車折神社(京都府京都市)の基本情報
車折神社の基本情報(御祭神、御利益、霊場、由緒、境内、御朱印、
平安末期、天皇に仕えた儒学者の清原頼業を祭る神社です。境内に芸能神社があり、芸能人の信仰も篤く、多くの玉垣が奉納されています。
車折神社の御祭神
- 清原頼業(寶壽院殿、車折明神)
天武天皇の皇子である舎人親王の子孫にあたり一族には清原元輔や清少納言らの名も見られます。平安時代後期の儒学者で、高倉天皇の侍読をつとめ、明経道の復興に力を入れました。 - 天宇受売命
天照大御神が天岩戸にお隠れになった時はだけながら舞を踊り、天照大御神を誘い出した女神。芸能の女神であり、日本最古の踊り子です。
車折神社の御利益
学業成就・試験合格・商売繁昌・会社隆昌・金運・財運向上・良縁成就・恋愛成就・芸能上達
車折神社の霊場
- 神仏霊場巡拝の道 第91番(京都第11番)
車折神社の由緒と見所
車折神社は、京都嵯峨にある儒学者の清原頼業を祀る神社。京福電鉄嵐山線の車折神社駅から直ぐにあります。この神社は芸能関係で有名で、芸能神社には2000枚を超える芸能人が奉納して玉垣があります。
芸能・芸術が好きな人には是非おすすめしたい神社です。
儒学者 清原頼業
清原頼業は天武天皇の皇子である舎人親王の子孫にあたり、一族には清原元輔や清少納言らの名も見られます。平安時代後期の儒学者で、高倉天皇の侍読をつとめ、明経道の復興に力を入れました。
1189年に亡くなり現在の社地に葬られ、、頼業の法名「宝寿院殿」に因み「宝寿院」という寺が営まれました。
頼業は生前、殊に桜を愛でられたのでその廟には多くの桜が植えられ、「桜の宮」と呼ばれていました 。
車折の由来
後嵯峨天皇が嵐山の大堰川に行く途中、この前で、突然、牛車の轅(馬車・牛車などの前方に長く突き出ている2本の棒)が折れたので、「車折大明神」の御神号を賜り、「正一位」を贈られました。
これ以来「車折神社」と称することになりました。
芸能神社
境内には、天宇受売命を祀る芸能神社があり、芸能上達の信仰があります。
芸能・芸術の分野で活動する人々より崇敬を受けて、芸能・芸術関係者が2000枚を超える玉垣を奉納しています。有名な芸能人の名前を見つける事が出来るでしょう。
天宇受売命
須佐之男命が粗暴な振る舞いをしたために、天照大御神が天岩戸にお隠れになった時、はだけながら舞を踊り、天照大御神を誘い出した女神です。
天宇受売命の踊りは、神前で舞を奉じる神楽の始まりとされています。
その後、天照大御神の命令で瓊瓊杵尊と共に葦原中国に降り、猿田彦神と出会い、道案内をさせました。のちに二人は結婚しました。
芸能の女神であり、日本最古の踊り子です。
境内の様子
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車折神社の御朱印
(順に、神仏霊場巡拝の道)
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車折神社の拝観時間
拝観時間:9:30~17:00
車折神社の拝観料
無料
車折神社への行き方(アクセス・地図)
電車
- 京福嵐山線「車折神社駅」から徒歩1分
- JR「嵯峨嵐山駅」から徒歩10分
- 阪急「嵐山駅」から徒歩22分
自動車
- 名神高速道路 「京都南IC」から25分
車折神社の駐車場
車折神社の所在地・連絡先
所在地 | 〒616-8343 京都府京都市右京区嵯峨朝日町23 |
電話番号 | 075‐861‐0039 |
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