平成の終わりに住吉大社、枚岡神社の合同で「平成の大禊」が行われました。
双方の神社で禊を行い、罪穢れを祓いたいと思います。
僕はここ数年、枚岡神社にて禊を行なっているのですが、住吉大社で禊を行うのは、初めてです。
どんなものか、楽しみですね。
枚岡神社
枚岡の駅から歩いてすぐに枚岡神社があります。
この大きな鳥居が出迎えてくれます。
参道は広く両側に真っ直ぐ本殿まで続いています。
本殿に参拝して受付を済ましました。
老若男女たくさんの人が参加してました。80名くらいいたでしょう。
参集殿にて、褌に着替え、鉢巻をつけました。女性は白衣です。
褌は恥ずかしいと言えば恥ずかしいのですが、禊をやっいる間は心が禊に向かうので何も感じなくなります。
禊
宮司さんの挨拶の後、禊は始まりました。
こちらの宮司さんのお話は、いつも分かりやく面白いものです。
地下水が湧き出ていて山から水が落ちてきてます。こちらの水を浴びて禊を行いました。
滝に打たれながら「大祓詞」を唱えます。
水の落ちてくる高さがあるので、痛いです。首や肩に水が落ちてくるのですが、痛いです。
まだ4月なので気温が低く、水が冷たいので寒いです。
でも、懸命に「大祓詞」を唱えます。
全員がこの「禊」を行なった後、「鳥舟」を行いました。
「鳥舟」は、「イェーイ、エイ」「エイ、ホー」「エイ、サー」と掛け声を掛けながら、みんなで舟を漕ぐような動作をします。
「イェーイ、エイ」
「エイ、ホー」
「エイ、サー」
心も体も軽くなりました。
移動
枚岡神社と住吉大社は離れていて、移動は電車で一時間くらいかかります。
疲れていたのか、眠ってしまいました。。。
空が曇って行きました。
雨が降るか心配です。。。
住吉大社
住吉大社についた後、少し時間があったので本殿と種貸社、楠珺社に参拝しました。
清々しいです。
参拝している間、小雨がポツリ、ポツリとしていました。
禊
この鳥居の向こう、太鼓橋の前で「鳥舟」を行いました。
「人も増えて100人はいたでしょうか。大勢でする「鳥舟」は迫力がありました。
「イェーイ、エイ」
「エイ、ホー」
「エイ、サー」
と言う掛け声は住吉大社中に響いたでしょう。
小雨が止み、先程まで曇っていた空は、晴れ間を見せはじめました。
住吉大神が我々を歓迎しているようでした。
(まるで「天気の子」のような話ですね。でも、本当ですよ。)
摂社の大海神社で禊を行いました。
神社の前に水に満たされた樽が置かれ、住吉の海で採られた海水が注ぎ込まれます。
僕は列を作って順に、その樽に入った水を浴びるんです。
4月でまだ寒い中です。寒いです。
「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」
と何度も唱えながら、組んだ手を上下に揺さぶります。
樽に入った水は冷たいのですが、水を浴びると気持ちが引き締まりました。
「潮満玉」
禊を終えた後、大海神社の宮司さんからお話がありました。大海神社の由緒、神話などです。
最近、古事記にも書かれてある神話に出てくる「潮満玉」が見つかり、今日、拝見させて頂きました。
『潮満珠(しおみつたま)』と『潮涸珠(しおふるたま)』です。
古事記では、ホオリ(山幸彦)が海の神様である綿津見大神から授かり、釣り針を巡って喧嘩した兄のホデリ(海幸彦)を「潮満珠」でおぼれさせた後に「潮涸珠」で助けたと記されています。
拝殿の前に二つの「潮満玉」が置かれ、目の前で見ることが出来ました。御神体になってもおかしくないくらいのものだと思います。
鉄か何かの鉱石で出来た球に見えました。
目を閉じて、手を「潮満玉」にかざすと、手が暖かくなり、体に力がみなぎってくるのを感じました。
「潮満玉」には力が宿っているのだと思います。
直会
吉祥殿にて直会を行いました。
今回の住吉大社の宮司さん、大海神社の宮司さん、「平成の大禊」の中心となった禰宜さんの挨拶がありました。
今回の「平成の大祓」は禰宜さんの強い願いで企画されたそうです。
挨拶の後、直会がありました。
僕のテーブルに偶然、住吉大社の宮司さんがいて、お話を聞かせていただきました。
住吉大社の話、禊の話など興味深い話を面白く聞かせてくれました。
(神社は昔は灯台の役割を果たしていたらしいです。)
お話は本当に面白かったです。
(2、3年前のハローキティとの共同企画良かったですと伝えるのを忘れてしまいました。)
また、禊がありましたら参加したいと思います。
本当に良かったです。
ありがとうございました。
(緊張していたのか、写真を撮り忘れました。写真を撮る気分にならなかったのでしょう。今回載せている写真は他の日に撮ったものです。)
アクセス・地図
枚岡神社
住吉大社
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