平野神社(京都府京都市)の基本情報
平野神社の基本情報(御祭神、御利益、霊場、由緒、境内、御朱印、
平野神社の御祭神
- 今木皇大神
源気新生、活力生成の神
- 久度大神
竈の神、生活安泰の神
- 古開大神
邪気を振り開く平安の神
- 比売大神
生産力の神
平野神社の御利益
平野神社の霊場
- 神仏霊場巡拝の道 第94番(京都第14番)
平野神社の由緒と見所
平野神社は、衣笠山の東に広がる平野にある神社で、すぐ南東には北野天満宮、北の方角には金閣寺があります。
桜の名所として知られ、4月10日の桜花祭では、時代行列が氏子地域を巡幸します。
平野神社の創建
平城京の宮中に祀られていましたが、平安京遷都にともない、桓武天皇の命によって、現在の平野の地に遷座されました。
平安京遷都にまで遡る歴史ある神社です。
当時は、現在の京都御所とほぼ同じ大きさでした。
正一位 平野神社
平安時代に入ってから、神階は急激に上がり、864年には神様の位で最高位である正一位が与えられます。
朝廷も崇敬され、981年の円融天皇の行幸以来、たびたび行幸がありました。
平安時代中期には、伊勢神宮、賀茂神社(上賀茂神社、下鴨神社)、石清水八幡宮、松尾大社に次ぐ格式高い名社とされました。
八姓の氏神
平安時代末期に書かれた歴史物語『今鏡』に
平野は、あまたのいへのうぢ神にておはすなれど、御名もとりわきて、この神かきのさかえ給ふときなるべし
とあるように、臣籍降下(皇族が源氏、平氏などの姓を賜り臣下になること)した源氏・平氏をはじめ、高階・大江・中原・清原・秋篠・菅原の各氏の八姓の氏神とされました。
桜の名所 桜花祭
春には境内を埋め尽くすほどの桜が咲き乱れ、有数の桜の名所として知られます。早咲きから遅咲きまで、桜が約60種400本と多く、約1カ月半にわたって桜を楽しむことができます。
平野神社の桜といえば、「魁桜」で、平野神社発祥の早咲きの桜です。平野神社の魁桜が咲くと、京都の花見が始まると言われています。
江戸時代には桜の名所「平野の夜桜」として全国に知られていました。
桜花祭
4月10日の桜花祭では、花山天皇陵への参拝した後、露払の鬼、天平の織姫、流鏑馬列、御鳳輦、元禄の染織娘、王朝公家による東遊・曲水遊など、約200名による華やかな時代行列が氏子地域を巡幸します。
花山天皇が後胤繁栄を祈るため、平野神社へ行幸、臨時の勅祭を行われたことが起源とされ、1000年以上の歴史を持ちます。(花山天皇は西国三十三所を中興した天皇です。)
平野神社の神紋は桜です。
境内の様子
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平野神社の御朱印
(順に、神仏霊場巡拝の道)
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平野神社の拝観時間
拝観時間:6:00~17:00
桜のライトアップ期間は日没~21時ごろまで
平野神社の拝観料
無料
平野神社への行き方(アクセス・地図)
電車
- JR「京都駅」からバス30分「衣笠校前」徒歩3分
- 阪急「京都河原町駅」からバス35分「衣笠校前」徒歩3分
- 京阪「三条駅」からバス25分「衣笠校前」、徒歩3分
自動車
- 名神高速道路 「京都南IC」から25分
平野神社の駐車場
平野神社の所在地・連絡先
所在地 | 〒603-8322 京都府京都市北区平野宮本町1番地 |
電話番号 | 075-461-4450 |
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