二上山 當麻寺(奈良県葛城市)の基本情報
當麻寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
當麻寺の本尊
当麻曼荼羅
中将姫が蓮糸で織り上げたと言う阿弥陀浄土を描いた伝説の曼荼羅。空海が「マンダラの教え」を感得した。
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當麻寺の宗派
真言宗
浄土宗
當麻寺の開基
麻呂古王
當麻寺の御利益
當麻寺の霊場
- 新西国三十三箇所 第11番
- 関西花の寺二十五霊場 第21番(西南院)
- 仏塔古寺十八尊 第8番(西南院)
- 大和十三仏霊場 第6番(中之坊)
- 大和七福八宝めぐり(中之坊)
- 法然上人二十五霊場 第9番(奥院)
- 西山国師遺跡霊場 第14番(奥院)
- 神仏霊場巡拝の道 第32番
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當麻寺の縁起
○ 飛鳥時代612年に、用明天皇の皇子、麻呂子親王が異母兄である聖徳太子の教えによって、河内に万法蔵院を建て弥勒菩薩を安置しました。
これがこの寺が始まりと言われています。
○ 二上山は役行者が修行する私領でした。役行者から譲り受け、現在の二上山に寺を移し、金堂、講堂、千手堂(現・曼荼羅堂)、中院(現・中之坊)東西両塔を建立して、名前を當麻寺と改めました。
○ 創建当初の當麻寺は奈良仏教の学問寺院で、特に三論宗が盛んであったようです。
○ 奈良時代747年に藤原豊成の娘として生まれた中将姫が、當麻寺で出家し、阿弥陀浄土を描いた當麻曼荼羅を、蓮糸で織り上げたと言う伝説が伝えられています。
この當麻曼荼羅は曼荼羅堂に祀られ、現在の本尊とされ、国宝に指定されています。
○ 平安時代に當麻寺に訪れた弘法大師・空海が中将姫が織られた當麻曼荼羅から感得した「マンダラ(maṇḍala)の教え」を授け、この時から當麻寺は中之坊を中心として真言宗の寺院となっていきます。
○ 鎌倉時代以降、末法思想の広がりとともに、浄土教が隆盛し、境内奥に往生院(現・奥院)を創建しました。この時から真言宗に浄土宗が同居するようになりました。
現在では、この真言宗と浄土宗の二宗共存について注目されています。
境内の様子
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當麻寺の御朱印
(神仏霊場巡拝の道)
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當麻寺の拝観時間
拝観時間 9:00~17:00
當麻寺の入山料
○ 入山料 無料
一般・大学生 | 中学生・高校生 | 小学生 | |
---|---|---|---|
中之坊 | 500円 | 500円 | 250円 |
伽藍三堂 | 500円 | 500円 | 250円 |
西南院 | 300円 | 300円 | 100円 |
奥院 | 500円 | 500円 | 250円 |
當麻寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- 近鉄「當麻寺駅」から徒歩15分
自動車
- 西名阪自動車道「柏原IC」または「香芝IC」から15分
- 南阪奈道路「葛城IC」から5分
當麻寺の駐車場
有料あり
當麻寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒639-0276 奈良県葛城市當麻1263 |
奥院 | 0745-48-2008 |
護念院 | 0745-48-2004 |
西南院 | 0745-48-2202 |
中之坊 | 0745-48-2001 |
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