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スイス・アーミー・マン (2016年)

ドラマ
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スイス・アーミー・マン (2016年)

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スイス・アーミー・マン (2016年)

あらすじ (ネタバレ)

ざっくり、あらすじ

無人島に遭難した青年ハンクが孤独に耐えきれず死のうとした時、波打ち際に男の死体が流れ着いた。ハンクが死体に跨ると死体のガスの力でジェットスキーのように進み出した。ある海岸に流れつく。死体は口から水を出したり手で木を切ったり様々な機能を持っていた。ハンクは死体をメニーと名付けた。メニーは言葉を話し始めた。二人で協力して旅する中、打ち解け始めた。ハンクは片思いの女性の話をする。二人は、大切な女性のいる故郷を目指して歩き始めた。

詳しく、あらすじ

ハンクとメニーの出会い

無人島に嵐で遭難した青年ハンク・トンプソン。孤独に耐えきれず自ら命を断とうと、ロープを首に掛けています。

すると、波打ち際に男性が流れ着きました。ハンクは走って駆け寄ります。「生きててくれ!」と心臓マッサージをしますが動きません。ハンクは諦めて戻りまた死のうとロープに掛けると、遺体がピクピク動いています。近寄ると遺体のお尻からガスが出ていました。

ハンクはある事に気がつき、遺体に跨がりロープを掛けます。するとどうでしょう。遺体のお尻からガスが出てジェットスキーのように海を進み始めました。

メニー、言葉を話す

ハンクは、どこかの海岸に辿り着きます。きっと人がいるはずでしょう。ハンクは遺体を背負って山の中を歩き始めました。しかし誰もいません。

夜中、ハンクは遺体に向かって「お前は横たわっているだけの役立たず」と罵りました。遺体の口を見ると水が出ているのです。お腹を押すとドバーっと水が吹出しました。ハンクはコップにその水を入れて飲みました。

遺体が「メ・・ニ・・。横たわっているだけの役立たず何だろ」と言葉を話しました。」ハンクは遺体を「メニー」と名付けました。

スマホの女性

助けを求めながら山を歩きます。メニーがポルノ雑誌を観ています。メニーのアソコは勃起をしていました。ハンクは気がつくのです。それが故郷を指していると。そして歩き出しました。

大きな獣の糞がありました。何かいるようです。驚いて逃げて、二人は崖から落ちてしまいました。

メニーの目の前にはスマホがありました。美しい女性が写っています。メニーは、自分のスマホだと思ったようです。でも、その女性が誰か思い出せません。「もし彼女を思い出せたら記憶が戻って君を救えると思う」とメニーを女装させようとします。

バスの恋愛ごっこ

ハンクは木を使って大きなバスを作りました。座席にメニーを座らせ自分は女装してバスに入って来ます。「アプローチはしないの?」と二人で恋愛ごっこを始めました。
ハンク「私はサラ・ジョンソン
メニーサラと結婚して双子を作ろう」
二人は歩き初めした。メニーの口に石を入れるとガスの逆噴射で石が飛び出し動物を狩る事が出来ました

カフェでパーティー

夜になって手作りのカフェを作ってパーティーをします。メニーは色々な機能がありました。メニーの口から出る水でシャワーもしました。

また二人は歩き始めました。

夜になりハンクメニーに言いました。「親友だから言うけど、サラはバスで毎日見かけた女の子なんだ」

熊が襲ってくる

大きな熊が現れました。メニーの口に石を入れて発射しようとしまうが出ません。ハンクが熊に咥えられ引き摺られていきます。メニーが動き出しました。オナラに火がついてメニーは火に包まれます。熊は驚いて逃げて行きました。しかし、ハンクは足に大怪我をしていました。

サラの家と現実

今度はメニーハンクを背負って歩きます。ある家の庭に辿り着きました。家の窓にはスマホの女性サラがいました。

メニーは「サラと話せ」と言いますが、ハンクは拒否します。小さな女の子が寄ってきました。サラの娘です。サラも出て来ました。「誰、何しているの?」と言います。ハンクメニーに話し掛けますが、メニーは動かなくなりました。

ハンク、取材される

警察とテレビの取材がやって来ました。メニーは橋から飛び込んだ死体だったようです。遺体は身元不明として処分されるようです。取材の女性がハンクに話し掛けました。ハンクは「死体がメニー。僕の命を助けてくれた。遺体は渡さない」

