スティーブ・ジョブズ(2013年)
スティーブ・ジョブズ(2013年)
あらすじ (ネタバレ)
ジョブズがiPodの発表を行うシーンが映し出される。
ジョブスが学生時代、カリグラフィーの授業をとる。ジョブズのヒッピーの様な学生生活が映し出される。
スティーブ・ウォズニアックと出会う。ジョブスは彼のビジネスを手伝い、AppleIを開発する。ただApple Iは剥き出しの基盤であった。
そして、ジョブズはアップルコンピュータを創業する
(Apple II ウィキペディア)
ジョブズとウォズニアックはApple Ⅱを開発する。Apple IIは基板やキーボード、電源装置などが一体化されたものであり、外部モニターと接続すればカラー表示も出来た。Apple IIは飛ぶように売れ、アップルコンピュータは飛躍的に成長した。
しかし、パソコン業界にIBMが参入しアップルも苦しくなる。そして更に高性能なLisaを開発しようとする。ところが、ジョブズの独裁的な振る舞いからジョブスはLisaプロジェクトから外されてしまう。
(Macintosh 128K ウィキペディア)
行き場を失ったジョブズは、Macintoshプロジェクトに参加する。Lisaを上回る性能を追求するジョブズ。ジョブズとラスキンは対立してラスキンは去った。1984年Macintoshは誕生した。それまでのCUI文字ベースのものでなく、グラフィックベースのGUIを備えたものだった。
革新的なMacintoshであったが、需要予測を謝りアップルの経営は傾く。ジョン・スカリーはジョブズがアップルを混乱させていると、取締役会で解任要求する。そして、ジョブスはアップルコンピュータを去る事になる。1985年の事である。
(NeXTstation ウィキペディア)
ジョブズは新しい会社NeXTを立ち上げる。
その後、ジョブズの去ったアップルコンピュータは次第に勢いを無くしていった。
(初代iMac ウィキペディア)
アップルコンピュータはNeXTを買収する。ジョブズはCEOのアメリオを追い出す事に成功して、ジョブズは古参の経営陣を解雇する。経営陣はジョブズにCEOを要請するが、ジョブズは拒否する。
1998年スケルトン・カラーのiMacを開発する。これによってアップルは復活する。
ジョブズが復帰し、2012年09月にアップルの株式時価総額が世界一になった
感想・考察
ジョブズ好き向け
スティーブ・ジョブズの人生、大学生の頃からジョブズがアップルに復帰する頃まで描かれている。淡々と描かれているので、ジョブズが好きじゃないと面白くないと思う。
ジョブズは、アップルコンピュータを創業し、Apple II, macintosh,iMac,iPod,iPad,iPhoneを世に生み出し、世界に革新を与えた。その功績は計り知れない。
一方で、彼は親に捨てられ、大学に進学するが退学し、アップルコンピュータを創業するが追い出され、復帰するがガンに犯され亡くなる。
栄光と没落を繰り返し、いや没落と栄光を繰り返し、ジェットコースターのような人生を送った。彼の独裁的で完璧主義な性格に原因があるのだろうか。
彼のようになりたいと言う人は多い。そういう人は光の部分を見ている。闇の部分を見れば絶望しかない。あまりにも深い闇を打つ消す様に彼は光り輝いたのだろうか。
iPhone、Macを見る度にジョブズを思い出す。彼は天国で元気にしているだろうか。
Stay Hungry, Stay Foolish.
ハングリーであれ!
愚者であれ!
(俳優は本当に似ている)
作品
スタッフ
監督 ジョシュア・マイケル・スターン(英語版)
出演者 アシュトン・カッチャー ジョシュ・ギャッド アーナ・オライリー ダーモット・マローニー マシュー・モディーン J・K・シモンズ ルーカス・ハース
公開 アメリカ 2013年1月25日、8月16日 日本 2013年11月1日
上映時間 122分
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