真言密教の聖地、高野山金剛峯寺で一日楽しむ(その4)
南海電鉄の「高野山1万人ご招待キャンペーン」に当たったので、僕は高野山へ。
壇上伽藍を一通り見て大門に行った僕は、思い付きで弁天岳を登りました。
しんどかったです。
これから女人堂に参拝して、遠いですが、奥の院に行きます。
〜 前回 〜
女人堂
高野山駅から近いところにある女人堂です。
高野山は明治の初め1872年になるまで、女人禁制でした。昔、高野山には高野七口と呼ばれる七つの登り口があるのですが、各登り口に女性のための参籠所が設けられ、女人堂と呼ばれました。
この女人堂は現在、唯一現存する建物です。不動坂口(女人堂口)と呼ばれています。
女性が女人堂を巡り、高野山を外から参拝する道を女人道と言います。
上にある地図を見てください。
高野山を囲むように紫の線で示された道が、女人道です。
僕が大門から弁財嶽を通って女人堂まで来た道も女人道なのですね。
女人堂のところに大きな灯籠が左右に建てられています。
その灯籠には、「高野山」「金剛峯寺」の文字。
高野山の入り口なのです。
これから奥の院まで歩きます。
上にある地図を見ると、女人堂は左端にあり、奥の院は右端にあります。
遠いです。
歩くと考えるとゾッとしましたが、頑張ります!
女人堂の御朱印
「大日如来」と書かれています。大日如来とは、密教の最高神のことです。
他にも幾つかあるのですが、この一枚だけ頂きました。
奥の院
一の橋
ふー、到着で〜す。😃
40分弱かかりました。
疲れたのは疲れたですが、高野山は景色も良く散歩するには最適です。
写真は撮らなかったですが、楽しかったです。
目の前にあるのが、「一の橋」と呼ばれる橋です。最初に渡る橋なので、一の橋と言われます。
奥の院の地図がありました。
今いる場所は、この地図で言うと、左下の隅です。
これから向かうのは、右上の隅にある弘法大師御廟です。
約2㌔の参道両側には、何百年も経た老杉が高くそびえ、数十万基を超える武将や貴族の墓所が並んでいます。
墓なので怖いと思うでしょうが、大丈夫です。清らかな空気に包まれ晴れやかな気持ちになります。
武田信玄と勝頼の墓所
石田三成の墓所
市川團十郎墓所
汗かき地蔵と姿見の井戸
汗かき地蔵は、世の中の人々の苦しみを、お地蔵様が身代わりになり一身に受けているので、いつも汗をかいているのだそうです。
もしかして僕の苦しみも身代わりとなって受けてくれているのかも知れないのですね。いつもすみません🙏
岸和田岡部家の墓所
だんじりで有名な岸和田の殿様の墓ですね。
豊臣家の墓所
頌徳殿
墓所を通り抜けると、右手に「頌徳殿」と言う建物があります。高野山開創1100年の記念事業として建立された、高野山で数少ない大正時代の建築物です。
ここは参拝客の休憩所になっていて、中でお茶を頂けます。
僧侶による法話も行われ、為になる話を聴くことが出来ます。
しかし、今日はコロナの為中止です。
御廟橋
「御廟橋」と呼ばれる石で出来た橋があります。36枚+橋全体1枚の37枚の石の板で出来ています。また、橋板の裏には仏を表す梵字が刻まれています。
この橋を渡ると大師御廟への霊域に入ります。
聖域中の聖域とされ、服装を正し、一礼してから渡るのが参拝の作法です。
写真撮影は禁止なので、この先の写真はありません。
乱れた服装を正して、深呼吸して心を整え、合掌し一礼して、橋を渡りました。
弘法大師さま、失礼します🙏
燈籠堂
ずっと奥に見える建物が、燈籠堂です。空海の甥で空海の弟子である真然によって建立された弘法大師御廟の拝殿です。ここで弘法大師さまに拝します。
堂の中では、白河上皇など多くの人が奉納した灯籠の火が燃え続けています。
弘法大師御廟
燈籠堂の奥に御廟があり、その地下で弘法大師さまがいらっしゃいます。
弘法大師さまは平安時代835年、62歳で入定されたのですが、座ったままのお姿勢で今なお禅定を続けておられるのです。
そして、今でも毎日食事が届けられます。メロンなどのデザートや抹茶や緑茶、コーヒーなども出されるそうです。
弘法大師さま、いつまでも僕たちを守ってください。🙏
法然上人の墓所
楽書塚
阪神淡路大震災慰霊碑
シロアリの墓
奥の院の御朱印
「弘法大師」と書かれています。
弘法大師は、835年に空海が入定された後、921年に醍醐天皇から空海に贈られた名前です。
大師教会へ歩く
時間もあったので、大師教会まで歩きました。金剛峯寺に近くにあります。
地図で言うと、奥の院が右上。大師教会が真ん中くらいにあります。
ここだけの話ですが、、、
本当は、奥の院前からバスに乗るつもりだったのですが、逃してしまいました。😅
次のバスを待てばいいのですが、待つのが嫌いなので、歩く事にしました。😅
苅萱堂
随分歩きましたが、まだまだです。
大師教会
到着です。😃
は〜は〜・・・
奥の院の前から歩いて50分。
思ったよりも遠かったです。😅
大師教会は、高野山真言宗の布教の総本部で、大講堂は、高野山開創1100年記念として建立されました。本尊には弘法大師、脇仏に愛染明王と不動明王が祀られています。
授戒や写経を受ける事が出来ます。
授戒とは、仏さまの示された戒めの教え(十善戒)を阿闍梨さまから直接授かり法話を頂く儀式です。
写経は、般若心経を書写して、雑念を払い、心を安らかにさせてくれます。
今日は行いませんでしたが、いつか行いたいです。
もう4時半です。
帰ります。
皆さん、お疲れ様でした🙇♀️
バスに乗って高野山ケーブル「高野山駅」へ。
駅の2階が待合室になっています。
次のケーブルまで少し時間があったので、2階に登りました。
窓から高野山の山々が見えます。
今日は高野山を参拝して、とても楽しかったです。
充実した1日でした。
ここまで読んでくれました皆さん、お疲れ様でした。
おやすみなさい。
(随分と歩いたので疲れていたらしく、帰りの電車はずっと寝ていました😃)
南海電鉄さま、ありがとうございました🙇♀️
あっ、忘れてはいけないことが!😀
これを言わなければいけません。
南海電鉄さま、「高野山1万人ご招待キャンペーン」ありがとうございました🙇♀️
本当に楽しい1日を過ごせました。
これからは出来るだけ南海電鉄を利用しようと思います。
本当にありがとうございました🙇♀️
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