ハンクメニーを抱えて逃げます。サラや警察、取材に手作りのバスやカフェが見つけられます。ハンクは浜辺に逃げました。

メニーとの別れ

ハンクメニーに話し掛けます。「迷惑を掛けたね。この世の楽しさを教えたかったんだ。」周りの人々はハンクを奇異な目で見ていました。

ハンクを警察が連れて行こうとした時、不思議な事が起こります。メニーがピクピクと動いています。ハンクは駆け寄りました。メニーはお尻からガスを出し沖に向かって去って行きました。
メニーは笑顔を見せていました。

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感想・考察 (ネタバレ)

兎に角、奇想天外

兎に角、奇想天外な映画でした。ハリーポッターのダニエル・ラドクリフが死体の役をするだけでも驚きですが、死体がジェットスキーになるわ、飲み水を出すわ、口から発射して狩りをするわ。ポール・ダノは女装するわ。兎に角驚きでした。一体何が起こっているんだろう。そんな気持ちで観ていました。正にB級映画
しかし、ラストで一転します。現実に戻り、死体は動かなくなり別れが来ます。悲しみが込み上がってくるんですね。祭りの後の静けさのように。しんみりです。これは天才的」と言う言葉が合うのでしょうか。

メニーの正体 現実なのか幻想なのか

この映画はラストシーンで全てが語られています。

ハンクが
迷惑かけたね。悪かった。この世の楽しさをぜひ教えたかった。俺の苦手な恋愛も経験させたかったんだ。みんな俺たちを笑い気持ち悪がる。だけど、そんな事関係ない。お願いだから死ぬな。

ハンクが無人島でメニーを見つけた時、自分も死んだらこうなると頭によぎったんだと思います。それで必死に無人島を抜け出したのでしょう。

一人の寂しさからサミーを話し相手にしたのでしょう。小さな子供が人形で遊ぶのと同じでしょう。ハンクはサミーで色々な想像をしながら孤独を紛らわしたのでしょう。

その時ハンクの言葉通り、「この世の楽しさ」を教えたくなったのだと思います。

メニーに自分自身も重ね合わせていたのもあったのだと思います。

メニーは、一言で言うと「幻想」です

でも、全てが幻想だったのでしょうか?

取材を受けた時ハンクは「僕の命を助けてくれた。不思議な力を持っている」と言っています。どんな力なのでしょうか?あくまで想像ですが、テレパシーか何かで話し掛け、人に生きる力を与える事が出来るのではないでしょうか。何か不思議な力を持っているのだと思います。

ラストでハンクはなぜオナラをしたのでしょうか?

メニーに君は親友だよと伝えたかったのだと思います。メニーはハンクが隠れてオナラをしていたのを気にしていました。だから、目の前でオナラをして親友の証しにしたのだと思います。
(字幕では「証明しよう」、吹き替えでは「みんなに見せてやるから」と言っていますが、わかりにくいですね。)

「スイス・アーミー・マン」とは

「スイス・アーミー・マン」とは「スイス・アーミー・ナイフ」のように便利な機能の備わった人間ですね。そんな人間になれたらいいですね。

ダニエル・ラドクリフは、どうして役を受けたのでしょうか?

以下は、あくまで僕の考えです。

自分が死体のようだと思っていたのでしょうかね。ハリーポッターは大成功したけど、その代わりハリーポッターのイメージがまとわりつく。自分ではなくハリーポッターとしてみんなが見ている。自分は死体のようだと思っていたのかも知れません。生きる気力なくしていたのかも知れませんね。

ラドクリフは、人前でオナラをする事も出来なければ、下ネタをする事も出来ない。

何でもイメージの良い役だけでなく色々な役をしたいのに回ってこない。

イメージをぶち壊して、新たに色々な役にチャレンジしたかったのだと思います。

最後のハンクのセリフもラドクリフに向けての言葉だと思います。

(もしかしたら、ラドクリフの知り合いの誰かに向けての言葉かも知れません)

上にも書きましたが、悪まで100%勝手な想像です。

作品

スタッフ・出演

監督ダニエル・シャイナート ダニエル・クワン(ダニエルズ(英語版))

脚本 ダニエル・シャイナート ダニエル・クワン

出演者 ポール・ダノ ダニエル・ラドクリフ メアリー・エリザベス・ウィンステッド

ダニエル・シャイナート,ダニエル・クワン,ポール・ダノ,ダニエル・ラドクリフ,メアリー・エリザベス・ウィンステッド

音楽アンディ・ハル(英語版) ロバート・マクダウェル(英語版)

配給 アメリカ合衆国 A24 日本 ポニーキャニオン

公開プレミア 2016122日(2016年(英語版)サンダンス映画祭) アメリカ合衆国 2016624(限定公開) アメリカ合衆国 201671(拡大公開) 日本 2017922

上映時間  97

製作国 アメリカ合衆国

言語 英語

 

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