善峯寺(京都府京都市)の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、 アクセス)
善峯寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
善峯寺の本尊
千手観世音菩薩
観世音菩薩は、観音の名を唱えて助けを求める人があれば、どんな願いでも聞き入れてくれます。33の姿になって現れるのですが、千の手を持ち、あらゆる手段で、衆生の願いを叶えてくれます。
善峯寺の宗派
善峰観音宗
善峯寺の開基
源算
平安時代後期の天台宗の僧。比叡山で学び一時還俗するが、45歳で娘の死にあい再び出家。善峯寺を開く。自ら阿弥陀如来像を造立し,臨終には口に弥陀を唱え,手に定印を結んで往生したという。
善峯寺の御利益
開運出世・当病悉除・息災安穏・良縁
善峯寺の霊場
- 西国三十三所 第20番
- 神仏霊場巡拝の道 第85番
- 京都洛西観音霊場 第1番
- 数珠巡礼
善峯寺の縁起
○ 善峯寺は平安中期の長元2年(1029)源算上人により開かれました。源算上人は比叡山横川の恵心僧都(源信)に師事して、47歳で当山に入り、小堂に御自作の千手観音を本尊として奉安されます。
○ 長久3年(1042)後朱雀天皇勅命により、洛東鷲尾寺の仁弘法師御作千手観音を当山に遷して本尊とされて、先の観音像を別に祀られました。
○ その後、江戸時代には徳川5代将軍綱吉公の生母である桂昌院を大檀那として、現存の鐘楼・観音堂・護摩堂・鎮守社・薬師堂・経堂が復興されて、幾多の貴重な什物が寄進されました。
○ 現在の当山は、西国三十三所観音信仰、遊龍の松、桜・あじさい・秋明菊・紅葉など季節の彩り、京都市内の眺望が特徴です。
観音信仰
善峯寺のご本尊千手観世音菩薩は西国三十三所観音霊場20番札所のご本尊として拝され、京都洛西観音霊場1番、神仏霊場の一つとして巡礼信仰されています。
出世薬師如来
薬師如来は徳川五代将軍綱吉の生母桂昌院出生の由緒により、玉の輿へと導いた「出世薬師如来」と崇められ、「開運出世」の信仰を集めています。
釈迦如来信仰
釈迦如来は明治時代の遷座霊験より、腰痛神経痛など「当病悉除」の信仰を広く集めています。また平成7年阪神淡路大震災の霊験より「息災安穏」の信仰を集めて、「おちないお守り」として親しまれています。
境内の様子
☝️クリックすると拡大表示されます
善峯寺の御朱印
(順に、西国三十三所、神仏霊場巡拝の道)
☝️クリックすると拡大表示されます
善峯寺の拝観時間
令和3年3月31日まで | 8:00~17:00 (16:45受付終了) |
令和3年4月1日より | 土日祝日 8:00 平日 8:30 ~ 17:00 (16:45受付終了) |
*元旦 初日の出(1月1日)の好天時は6:30開門です(雨天時は8:00開門)。
*除夜の鐘(12月31日)の開門時間は23:45~1:15です。
善峯寺の入山料
大人 | 500円 |
---|---|
高校生 | 300円 |
小・中学生 | 200円 |
善峯寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- JR「向日町駅」・阪急「西向日駅」からバス34分「善峯寺」下車、徒歩8分
- JR「向日町駅」・阪急「西向日駅」から徒歩2時間弱
自動車
- 京都縦貫道 沓掛I.C(亀岡方面との出入り口専用IC)から20分
- 京都縦貫道 大原野I.C(大山崎方面との出入り口専用IC)から15分
- 京都縦貫道 長岡京I.Cより〔乗用車 約25分、マイクロ~大型バス 約30分 約7km〕
- 名神高速道路 大山崎ICより〔乗用車約30分、大型バス約40分 約9km〕
- 名神高速道路 京都南ICより〔乗用車約35分、大型バス約1時間 約12km〕
善峯寺の駐車場
開門時間 | 8:00より17:00 |
普通車 | 500円(150台) |
中型バス | 2,500円※①(2台) |
小型バス・マイクロ | 2,000円※①(4台) |
山門まで徒歩1分。※①バスは駐車2時間まで |
善峯寺の所在地・連絡先
関連
参拝レポート
西国三十三所を行く!善峯寺と穴太寺へ (その1)
コメント