曼殊院(京都府京都市)

神仏霊場巡拝の道 曼殊院 御朱印 ○基本情報
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曼殊院(京都府京都市)の基本情報

 

曼殊院 門 つぼ
引用元:つぼツイッター

曼殊院まんしゅいんの基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、アクセス)です。

曼殊院門跡は洛北屈指の名刹で、「竹内門跡」「竹ノ内御殿」とも呼ばれる門跡寺院。青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂門跡と並び、天台五門跡の1つに数えられます。

門跡というのは、皇室一門の方々が住職であったことを意味し、勅使門の両側の塀に残る五本の白い筋はその格式を今に伝えるものです。

国宝の黄不動、曼殊院本古今和歌集をはじめ、多くの文化財を有します。

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曼殊院の本尊

阿弥陀如来あみだにょらい

西方の極楽浄土で教えを説き、どんな人間でも阿弥陀如来の名を唱えて、拝めば必ず極楽往生が遂げられると言われています。四十八の大願を成就して如来となった。

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曼殊院の宗派

天台宗

曼殊院の開基

是算

曼殊院の霊場

  1. 近畿三十六不動尊 第17番
  2. 神仏霊場巡拝の道 第108番(京都28番)
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曼殊院の縁起と見所

曼殊院 庭園 つぼツイッター
引用元:つぼツイッター

曼殊院門跡は洛北屈指の名刹で、「竹内門跡」「竹ノ内御殿」とも呼ばれる門跡寺院。青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂門跡と並び、天台五門跡の1つに数えられます。

門跡というのは、皇室一門の方々が住職であったことを意味し、勅使門の両側の塀に残る五本の白い筋はその格式を今に伝えるものです。

国宝の黄不動曼殊院本古今和歌集をはじめ、多くの文化財を有します。

曼殊院の創建

奈良時代末期785年に伝教大師最澄(767〜822)が比叡山に国家鎮護の道場として創建したのが始まりです。

その後10世紀になり、是算国師の時に、比叡山西塔北谷に移り、「東尾坊」と号した。

是算国師は菅原家の生まれであったので、北野天満宮の初代別当を兼ね、北野天満宮管理のため北山に別院を建立しました。以後明治維新まで900年間曼殊院は北野別当職を歴任します。

江戸時代1656年、良尚法親王が入寺され、現在の地に堂宇を移したのが曼殊院です。良尚法親王は桂離宮を創始された八条宮智仁親王の第二皇子です。

門跡寺院

室町時代の文明年間(1467~1487)以降、後土御門天皇の伏見宮貞常親王の皇子大僧正慈運が住持して以来、皇子が法統を継ぎ、門跡寺院となりました。

門跡というのは、皇室一門の方々が住職であったことを意味します。勅使門の両側の塀に残る五本の白い筋はその格式を今に伝えるものです。

小さな桂離宮

曼殊院は、良尚法親王が、桂離宮を完成させたといわれる兄智忠親王の助言を受けて建設されました。曼殊院は『小さな桂離宮』と言われています。

司馬遼太郎は「街道をゆく」の中で、「公家文化は豊臣期・桃山期に育成され、江戸初期に開花した。桂離宮と曼殊院は桃山の美意識の成熟と終焉を示している」と書いています。

国宝 不動明王画像(黄不動)

曼殊院の不動明王像は国宝で、その体が黄色いことから「黄不動」と呼ばれています。

園城寺(三井寺)に秘蔵される、黄不動像(平安時代前期)を元に制作された画像の1つで、平安時代末期、12世紀頃の制作と推定されています。
(園城寺(三井寺)の黄不動は、高野山明王院の「赤不動」、青蓮院の「青不動」と共に日本三不動の1つ)

ミニ黄不動の発見

2017年に、黄不動の腹部に、小さな黄不動が薄墨の線で描かれているのが発見されました。

この小さな黄不動は全長十数センチと、仏画の黄不動の10分の1程度です。

絵師が仏画を描く前に材料の絹地のけがれを除き、霊性を持たせるために、僧侶が香水こうずい(聖水)で仏像の姿を描く「御衣絹加持みそぎぬかじ」という儀式が行われるのですが、その痕跡だと考えられています。

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境内の様子

 

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曼殊院の御朱印

神仏霊場巡拝の道 曼殊院 御朱印

(順に、神仏霊場巡拝の道)

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曼殊院の拝観時間

拝観時間 9:00~17:00(16:30 受付終了)

曼殊院の入山料

○ 入山料

一般 高校生 中学生 小学生
拝観料 600円 500円 400円 400円
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曼殊院への行き方(アクセス・地図)

電車

      1. JR「京都駅」下車、バス46分「一乗寺清水町」下車、徒歩16分
      2. 叡山電鉄「修学院駅」下車、徒歩20分

自動車

      1. 名神高速道路「京都南IC」から29分
      2. 名神高速道路「京都東IC」から20分

曼殊院の駐車場

無料あり

50台(普通車のみ)

曼殊院の所在地・連絡先

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