宝鏡寺(京都府京都市)の基本情報
宝鏡寺の基本情報(本尊、宗派、開基、霊場、縁起、境内、御朱印、
宝鏡寺は、皇女が入寺する由緒正しい尼門跡寺院で、禅宗寺院です。孝明天皇の遺愛の人形など多くの人形を所蔵していて「人形の寺」とも呼ばれています。
宝鏡寺の本尊
聖観音菩薩
観世音菩薩は、観音の名を唱えて助けを求める人があれば、どんな願いでも聞き入れてくれる。33の姿になって現れるのですが、聖観世音菩薩は人に近い基本的な姿をしている。
宝鏡寺の宗派
臨済宗系単立
宝鏡寺の開基
- 開基 華林宮惠厳
宝鏡寺の霊場
- 神仏霊場巡拝の道 第97番(京都第17番)
宝鏡寺の縁起と見所
宝鏡寺は、皇女が入寺する由緒正しい尼門跡寺院で禅宗寺院です。孝明天皇の遺愛の人形など多くの人形を所蔵していて「人形の寺」とも呼ばれています。
宝鏡を手にした観世音菩薩
室町時代、光厳天皇の皇女である華林宮惠厳が、御所に祀られていた聖観世音菩薩像を奉納して安置しました。
この聖観世音菩薩像は伊勢の二見浦で漁網にかかった際、小さな宝鏡を手にしていたと伝えられ、大変珍しい姿をしています。
「宝鏡寺」の名前を後光厳天皇より賜り開山したのが始まりです。
皇室と縁ある尼門跡
後水尾天皇の皇女である久厳理昌禅尼が入寺してから、皇室とのゆかりが深まり、以後歴代皇女が住持を勤める尼門跡になりました。
人形の寺
宝鏡寺には、代々内親王が入寺され、父君である天皇から季節ごとに、人形が贈られ、たくさんの人形が所蔵されています。
光格天皇(1771〜1840)から皇女である霊厳理欽尼に贈られた三組の有職雛、猩々人形などが残されています。
また人形に造詣の深かった孝明天皇(1831~1866)の遺愛の人形や遊具も、形見分けとして、多く伝えられています。
人形展
孝明天皇の遺愛の人形をはじめ、皇室から下賜された人形を中心に歴代の門跡ゆかりの寺宝の人形が春と秋に公開されます。
人形展には、毎回テーマが設けられ、京人形を中心に各地でつくられた新旧人形の名品や、豪華な人形の展示がされています。
春の人形展
開催期間 | 3月1日~4月3日 |
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拝観時間 | 10:00~16:00 閉門(受付15:30まで) |
拝観料 | 大人600円 / 小人300円 ※20名以上団体割引あり |
秋の人形展
開催期間 | 11月1日~11月30日 |
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拝観時間 | 10:00~16:00 閉門(受付15:30まで) |
拝観料 | 大人600円 / 小人300円 ※20名以上団体割引あり |
境内の様子
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宝鏡寺の御朱印
(順に、神仏霊場巡拝の道)
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宝鏡寺の拝観時間
拝観時間 10:00~16:00(受付15:30まで)
宝鏡寺の入山料
○ 入山料
大人 | 高校生 | 中学生 | 小学生 | |
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600円 | 600円 | 600円 | 300円 |
宝鏡寺への行き方(アクセス・地図)
電車
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- JR「京都駅」からバス27分「堀川寺ノ内」下車、徒歩1分
- 京阪「三条駅」または阪急「烏丸駅」からバス38分「堀川寺ノ内」下車、徒歩1分
- 京都市営地下鉄「今出川駅」徒歩12分
- JR「京都駅」からバス27分「堀川寺ノ内」下車、徒歩1分
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自動車
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- 名神高速道路「京都南IC」から24分
- 名神高速道路「京都南IC」から24分
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宝鏡寺の駐車場
無料あり (2台)
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