延命寺
延命寺 (河内西国霊場第三十二番)
本尊
阿弥陀如来
開基
忍徴上人
仏定上人 (中興)
宗派
浄土宗
縁起
(延命地蔵菩薩)
伽羅陀山延命寺は、もと一心庵と称し、明治十三年三月仏定上人により中興されました。寺の起こりは、寛文二年(一六六二)頃、京都獅ヶ谷法然院二世忍徴上人が、石清水八幡宮の境内に一堂を建て、身の丈一丈六尺(四・二五メートル)の地蔵尊を安置したことにさかのぼります。
(阿弥陀如来)
地蔵菩薩はその美しい姿と霊験により、多くの信者を集めていたと伝えられています。そののち三百年あまり経て、明治維新政府の出した神仏合祀禁止令により、平安城南、昌玉庵に遷されますが、辺境のため人びとの香華供養も滞りがちでした。
法然院二十五世仏定上人はこのことに深く心を痛めていましたが、たまたま大阪高津に一心庵という無住の荒れ寺があるのを知ります。早速信徒とともにこれを大阪随一の繁華街、難波新地(現高島屋位置)に移し、新しい堂を建て、延命地蔵尊を迎え、その名も延命寺と改めました。
(仏足石)
これより急速に信者も増え、黒門市場より延命寺までを延命寺通りと呼ばれるまでになりますが、社会状勢の変化とともに、南海電鉄・高島屋の難波進出で、延命寺もやむなく新しい信仰の土地を求めて移転することになります。大正十三年三月、近鉄小阪、長瀬川沿いの地に居を定め、現在に至ります。
(河内西国霊場ホームページより)
御朱印
『延命殿』
アクセス
大阪府東大阪市菱屋西四ー五ー一五
TEL06(6721)9561
コメント
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