は古代氏族葛井氏の氏寺として、7世紀後半の白鳳期に建立されました。
○ 西国三十三箇所観音霊場の第五番札所として信仰を集め、多くの巡礼者が訪れています。
○ 本尊の国宝乾漆千手観音坐像は、大阪府下唯一の天平仏で、毎月18日に御開帳されます。また、 四脚門は、桃山様式をよく伝える建造物として、国指定の重要文化財となっています。春には境内の藤棚に藤の花が咲き誇ります。
本当に手が千本ある千手観音
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千手観音菩薩像は、実は、手が四十二本で、中央の二本の手と左右それぞれ二十本ずつあるのが多いです。これは1本の手が25の世界を救う事に基づいていて、40本に25を掛けて千の世界です。
本当に千本の手があるのが、この葛井寺の千手観世音菩薩です。
実際に見ると数える事が出来ないほど多く見えます。
その手が自分を救ってくれると思えば、どれだけ力強く感じるでしょうか。
手が千本ある千手観音像は、他にも、奈良市の唐招提寺金堂像、京都府京田辺市の寿宝寺本尊像などが知られています。
美しいフジと甘い香り
名の通り、葛井寺の境内には、たくさんのフジが植えられ、フジが咲く四月には満開となり、境内には甘い香りが漂います。
フジの花を目当てに参拝する人が跡を絶ちません。
是非、見たいものです。
楼門の修復
令和3年、1年以上の歳月を掛けて楼門が修復されました。
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境内の様子
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金剛寺の御朱印
(順に、西国三十三所、河内西国霊場、神仏霊場巡拝の道)
金剛寺の拝観時間
拝観時間 9:00~16:30
金剛寺の入山料
○ 入山料 無料
金剛寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- 近鉄「藤井寺駅」から徒歩3分
自動車
- 西名阪自動車道「藤井寺IC」から4分
葛井寺の駐車場
なし
葛井寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒583-0024 大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21 |
電話番号 | TEL:072-938-0005 FAX:072-952-1111 |
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