ワンダーウーマン (2017年)
ワンダーウーマン (2017年)
あらすじ (ネタバレなし)
ざっくり、あらすじ
ダイアナはアマゾンの女王の娘として生まれ、女しかいない閉ざされた島セミスキラで過ごしていた。
そこにアメリカのスパイ、トレバーがドイツ軍に追われ漂着する。トレバーはドイツ軍の攻撃を止める為にロンドンに向かうのだが、ダイアナも一緒に向かった。
ヨーロッパでは、第一次世界大戦が始まっていた。トレバーは、ドイツ軍の毒ガス兵器を止める為、仲間を集め前線に向かう。
感想・考察 (ネタバレ)
『バットマンvsスーパーマン』と『ジャスティスリーグ』との関連
『ジャスティスリーグ』を観て、ワンダーウーマンが良いと思い、観ました。『ジャスティスリーグ』に続編であり、「ワンダーウーマン」単独の映画でもある面白い映画です。このシリーズを観た人は必ず観た方が良いです。
ワンダーウーマンが何者なのかが、この映画で説明されます。また、『バットマンvsスーパーマン』の100年前の写真が何の写真なのか、『ジャスティスリーグ 』の恋の傷とは何なのか、が映画で分かります。女ばかりのアマゾンで育ったせいで、人間世界とズレているのも面白いですね。
100年前の写真の謎
トレバーは、女しかいないアマゾンで育ったダイアナが初めて愛した男性。それも正義の為に命を捨ててしまった。ダイアナが100年恋を引き摺るのも分かるでしょう。
『バットマンvsスーパーマン』で出て来た100年前の写真は、ドイツ軍に占拠されているベルド村を救ったときの写真です。恋人トレバーとの思い出の写真でもあるんですね。
ダイアナがパトリック卿に言い放った言葉
「大事なのは何を信じるかだ。私は愛を信じる」
トレバーを愛していたのでしょう。パトリック卿は「人間には守る価値がない」と言いますが、ダイアナは、トレバーを愛してます。トレバーは人間を守る為に命を捧げました。だから、ダイアナは人間を守り続けるのです。
まさに、愛の力です。
ダイアナに語ったアマゾン族に伝わる神話
昔々、新しい時代の夜明け。歴史はまだ夢物語の中、神々が地球を支配し、ゼウスは頂点に君臨していた。ゼウスは神々に仕える存在を造った。姿形はゼウスに似て、公明正大で力強く情熱を持っていた。それらは”人間”と呼ばれ善良だった。
だが、ゼウスの子は人間を妬み堕落させようとした。この神の名は、軍神”アレス”。アレスは人間の心を嫉妬と疑念で毒し、敵対させたのだ。地上は戦で荒れ果てた。
そこで神たちは、私たち”アマゾン”を造り、人間の心を愛で包み、平和を取り戻した。しばらく、平和が続いた。それも束の間、あなたの母アマゾン族の女王が隷属からの反乱を起こしたの。ゼウスと神々が我々を守るとアレスが現れ、神々を倒し、残るはゼウスのみ。ゼウスは最後の力を振り絞り、渾身の一撃で軍神アレスを退けた。
でもゼウスは分かっていた。アレスは舞い戻り、終わりなき戦いを画作すると、人間は殺し合い、アマゾンも滅びる。そこでゼウスは、私たちに神を殺せる武器を与えた。いまわの際に、ゼウスは、この島を作った。外界から遮断され、アレスにも見つからない島を。以来、平和が続いている。
ラストのダイアナの言葉
世界を救おうとしたあの頃。戦争を止め平和をもたらそうとした。だが明るい光に差す影を私は見た。誰の心の中にも常に光と闇がある。選択によって人は決まる。それは英雄にも変えられない。私は学んだ。愛だけが、この世界を本当に救えると。私はここで戦い、そして与える。世界が平和になるまで。これが私の使命、永遠に。
作品
スタッフ・出演
監督 パティ・ジェンキンス
脚本 アラン・ハインバーグ
原案 ザック・スナイダー アラン・ハインバーグ ジェイソン・フュークス(英語版)
製作 チャールズ・ローヴェン デボラ・スナイダー ザック・スナイダー リチャード・サックル
出演者 ガル・ガドット クリス・パイン ロビン・ライト ダニー・ヒューストン デヴィッド・シューリス コニー・ニールセン エレナ・アナヤ
音楽 ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国 2017年6月2日 日本 2017年8月25日
上映時間 141分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
(ウィキペディアから引用)
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公式サイト
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コメント
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