アラジン 新たなる冒険(2015年)
アラジン 新たなる冒険(2015年)
あらすじ (ネタバレ)
クリスマスイブの街。サムは彼女ソフィアと車でショッピングモールで金融関係の仕事で忙しいからと別れる。しかし、サムは待っていた友人カリドと、ショッピングモールの中に入るとサンタの衣装に着替える。二人は泥棒でショッピングモールから売上金を盗もうとしていた。サムは、子供たちにせがまれてアラジンの話をし始める。彼の作った「アラジン あらなる冒険」だ。
時は11世紀のバグダッド。
アラジン(サム)とカリドは、ただの水を活力と若さを手に入れる薬だと嘘をついて、市場で売っていた。召使いラババ(バーバラ)と市場に遊びに来ていた王女シャリア(ソフィア)。王女シャリアとアラジンが出会い、恋に落ちる。
大臣がやって来て、アラジンとカリドを処罰する。大臣は気に入らない人間は、すぐに処罰する酷い大臣。
アラジンは手品師と魔法のランプを手に入れに洞窟へ。アラジンは魔法のランプを手に入れ、ランプを右に擦ると、魔神ジーニーが現れる。
アラジンは、願いを3つ叶えろと言うが断るジーニー。アラジンは上手く言いくるめてジーニーに7つのお願いを叶える事を約束させる。
悪い大臣は自分の甥を王女の結婚相手にしようとする。この甥は実はカリド。
王女に恋するアラジン。サルタン王が、王女の結婚相手にお金持ちの王子を探している事を知り、ジーニーにお願いする。
王子になったアラジン。
甥と王女の結婚を邪魔して、自分がお金持ちの王子として王様と王女と会うことが出来た。
自分の甥を王女の結婚相手にしたい大臣が、アラジンを殺そうとする。大臣の計略は自らボロを出して失敗する。
大臣を倒したアラジンは、魔法のランプの最後の願いをする。自由を欲しがっていたジーニーに自由を与えた。魔法を失ったジーニーの真の姿は小さな見窄らしい男だった。ジーニーはアラジンに言う。「外見でなく人格で尊敬を集めろ。王子様のような人格ならどんな女も尊敬してくれる。口先の会話と髪型や宝石で偽っちゃだめだ。」
王女と結婚をしたいアラジン。アラジンは嘘をついたまま結婚してはいけない。真実の自分を見せて、王女と結婚したいと思う。
アラジンは、普段の姿で王様の前に出て告白しようとする。
サムは、ここまで子供達に話をして辞める。そして、サムは彼女の家に向かう。
サムは、彼女に真実を告げる。自分は金融関係の仕事をいないし、家もない。彼女は、子供に話をするのも立派な仕事よ、と言い、二人はハッピーエンドを迎える。
感想・考察 (ネタバレ)
アラジンを元にしたコメディー映画。話の至る所にギャグがあり、しょうもないと思いつつ、声を出して笑ってしまう。普通なら笑わないと思うギャグでもタイミングよくギャグが出されるので笑ってします。主人公の話すアラジンの話に入り込んでが、最後は、しっかり恋の成就で泣かせてくれました。
映画の終わりに、やっとサムの作った話は、自分と彼女を元にした話だと気づいた。サムは、話をしているうちに、いつまでも彼女を騙していてはいけないと思い、彼女に真実を告げた。これが、サムの「新たなる冒険」なんだと思う。
ジーニーの言った
「外見でなく人格で尊敬を集めろ。王子様のような人格ならどんな女も尊敬してくれる。口先の会話と髪型や宝石で偽っちゃだめだ。」
恋は、男と女の騙し合いと言うが、愛する相手に嘘をついて相手の気持ちを惹きつけたとしても、それは嘘の愛。真実を話し、本当の自分を受け入れて貰う。それで本当の愛になるのだと思った。
作品
スタッフ・出演
監督 アルトゥール・バンザカン
出演 ケヴ・アダムズ ジャン=ポール・ルーヴ ヴァネッサ・ギード ウィリアム・レブギル オドレイ・ラミー エリック・ジュドール ミシェル・ブラン
制作年 2015
制作国 フランス ベルギー
内容時間 (字幕版)/106分
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