長栄寺
長栄寺 (河内西国霊場第三十三番)
本尊
十一面観世音菩薩
宗派
新真言宗 (総本山)
開基
聖徳太子
慈雲尊者(中興)
縁起
(聖徳太子 ウィキペディア)
聖徳太子の開基と伝えられていますが、後年荒れてしまった当寺を延享元年(一七四四)二十七歳の慈雲尊者が中興。ここで弟子たちと修行し、正法律(真言律)の復興を唱え、その道場としました。享保三年(一七一八)大坂中之島の高松藩蔵屋敷で生まれた慈雲は、大阪南田辺の名刹真言宗法楽寺で得度。のち、二十七歳でこの長栄寺へ来たということです。
(慈雲尊者 ウィキペディア)
以後高貴寺とともに正法律の一派として幕府に認可され、広められることになります。慈雲は宗派にとらわれず、それまで漢訳仏典でこと足れりとしてきた日本の仏教界を批判しました。梵学(サンスクリット学)をもきわめた彼はその後有馬、長尾の滝、京都、河内高貴寺などに転住しますが、この寺へはよく立ち寄り、大阪における説法は常に長栄寺でおこなわれました。
尚、昭和二十一年より当寺は、新真言宗の寺となっています。永和駅より徒歩二〇〇メートル、鴨高田神社のすぐ北隣にあります。境内の庭園は四季折々の花で美しく彩られますが、とりわけ梅と桜が見事です。
(河内西国霊場ホームページより)
御朱印
『吉祥殿』
アクセス
東大阪市高井田元町1-11-1
近鉄永和駅下車、北へ約200メートル
06-6781-0797
コメント
[…] […]