岸和田七宮詣を行く!(令和3年)積川神社から久米田寺、土生神社でも・・(その2)
岸和田駅からバスに乗り積川神社に参拝しました。
積川神社でみかんを頂いて、心から嬉しく思いました。
参拝している時に貰うのは別格なのです。
慈悲というのを感じるのですね。
さて、次の土生神社を参拝したら「岸和田七宮詣」も満願です。
意気揚々とバスに乗りました。😃
〜 前回 〜
岸和田七宮詣とは
岸和田七宮詣は、大阪は岸和田市にある
岸城神社・岸和田天神宮・兵主神社・弥栄神社・夜疑神社・積川神社・土生神社
の7つの神社を参拝する巡礼です。
正月に専用の御朱印帳と絵馬を持って、岸和田市内にある7つの神社のいずれかで御朱印とスタンプを貰います。
久米田寺
バスに乗りながら、ふと思い浮かんだのです。
なんて浮かんだのかって?
このバスで久米田寺に行けるんじゃない!
久米田寺は岸和田だんじり祭の10月祭でだんじりが集合する寺です。
岸和田の山手にあり、JR久米田駅の近くにあります。
以前に参拝した事があるのですが、高野山のように雰囲気の良い寺なのです。
思いつきで来てしまいました💦
久米田寺です。
あの行基が創建した寺で、近くに行基が作った大きな久米田池があります。
和泉西国三十三所霊場を巡礼した時に参拝しました。
山門から真っ直ぐ正面に金堂があり、本尊の釈迦如来が祀られています。
中に入る事は出来ません。
蝋燭と線香を備えて手を合わせました。
とても落ち着きました。
本堂の右に弘法大師を祀った大師堂があります。
ここで御朱印を頂けます。
愛想の良い方で気持ち良く御朱印を頂けました。
少し奥に進むと観音堂があり、行基が彫ったとされる千手観世音菩薩が祀られています。
手を合わせて、観音さまと少しお話をしました。
観音さまと話をするとスッキリします。
金堂まで戻り、金堂の左手に見えるのが多宝塔です。
先ほど上げた金堂の写真にチラリと写っています。
立派な多宝塔なので、ぜひ近くで見て下さい。
多宝塔のそばまで来たのは理由があるのです。
質問です。
多宝塔の周りにある、これ。
さて、これは何でしょう?
もっと近くで見た方が良いですよね。
近くに寄りますよ〜。
「第二番 阿弥陀如来」
と書いています。
中には阿弥陀如来と弘法大師がいます。
もう聡明な皆さんは分かりましたよね!
そう・・・
これは、八十八ケ所めぐりで〜す😃
第二番と言うのは気になりますが、どこかに第一番があるのでしょう。
気にしないで、順番に回って行きましょうか。
行きますよ〜。
皆さん一緒に、手を合わせて
「南無大師遍照金剛」
途中で途切れるのですが、続きは大師堂のそばにあります。
ちゃんと第八十八番までありました〜
あれ・・・あれ・・・
第一番がない・・・
どうしよう・・・
仕方がありません。
困った時は人に聞くのが一番です。
恥ずかしいですが。
・・と言うわけで、大師堂で第一番の場所を聞いて来ました。
じゃ〜ん!
多宝塔の下、金堂の左隣でした。
「灯台下暗し」とは、この事です!
(自分で言っていて情けなくなりました😭)
兎に角、八十八ケ所は満願です。😅
これで全部まわれました。
とっても楽しめました😃
久米田寺は良かったです。😃
☝️クリックすると拡大表示されます
久米田寺の由緒
○ 久米田寺のある八木郷一帯はたびたび干ばつに苦しむ地域で、聖武天皇の命により行基が14年に及ぶ長い歳月を経て久米田池を完成させました。
○ 久米田寺は久米田池を維持管理をする為に創建されたと考えられています。
○ 毎年10月に行われる岸和田祭りでは、13の町のだんじりが集合します。
久米田寺の御朱印
久米田寺への行き方(アクセス・地図)
電車
- JR「久米田駅」から徒歩10分
自動車
- 阪神高速 「岸和田北IC」から15分
- 阪和自動車道「岸和田和泉IC」から10分
久米田寺の所在地・連絡先
所在地 | 〒596-0813 大阪府岸和田市池尻町934 |
電話番号 | 072-445-0392 |
久米田池
久米田寺の山門を出た目の前に、大きな池が広がっています。
久米田池です。
なんと大阪最大のため池です!
今日は、水を抜いて底まで見えている珍しい日です。
なかなかこんな姿を見ることはないでしょう。
遠い昔の奈良時代、この久米田周辺が水に乏しかった為に、聖武天皇が行基に命じて作ったため池です。725年から14年間に及ぶ大工事でした。
久米田池は農林水産省が選んだ「ため池百選」に選ばれています。
全体は、こんな感じです。
左上に久米田寺があるのが分かるでしょうか?
今、ここにいます。
周囲が2.6kmあり、遊歩道が整備されて歩く事が出来ます。
散歩される方やランニングされる方がいます。
僕のブログの読者なら、今から僕が何をやりたいのか、お分かりだと思います。
これをしたくて久米田寺まで来たようなものです。
つまり、今から久米田池の周りを歩こうと思うのです。😃
レッツゴー!
晴れ渡る空、綺麗に整備された遊歩道、左手には大きな久米田寺。
爽快です!
まるで遠足に来たような気分になって来ました。
この辺りはボードウォークと呼ばれる区間です。木の板で出来ていて、ポコポコと良い音を鳴ります。
スタートした久米田寺から続いている「歴史保全ゾーン」と呼ばれる区間です。
大きな丸太がありました。
胸くらいの高さに直径約50cmの丸太。
不思議な物体です。
多分こうするのだろうと思い、両手を挙げて丸太に背中を当ててもたれ掛かり、背中をそらせました。
背骨が伸びてとても気持ち良いです!
旅の疲れが取れたような気がします。
池の中を渡すように木で出来た橋がありました。
こう言うのって子供が喜びますよね。
僕も嬉しくて橋を歩きました。
頭の中が子供と変わらないかも知れません。。。
久米田寺の向かいぐらいまで歩いて来ました。
随分と歩きました。
この写真の左端に久米田寺があります。
先ほどあげた全体図の「桜堤眺望ゾーン」の八つ橋デッキです。
野鳥・水鳥を観察できるように作られました。
久米田池の南東あたりで、真っ直ぐに遊歩道が伸びています。
「夕焼け眺望ゾーン」と呼ばれ、夕暮れ時には左手に綺麗な夕焼けを見ながら歩く事が出来ます。
久米田池の東部までやって来ました。
池の中にまで張り出した展望デッキで、優雅な気分で久米田池を眺める事が出来ます。
夕暮れ時なら最高でしょうね。
随分と歩いて足が棒です・・・。
疲れが出て倒れそうです・・・。
少し、このデッキに座って休憩しました。😅
太陽も低くなって来ました。
時計を見ると、もう4時。
え〜4時・・・。
次に岸和田七宮詣の最後の土生神社に参拝するつもりなのに、ヤバいです😅
時間がありません。
急ぎます。😅
〜 続き 〜
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