談山神社(奈良県桜井市)の基本情報
談山神社の基本情報(御祭神、御利益、霊場、由緒、境内、御朱印、
談山神社の御祭神
藤原鎌足公
飛鳥時代の貴族で、645年に中大兄皇子(後の天智天皇)と共に蘇我氏を倒し大化の改新を行なった。天皇の最高顧問である内臣として律令体制の基礎を築いた。藤原氏の始祖である。
談山神社の御利益
談山神社の霊場
- 神仏霊場巡拝の道 第37番(奈良第24番)
- 大和七福八宝めぐり(福禄寿)
談山神社の由緒
○ 談山神社は、奈良県の桜井駅から遠くバスで30分乗ってやっと辿り着く事のできる神社で、秋には美しい紅葉が見られる事で知られています。
談山神社は、藤原鎌足の墓所として始まりました。
○ 飛鳥時代、天皇中心の国づくりを目指した聖徳太子が622年に死去すると、大臣を務める蘇我氏が権力を持ち横暴を振るうようになりました。645年、中臣鎌子(後の藤原鎌足公)と中大兄皇子(後の天智天皇)の二人は、多武峰の山中にて、「大化改新」の談合を行いました。この事から、「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の由来となります。
○ 時が経ち、669年、中臣鎌足公の病が重いことを知った天智天皇は、みずから病床を見舞い、内大臣に任じ、藤原の姓を賜りました。 藤原の姓はここに始まります。
○ 藤原鎌足が死去し、次男の藤原不比等によって一度埋葬されますが、唐から帰国した長男の定慧和尚が、父の由縁深い多武峰に墓を移しました。678年に十三重塔を建立し、堂宇を建てて妙楽寺としました。これが談山神社の始まりとなります。
○ 妙楽寺は明治に入り神仏分離令で、談山神社となります。
○ 本尊の阿弥陀三尊像は、安倍文殊院に移されて、何故か釈迦三尊像として現在も祀られています。
○ 現存の十三重塔は、享禄5年 (1532)の再建で、木造十三重塔としては、世界唯一のものです。
境内の様子
☝️クリックすると拡大表示されます
談山神社の御朱印
(神仏霊場巡拝の道)
☝️クリックすると拡大表示されます
談山神社の拝観時間
受付時間:8:30~16:30(最終受付)
最終拝観:17時まで
談山神社の拝観料
大人・大学生 | 高校生 | 中学生 | 小学生 | |
---|---|---|---|---|
個人 | 600円 | 600円 | 600円 | 300円 |
談山神社への行き方(アクセス・地図)
電車
- JRまたは近鉄「桜井駅」からバス「談山神社」徒歩3分
自動車
- 南阪奈道路「葛城IC」から27分
- 京阪奈自動車道「樫原北IC」から30分
- 名阪自動車道「天理IC」から36分
- 名阪国道「針IC」から40分
談山神社の駐車場
談山神社の所在地・連絡先
所在地 | 〒633-0032 奈良県桜井市多武峰319 |
電話番号 | 0744-49-0001 |
コメント