EX MACHINA-APPLESEED SAGA-
あらすじ (ネタバレ)
廃墟の街、テロとの戦い
2133年非核大戦によって人類の半数が死滅した。負傷した人々はサイボーグとして蘇った。中立都市オリュンポスでは、人とサイボーグそしてクローンのバイオロイドが共存していた。
時は2138年。
デュオン・ナッツとブレアレオス・ヘカトンケイレスは恋人同士で、ESWATに所属しテロと戦っていた。
テロとの戦いの中自爆によってブレアレオスは負傷し、デュオンは、バイオロイドのテレウスとパートナーになる。テレウスはブレアレオスのクローンだ。
サイボーグの暴動、人間の暴動
サイボーグによるテロが多発していた。テロはウィルスプログラムによるものだった。
テロが多発する中、オリュンポスでは安全保障会議が行われ、各国の首脳が集まり、各国の衛星をオリュンポスが一時的に統合管理するように勧められた。
多発するテロ。サイボーグのテロの中に普通の人間が混じるようになっていった。
義経がウェアラブルコンピュータのコネクサスが異常電波によって、人間の意識を乗っとり、テロを起こしている事を解明する。
人間の意識の統合
ある時無人の車がブレアレオス達に突っ込んだ後、ブレアレオスまでも狂い暴れ出した。
ブレアレオスが狂ったのは、ケスナーが彼にナノマシンを埋め込んだからだった。リヒャルト・ケスナーは、人間の意識を統合し争いを無くすと言うハルコンの理想を実現しようとしている。
統合された人工衛星から電波が発せられ、人間達が狂い、暴動を起こす。
人類を救え
デュナン、ブレアレオス、テレウスの3人はハルコンを破壊するために海上プラントに向かう。
感想・考察 (ネタバレ)
アップルシードの続編
2004年のアップルシードの続編になります。前回のデュオン、ブレアレオス、ヒトミ、義経が軸です。
まるでハリウッド映画かゲームか、わかりやすい展開
世界の危機を愛し合う二人が救うと言う分かりやすい展開。ハリウッド映画やゲームのようにハッキリとした話の展開でストーリーが追っていきやすい。
分かりやすい展開が嫌いな人もいるようですが、僕は好きです。ありがちな「戦いと愛」と言うテーマも好きです。
愛し合う二人が3角関係を乗り越えて愛を確認すると言うのもありがちだが、好きですね。
テロが現実的になる
今やiPhoneやスマートフォンがみんな持つようになって、同じようにテロに使われるかもしれないと言う現実味がありますね。コントロールすることは無理でも、情報の操作くらいは出来るかもしれない。最近、ビッグデータの利用と言って情報収拾が盛んだが、これも何らかの悪意があってやっているのかも。
映像がいいよ
最後の30分のロボット同士のバトルが爽快でした。実写では出来ないロボット同士のバトルが迫力がありました。
前回よりも3DCGの技術が向上して、映像が美しいです。特にキャラクターが人間らしくなっていました。
ジョン・ウー
ジョン・ウーは「2丁拳銃」、「白い鳩」が特徴だそうです。
カッコいい言葉
ブレアレオスがデュオンに言った
「世界が終わっても、お前を守ってみせる」
カッコイイですね。言ってみたいです。
ラストでテレウスが言った言葉。
「心は誰の物でもない。本当の自分を取り戻すんだ。」
心は自分の物なのは、当たり前ですが、色んな人間関係の中、自分の心を忘れそうになります。
ラストでアテネが言った言葉。
「あきらめずに前に進むだけだ。希望はまだある」
何度もくじけそうになる自分。希望を持って生きて行こうと思います。
作品
スタッフ・出演
声の出演
役名 – 日本版声優/英語吹き替え
デュナン・ナッツ – 小林愛/Luci Christian
ブリアレオス・ヘカトンケイレス – 山寺宏一/David Matranga
テレウス – 岸祐二/Illich Guardiola
ヒトミ – 沢城みゆき/Hilary Haag
ニケ – 五十嵐麗/Shelley Calene-Black
アテナ – 高島雅羅/Allison Sumrall
ランス・ロット – 辻親八/Chris Hutchison
義経 – 加瀬康之/Chris Patton
マヌエル・アイアコス – コング桑田/Mike MacRae
リヒャルト・ケスナー博士 – 土師孝也/John Gremillion
吉野ハジメ – 深見梨加/Melissa Davis
アルゲス – 黒田崇矢/Quentin Haag
エリザベス・ザンダー博士 – 幸田直子/Alice Fulks
小林愛 山寺宏一 岸祐二 沢城みゆき 五十嵐麗 高島雅羅 辻親八 加瀬康之 コング桑田 土師孝也 深見梨加 黒田崇矢 幸田直子
スタッフ
原作 – 士郎正宗
監督 – 荒牧伸志
プロデュース – ジョン・ウー
音楽 – HASYMO、細野晴臣、テイ・トウワ、コーネリアス、rei harakami、m-flo、WAGDUG FUTURISTIC UNITY、AOKI takamasa、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND、LINA OHTA、RADIQ aka Yoshihiro HANNO
音楽監修 – 細野晴臣
デザイン協力 – 士郎正宗
制作 – EX MACHINAフィルムパートナーズ(ミコット・エンド・バサラ、東映、タカラトミー、セガ、TYO、デジタル・フロンティア、東映ビデオ)
配給 – 東映
2007年10月20日
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『アップルシード』シリーズ
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コメント
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